2014年10月27日

家庭でもない、職場でもない、「第3の場 サードプレイス」については、

家庭でもない、職場でもない、「第3の場 サードプレイス」のデザイン

家庭でもない、職場でもない、「第3の場 サードプレイス」



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企業で働く大人たちは、

「働くことの意味」を自ら問い直すことや、いままでにない新しい価値を創り出すことが求められています。

家庭でもない、職場(企業・学校)でもない、「第3の場」

家庭や職場から離れ、多様な他者とゆるやかにつながり、対話・交流する中で、改めて自分の仕事の意味を問い直したり、新しいアイデアや気づきを得るための場。

それが、「学びのサードプレイス」です。


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家庭でもない、職場でもない、「第3の場 サードプレイス」とは、社会学者のオールデンバーグが取り上げたものですが、

職場から家庭に帰る前に、ちょっと居酒屋に立ち寄る、あるいは英会話スクール、スポーツジムに立ち寄る、

というのは、「第3の場 サードプレイス」ということを意識せずとも行われていることです。

もっとも、居酒屋、英会話スクール、スポーツジムに会社の人と行ってしまうのでは、会社の延長で、家庭でもない、職場でもない、「第3の場 サードプレイス」にはならないのですが。


さて、早稲田芸術文化週間で、上記のオルデンバーグの著書を解説したマイク・モラスキー先生から

「居酒屋で飲む酒はなぜ旨いのか?」

という講演がありました。

家庭でもない、職場でもない、「第3の場 サードプレイス」としての「居酒屋」としてお話を伺うこととします。

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・居酒屋は職場から自宅に帰る前に立ち寄る、どちらの役割からも解放される「第3の場」ふらっと立ち寄り、店主、女将さん、常連客との他愛ないやり取りが楽しい。

・居酒屋、雰囲気は店のスタッフと常連客が作り上げる。新入りは、店に慣れる、居心地がよくなる、までに時間がかかる。

・店内に「静かな活気」どんちゃん騒ぎではない。ほどよい盛り上がり。周囲に迷惑は掛からない。

・常連客にとって、自分の大切な居場所。雰囲気を守る者は許容するが、雰囲気を壊す者は排除する。

・酒、料理の品ぞろえは多くはない。値段は高くも安くもない。味わいは味覚だけには限らない。

・居心地がよいことがポイント。酒、料理だけでなく、その「場」が大切。

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・スタッフと常連客が暗黙のルールを形成し、その「場」を楽しんでいる。

・スターバックスでは、他の客とは「隔絶」しているのが原則。 

・「第3の場」職場でも、家庭でもない、居心地がよい、行きたい時にふらっと寄ればよい、知り合いがいて、事故が確認できる。行くことは強要されない。

・「第3の場」大都市に限定される。地域では、どこでも人々が知り合いで、「第3の場」が形成され得ない。

・「第3の場」は主催者が意図的に作ろうとしても却ってうまくいかない。参加者がその場の雰囲気を形成する。

・職場、家庭では、役割があり、その役割により、果たすべきことが限定されている。「第3の場」では、職場、家庭の役割から解放される。

・「第3の場」では、常連客には指定席があり、その指定席が他者に占拠されていると、居心地がよくない。

・「第3の場」では、常連客がスタッフの役割を果たすことがある。

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・インターネットの時代、自分だけが知っている情報は、ほとんどない。

・コの字型、L字型カウンターでは場は共有されるが、直線型カウンターでは場が共有できず、テーブルでは場が分断される

・チェーン店居酒屋には、ひとりでは行けない。

・自分に関心を持ってくれる人と、一緒に時間を過ごすことに意味がある。

・チェーン店の居酒屋に職場の人と飲みに行くのは、せっかくの「第3の場」の意味をなくし、職場の延長にしてしまう。 

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・居酒屋とは雰囲気、居心地、人との交流がポイント。酒、料理は媒介、脇役

・自分に合っている居酒屋を探して、試して、見つける

・チェーン店居酒屋では、自分たちのグループで固まって、他者との交流はない。

・規範化、マニュアル化されたチェーン店は「第3の場」にはなり得ない 

・電車、レジの列で、近くの人は他人、話はしない。だからこそ、知り合いがいる「第3の場」が大切。

・消費行為、消費に付随する行為がポイントではない。消費を媒介とした創造がポイント

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家庭でもない、職場でもない、「第3の場 サードプレイス」の場つくり、

場の主催者、常連客、場に立ち寄った人

などについて、このお話をもとに少し考えてみたいと思います。



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