2016年09月26日

X S C H O O L 開校トークセッション@東京:次代をつくるクリエイティブの力×地域産業

という案内が来ました。

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広義のデザインの力を生かした新たなもの・こと・仕事を共創する、小さな小さな学校 XSCHOOLが生まれます。

舞台は、“革新を続ける伝統のものづくり”が根づく福井。

XSCHOOLは地域の産業と連携し、既存のデザイン・クリエイションの概念にとらわれない事業で次代を切り拓く、新しいデザイナー/事業家を支援します。

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日本の各所で、デザイナー、クリエーターが参加して、「地域おこし」が行われています。

成功事例もある一方で、一過性のブームに終わってしまったり、かえって地域がガタガタになってしまった事例も少なくありません。

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コミュニティーづくりについては、これまでも

つながれば、できることが、いろいろある、この指止まれの、コミュニティーづくり


・場所づくり、よりも仲間づくり。仕組みだけでなく、関係性をつくる

・楽しいから続く

・プロジェクトはやりながら、変わっていく


コミュニティーや地域資源を活用し、新しい価値を創造


・「関係の質」の変化が、「思考の質」「行動の質」やがては「結果の質」の変化をもたらす

・住民と行政ではなく、「人」としてつながる、関係性の構築、「やらされている」ではなく「自ら動いている」継続のための仕組みづくり

・対話の場から、関係性が変わる。話し合って終わり、ではなく、何かを始める。

・閉鎖的なコミュニティーでも、関係性が構築された「外の人」ならば、受け入れられる

・「話」を聞くのは、情報の入手だけでなく、関係性構築のため。相手のもとに出向くと、話のネタに事欠かない。会議室ではすぐ、ネタが尽きる


のように考えてきました。

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また、伝統産業については、

引き継がれてきたからこそ伝統、文化の蓄積を成長に活用する


つむがれてきたからこそ、伝統

「こだわりを持ち、変わらないもの」と「時代と共に変わっていくこと」「新しいものを取り入れていくこと」のバランス

今までの蓄積を踏まえてこそ伝統、それがないと薄っぺら


開成学園の運動会に行ってきました


時代と共に、変わっていくのは当然です。

「変わっていく」ことに対して、一抹の寂しさを感じるかもしれません。

ただ、時代と共に、変わりつつも、引き継がれていく、これを伝統と呼ぶのかもしれません。


のように考えてきました。

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多くの地域に、かつて「全盛時」がありました。

その「全盛時」を思い起こし、夢をもう一度、と躍起になって、もがいてみても、時代も社会も変わっていき、じり貧だったりします。

地域の「全盛時」を知っている「中」の人たちには、「こだわり」があります。

地域が「全盛時」を迎えることができたのは、「強み」があったからなのですが、時代、社会が変わると、その「強み」が、かえって「弱み」になってしまうことも少なくありません。

時代、社会が変わった時、かつての「強み」をそのまま使おうとするのではなく、少し「ずらして」使うと、活きてきます。

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かつての「強み」を「ずらして」使うのは、「中」の人たちよりも、「外」から来た「よそ者」の方が適しています。

「外」から来た「よそ者」は立ち位置が難しかったりします。

「よそ者」のままでは、地域は変わりません。

関係性を構築するためには、「中」に入れてもらえることが大切です。

ただし、「中」に、どっぷり入り込んでしまうと、変える力をなくしてしまいます。

「中」と「外」の周辺、境界を行ったり来たり、両方の視点を持ちつつ、「中から外」の視線で、経営を行うことになります。

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このプロジェクトが興味深いところは、単なる「地域おこし」の事業募集ではなく、「デザインの力を生かした新たなもの・こと・仕事を共創する、小さな小さな学校 XSCHOOL」をつくるところでしょうか。

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「社会に役に立つことを研究する・学ぶ」と「研究成果を社会に活かす」の違い




「社会実装のシステム思考を科学」して、アイデアを生み出すだけでなく、実際に各地域で適用し、関係者を巻き込みつつ、さらにその地域だけでなく、他地域への適用を水平思考する

「学んだことは大変有意義だったけれど、それを活用できているか?」と悩んでいるのではなく、

とにかく、何らかのプロジェクトが進行中、もちろん、うまくいかないこともあるけれど、フィードバックして、修正しながら進行中

ということで、社会への波及も含めたプログラムになっている、ということでしょうか?

大学はアイデアを生み出すだけでなく、社会への適用も同時並行的に行う場になりつつあります。

と、研究、学びを大学の中で完結させることなく、その成果を社会に適用し、実装し、さらには他へも水平展開を図る、ことについて書きました。

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この際に有効なのが、デザイン思考で、

デザイン思考、シリコンバレーIDEOの事例より




問題解決のためのデザイン思考における5 つのプロセス」が重要だということ。

empathy:課題の対象に感情移入する

define:問題を定義する

ideate:アイデアをたくさん出す

prototype:プロトタイプを作る

test:試験し、フィードバックを得る

このプロセスは、モノづくりだけでなくあらゆる問題解決の過程で応用できます。


・早い段階で、コストをかけずに、プロトタイプを創り、市場に出して、フィードバックを得る。アイデアでは見えなかったことが、プロトタイプにすると見えてくる。 


と書いたとおりです。

今後の展開が楽しみなプロジェクトです。




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