2016年06月05日

東大駒場リサーチキャンパス公開2016

という案内が来ました。

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このキャンパス公開には最近毎年行っており、その様子は、

2013東大駒場リサーチキャンパス公開に行ってきました

身近なまちから創発する学問・社会リテラシー「ぼくらはまちの探検隊」

東大駒場リサーチキャンパス公開2015に行ってきました

に書いてあります。

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東大駒場リサーチキャンパスには、生産技術研究所と先端科学技術研究センターがあります

生産技術研究所は今は駒場にありますが、以前は六本木にありました。

現在の新国立美術館、政策大学院大学がある場所です。

「生産に関する技術的諸問題の科学的総合研究ならびに研究成果の実用化試験」を目的として設立され、学の自立を標榜し、産業界への迎合を潔しとしない古い時代の中、産業界への貢献、産学連携をうたっていました。

敷地は結構広かったのですが、建物の内部、特に地下は迷路のようでした。

施設は老朽化し、とても進んだ研究ができる環境とは考えられませんでした。

そこで、10年前に駒場に移転し、設備も一新しました。

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一方、先端科学技術研究センターは前身が航空宇宙研究所でした。

東大の中心である本郷キャンパスから、離れた場所で、自由な雰囲気で研究するのが特徴でした。

文系分野まで広く含んだ研究テーマで、それぞれの研究者が少し「尖った」研究をしていました。

このふたつの組織が同じ敷地内にあり、同日にイベントを行うことで、いい意味でも悪い意味でも、お互いが影響しあうようになっているのでしょう。

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さて、このリサーチキャンパスですが、上記の2つの研究室、研究プロジェクトが日ごろの研究内容を紹介し、さらには、旬なテーマの講演会も開催され、盛り沢山な訳ですが、逆にいうと、短時間では見切れません。

テーマを選んでしまうと、それ以外については、スキップすることになってしまいます。最先端の技術、研究が網羅的に紹介されているのに、それではもったいないです。

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今年は

プロトタイピングが開く未来 〜先端研究の場でデザインが果たす新しい役割

IoT・ウェアラブル向けの無給電動作する柔らかい電子機器

のような興味深い講演があるので、これらの講演を聞くこととし、それまでに、

テーマを特に選ぶことなく、会場全体をざっと回ることにします。ざっと見ながら、興味があるものについて、質問することにします。それでも、最新の研究動向、テーマは十分に把握できます。

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ポスターよりもデモ展示に人が集まります。また実際におもしろかったりします。

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数年前から、かき氷のサービスがあります。今日はちょっと涼しいのですが、それでもかなり出ています。

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屋台の車もあったりします。イベントを盛り上げるには、こういったものも欠かせません。

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ざっと、いろいろな研究プロジェクトを見学しながら、気づいたことがあります。

最も強く感じたのは、研究者のプレゼン力の圧倒的な差、でしょうか。

若い大学院生なのに、中高生、その保護者からプロの研究者まで、相手に応じて、的確な説明をする研究者がいる一方、既に中堅レベルなのに、聞かれた質問に答えず、パネルの記載事項を、要領を得ずに繰り返しすだけの研究者がいました。

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「TAK」さんの推測ですが、

東大五月祭は近未来のデモンストレーション?

に書いたように、研究室自主イベント、五月祭など、いろいろな機会を作り、プレゼンし、参加者からフィードバックをもらう研究者が増えてきました。

一方で、研究室に閉じこもり、年に1回のリサーチキャンパスだけプレゼンする研究者も数多くいます。

両者の間で、圧倒的なプレゼン力の差がついているのは当然の帰結でしょう。

論文を書くだけでなく、研究成果を機会を作って、発表し、フィードバックをもらうこと、そういった機会を有効に活用することの大切さを感じます。

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もう一つは留学生、海外からの研究者が急激に増えたでしょうか。

もちろん、日本語でも説明してくれるのですが、細かいところまで、詳しく聞くには英語の方が効率的です。

日本でも、研究、ビジネスの話題は英語で、という時代がもうそこまで来ている感じがしました。






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