2016年07月12日

参議院選挙結果

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与党大勝、改選過半数…改憲派3分の2超す

ということですが、今回の選挙結果を考えてみます。


2012年に、

衆議院選挙、平成の選挙史を振り返ると面白い




今回の衆議院選挙については、

「大胆な金融緩和でデフレ・円高から脱却」とは?

に書いた通り、民主党から自民党への政権交代となりました。

民意の風が吹いたとされるのが、2005年の第44回小泉郵政選挙(自民大勝)、2009年の第45回政権交代選挙(民主大勝)と2012年の第46回選挙(自民大勝)の最近3回でしょうか

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衆議院は4年の任期中でも解散がありますが、民意の風が吹くようになってから、与党が大量得票するため、任期中の解散よりも任期を全うするようになりました。

すると、次の衆議院選挙は2016年、さらにその前でも、来年の夏には参議院選挙があります

選挙のたびに自民から民主、民主から自民、という風が吹くのか、それとも、1955年体制のように、多少の風は吹いても、自民党政権が続くのか?今後の自民党の政治運営が楽しみです


2013年に

宿輪ゼミ「国際経済金融、楽しく通貨を学ぶ」



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7月下旬に参議院選挙が行われ、自民党が大勝、というよりも、民主党、維新の会、みんなの党、など、野党の足並みが乱れ、自民批判票が仕方なく、共産党に集まり、民主党大物議員も落選、で衆参の「ねじれ状態」がなくなりました。


と書きました。

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その後、衆議院選挙における「政権交代」も、参議院選挙における「衆参のねじれ状態」もなくなり、自公政権が過半数どころか、2/3を超える勢いで安定しています。

2009年に自民から民主へ政権交代した時に、

スモールビジネスの社長の条件は?


政権交代が現実のものとなりました

ただ、世論は諸手を挙げて、「民主党万歳!」ではないようです

「他に選択肢がないから民主党に投票したのであって、積極的に民主党を支持した訳ではない」

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「民主党と自民党の議席は3倍だけれども、総得票の差はわずか10%」

「高速道路無料、子供手当て、など掲げているけれど、財源は確保できるのか?」

「小沢代表代行の政治資金の問題は?」

民主党がどうやって、国民の、本当の支持を取り付けていくのか?これから手腕が問われます


と書きましたが、「民主党」を「自民党」に入れ替えると、あてはまりそうです。

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科学技術外交シンポジウム(科学技術を通じた日本外交の新たな方向)に行ってきました




「1番でなきゃ、いけないんですか?」

は民主党が政権担当能力に欠けることを象徴する言葉で、強く国民の印象に突き刺さりました。

それが、現自民党安倍政権が安保法制などで、強気に出られる原因かとも感じます。


と書いたように、民主党は政権担当時に政権担当能力がないことを露呈しました。

この蓮舫行政刷新担当大臣の言葉以外にも、

厚生労働大臣なのに、年金の名寄せ問題を指摘しただけで、十分な改善もできず、医療行政は全くわからない長妻大臣

国際舞台で各国首脳が歓談する中、全く浮いている、野田総理大臣

震災による原発事故で、必死に対応している現場をわざわざ乱しにいく菅総理大臣

などなど

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「自民党の横暴はストップさせたい」「さりとて、民主党は政権担当能力がない」


こういった状況では、とりあえず「共産党」という選択肢もありましたが、

「防衛予算は、人を殺す予算」

とか、小池晃事務局長のけんか腰の発言

が嫌われ、その選択肢も選ばれないようになりました。


今回の参議院選挙では、国民の苦渋の選択を映し出す結果となりました。

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イギリス国民投票、EU離脱と60年日米安保




安倍首相の言動をみると、後世から振り返れば、いいことをしたのに、当時の国民には受け入れられず、退陣を余儀なくされた、祖父の岸信介首相の無念を晴らそうとしている感もあります。


勢い余って、EU離脱という結果になってしまったイギリスと異なり、日本国民の選択は、まずまず妥当な結果だった、と考えます。

今後の政治運営が楽しみです。






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