2015年06月10日

慶應義塾大学 メディア・コミュニケーション研究所公開講座「『日曜討論』の舞台裏」〜日本政治の今を考える〜

という案内が来ました。

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『日曜討論』は、その時々に日本の政治が抱える課題を真正面から取り上げています。

各政党の代表者同士の討論、見解を異にする専門家同士の討論など、様々な枠組みによる言葉のラリーを通じて問題の本質を明らかにして行きます。


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日曜日の午前中に放送されるので、テニスができない、雨の日にしか見ませんが、今、政治の世界で議論されているホットな話題について、各政党の代表者同士の討論、見解を異にする専門家同士の討論など、が生放送で話し合うものです。

各政党の代表者、専門家は、視聴者にコンパクトにわかりやすく伝えるだけでなく、見解を異にする党、専門家に対して、しっかり自分たちの意見を述べることが求められます。

生放送ですから、問題があるシーンについて「カット」という訳にもいきません。

複数の人が話したいわけですから、順番、割振り、も大切です。

こういう場は放っておくと、通常うまくいきませんから、司会の腕の見せ所です。

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司会のNHK解説主幹の島田敏男氏によると、


メディア、わからないことをわかりやすく説明する使命、権力者の共犯者でもあり、監視者でもある

議論がすれ違うのではなく、深みをもって、交錯するように導く

顔なじみ、信頼関係のある人が何人かいないとペースを築けない

日頃からの関係が大切、これがないと踏み込んだ質問ができない

相手が今何を言いたくて、何を言いたくないか

相手を窮地に追い込むような質問はしない


ということです。

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安保法制、メディアの役割、など、興味深いお話がありましたが、ここでは置いておきます。

生放送という限られた時間で、今、政治の世界で議論されているホットな話題について、各政党の代表者同士、見解を異にする専門家同士の討論を、すれ違うのではなく、深みをもって、交錯させ、視聴者に価値を持つ情報を、コンパクトに伝えるには、みんなが初対面、では、うまくいかず、信頼関係のある人が何人かいることが前提、そうでないと、ペースがつかめず、踏み込んだ質問ができない、ということです。

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「ゆるやかなつながり」と「インタラクションが食い込むつながり」のバランス




「弱い絆」「ゆるやかなつながり」が提唱されていたのですが、最近、風向きが変わってきた気がします。

リアルな「場」に、表面上を「つるっと」流れるだけの関係ではなく、インタラクションがあり、お互いに「食い込む」、時には「ひりひり」するかもしれない、「つながり」を求めているのではないか、そんな気がします。


と書きました。

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また、人々の「居場所」について


「居場所」の価値を削ぐのはむしろ、「いろんなところに顔をだすアクティブな人」(ここでいう「外部の人間関係」)なような気もする。そして、まったく悪意がないことが多い。

「ひとのつながり」みたいなことを言う人の、多くが開放系(形じゃなく。)の2次元的つながりをイメージしているようなのだけど、そうじゃなくて、自分のなかに、開放系と閉鎖系の、大小の、複数の系(レイヤー)をもつこと(3次元)。

レイヤー間を行き来する人が多くなりすぎると、レイヤーは押しつぶされ、飲み込まれてしまう。


とも言われています。

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上にも書いたとおり、「弱い絆」「ゆるやかなつながり」が提唱されていたのですが、もちろん、それも大切なのですが、それだけでは、表面上を「つるっと」流れるだけになってしまいます。

自分のペースを守りつつ、深みをもって、交錯するには、信頼できる人が不可欠、自分のなかに、開放系と閉鎖系の、大小の、複数の系(レイヤー)をもつこと(3次元)

まだまだ、いろいろ考えることがありそうです。



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