2016年08月31日

「意地と面子」によるリスクの回避の大切さ




電車の中、駅など、人が集まり、混雑するところでは、言い争い、小競り合いを見かけます。

稀にですが、傷害、殺人事件にまで発展することもあります。

少し引いて、冷静な立場から考えれば、ほんのつまらないことで争うのは、ばかばかしいことですが、

瞬間的な怒り、争いが「意地と面子」の問題になり、抜き差しならない事態に発展、とは、よくあることです。

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「君子、危うきに近寄らず」

と言います。

「意地と面子」がちょっと傷つけられたからといって、いちいち、つまらないことに関わっていては、身が持ちません。

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西行法師の

「少しばかりの怒りに自分を忘れてしまい、もしあの時あの相手を殺してしまったらどういうことになっただろう。」

「そういう心根がかわいそうなことだと充分心得ている。」

をしっかり自分に言い聞かせたい、と思います。


と書きました。

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皆さんのFacebook、Twitterなどの書き込みを見ていると、こういった事態は改善するどころか、悪化の一途をたどっています。

駅、電車は、いろいろな人が乗っているので危険から完全には回避できないこともあります。

「TAK」さん自身、電車に油、泥にまみれた作業着、作業袋で乗り込んできた人が、触れそうになったので、手でよけたところ、

「何か文句あるのか」と言いがかりをつけられ、殴りかかってこられて、警察を呼んだことが2度ほどあります。

こういった人たちは、意地とプライドはやたら強く、妥協ということができない人がいます。

時間、手間、労力の無駄なので、被害届も告訴もしませんでしたが。

それ以来、君子危うきに近寄らず、に加えて、危うきが近寄ってきたら、遠ざかる。

「意地と面子」は、ひとまず置いて、危難から逃れ、巻き込まれないこが第一です。

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「ゆるやかな加入・離脱が可能なオープンコミュニティー」から「顔が見えるコミュニティー」へ




「感情が劣化した人」とは、基本的に関わらないことです。一緒になってしまったら、離れることです。

「感情が劣化した人」と関わることが業務であるならばともかく、そうでないならば、基本的に関わらないことを勧めています。

私たちは有限の可処分時間、労力を、いろいろな活動に分配します。「感情が劣化した人」との対応に、貴重な時間、労力を費やすだけでなく、極めて不快な気分になります。


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宮台真司氏講演「循環する時間と成長する時間」に参加しました




「感情が劣化した人」下手に関わると、付きまとわれ、刃傷沙汰になってしまうおそれも。


とにかく「感情が劣化した人」は徹底的に避けることです。

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君子は危うきに近寄らないだけでなく、危うきが近寄ってきたら立ち去る、とは、矛盾するようですが、

ムカつくことがあったら、態度なり言葉なり、その場で表明する。後追い怒りは損しかない

という見解もあります。

「言われっぱなし」「やられっぱなし」ではなく、態度なり言葉なり、その場で表明する、というものです。

そうでないと、後から、「あの時、こうすればよかった」と後悔することになります。

スタバ二子玉川店福袋買占め事件への対応を行動科学から考える

キャリア・デザイン、出口戦略と実績記録、フィードバック、その場の対応の大切さ



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その場での、とっさの、臨機応変の対応

状況は変化、推移していきますので、予め決めた方法に固執するよりも、臨機応変の対応が望まれます

未知のことを行うのですから、とにかく臨機応変の対応になります

臨機応変の対応で大切なのが、「その場」で対応することです。

「次回から」「こういうことが、またあったら」ではダメです。

「その場」で対応しなければ、「後の祭り」で後悔することになります。


と書いたとおり、とっさの、臨機応変の「その場」での対応がポイントになります。

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ところで、上記に警察を呼んだことがあります、と書きましたが、そういった際には、刑事訴訟法、警察官職務執行法などの刑事法の基本を知っていることが大切です。

出動した警察官が刑事法をよく知らなかったり、被害届、告訴を受け付けて、仕事を増やしたくない、逆に、ポイントを稼ぐために、故意に「事件」としてしまう、こともないとは言えません。

刑事訴訟法


第二百十二条  現に罪を行い、又は現に罪を行い終つた者を現行犯人とする。

○2  左の各号の一にあたる者が、罪を行い終つてから間がないと明らかに認められるときは、これを現行犯人とみなす。

一  犯人として追呼されているとき。

二  贓物又は明らかに犯罪の用に供したと思われる兇器その他の物を所持しているとき。

三  身体又は被服に犯罪の顕著な証跡があるとき。

四  誰何されて逃走しようとするとき。

第二百十三条  現行犯人は、何人でも、逮捕状なくしてこれを逮捕することができる。

第二百十四条  検察官、検察事務官及び司法警察職員以外の者は、現行犯人を逮捕したときは、直ちにこれを地方検察庁若しくは区検察庁の検察官又は司法警察職員に引き渡さなければならない。


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現行犯であれば、刑事訴訟法第二百十三条により、何人でも逮捕でき、司法警察職員(巡査部長以上の警察官)に直ちに引き渡す、ことになります。

なお、通報者、被害者が「犯人」にされてしまう、こともあります。

刑事訴訟法



第二百十七条  三十万円(刑法 、暴力行為等処罰に関する法律及び経済関係罰則の整備に関する法律の罪以外の罪については、当分の間、二万円)以下の罰金、拘留又は科料に当たる罪の現行犯については、犯人の住居若しくは氏名が明らかでない場合又は犯人が逃亡するおそれがある場合に限り、第二百十三条から前条までの規定を適用する。


警察官職務執行法


第二条  警察官は、異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者又は既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知つていると認められる者を停止させて質問することができる。

2  その場で前項の質問をすることが本人に対して不利であり、又は交通の妨害になると認められる場合においては、質問するため、その者に附近の警察署、派出所又は駐在所に同行することを求めることができる。

3  前二項に規定する者は、刑事訴訟に関する法律の規定によらない限り、身柄を拘束され、又はその意に反して警察署、派出所若しくは駐在所に連行され、若しくは答弁を強要されることはない。


警察署、派出所若しくは駐在所に連行されそうになった場合は、警察官職務執行法第二条第3項により、「刑事訴訟に関する法律の規定によらない限り、身柄を拘束され、又はその意に反して警察署、派出所若しくは駐在所に連行され、若しくは答弁を強要されることはない。 」こと

刑事訴訟法第二百十七条、「住居若しくは氏名が明らかでない場合」に該当しないよう、免許証などを提示するとよいでしょう。

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なお、当該警察官には、

警察手帳規則


第五条  職務の執行に当たり、警察官、皇宮護衛官又は交通巡視員であることを示す必要があるときは、証票及び記章を呈示しなければならない。


により、身分証の提示を求めることができます。

「警察署長宛に本件について、被害届、告訴をしない旨、書いた上、署名お願いします」のように求められましたが、応じる必要はありません。

「弁護士と相談して対応を決めます」と対応します。

これらは、万が一、こういう事態に陥った場合の対応であり、こういう事態を、そもそも防ぐことが大切なのは言うまでもありません。




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