2016年10月13日

日本女子大学を本気で変えようとした話

に、休学を申請しようとしたところ、約66万円の休学費の納付を求められたことが話題になり、

コメント

の中に、

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「休学を考えて父に話したら「勉強するために大学に入っているのに、勉強を休むなんて論外だ。」と怒られた。

そもそも大学という場に対する考え方が、違うんだと思う。学問のための4年間なのか、学問に限らず様々な挑戦から学ぶための4年間なのか。

この年齢の大切な4年間を学問だけに捧げるのはあまりにもったいないと思う。ただ学問だけをするだけなら、何歳になったってできるんじゃないだろうか。」

というものがありました。

このコメントがさらなる話題を巻き起こしています。

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「TAK」さんも「休学」について、相談されることがあるので、少し整理してみます。

まず、上記コメントに「大切な4年間を学問だけに捧げる」とありますが、多くの大学生が授業、ゼミ等の他に、サークル、アルバイトなどの課外活動をしていて、「学問だけに捧げる」大学生はあまりいないのでは、と考えます。

東大キックオフ会議、東大駒場の生活をよりよいものに




教養学部での2年間は、これをどう過ごすかによってその後の長い人生が変わると言ってもよいほど、大切な期間です。

まず、自分の世界を拡げる努力をしてください。それは、できるだけ広い学問分野に触れ、その中に入り込み、迷いを重ねることです。

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駒場の人文・社会科学の幅広い、豊富な人材、講義が非常に素晴らしいのですが、駒場の時はその良さをわからずに講義をさぼってしまい、大学院、あるいは社会に出てから、必要性、重要性に気づいて、聴講に来ることがよくあります。

教養課程で勉学をさぼってしまい、専門課程で思い直してしっかり勉強したとしても、教養科目の欠如は補うことができません。

タイミングを逃してしまうと、取り戻すのが難しいことがたくさんあります


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大学で何を学ぶのか?




「TAK」さんの価値観では、大学生活で大切なことは、「勉学・研究」「友達作り」「恋愛」でしょうか?

このうち、先生が教えてくれるのは、「勉学・研究」だけ。

他の大切な、「友達作り」「恋愛」は、自分で方法を探さなければなりません。

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大学では勉学が第一ですが、振り返ってみると、勉学よりもサークル活動などの課外活動、友達、恋愛などが記憶に残っています。

「TAK」さんも含めて、多くの社会人が、勉学については、社会に出てから、ニーズを明確にしたうえで、大学院に再入学して、勉強し直す人が増えています。

もちろん、「友達作り」「恋愛」だって、社会人になってからもしますが、大学時代のサークル活動などの課外活動、「友達作り」「恋愛」は、この時期にしかできない、貴重なものです。


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基盤キャリアの形成は35歳まで、「最初にどこで働き始めるか」が重要




いくつになっても、その気になれば取り戻せるんじゃない、という声もありそうです。

「人生、いくつになっても遅すぎることはない」には、いくつかの意味があります。

諦めてしまうくらいならば、チャレンジした方がずっといい。

ただし、タイミングを逃してしまうと、取り戻すのが難しいことがたくさんあるのも事実です


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専門を深化する工学と俯瞰し、つなげる人文・社会科学




リベラルアーツ、教養って、若い、学んでいる時は「役に立たない」と思われることが多いが、ある時を過ぎてから、アイデアの基盤となり、視野を広げ、俯瞰的な思考のベースとなる、大切なものであることに、振り返って気づくものかもしれない。

というものです。

大切さを経験した人は、まだ経験していない人に対して、何とか伝えようとするのですが、残念ながら、うまく伝わらない。

そして、経験していない人が、ある時に「こういうことだったのか」と悔やむことになる。

社会人になってからも勉強するのですが、タイミングを逃してしまうと、もったいない、リカバリーが難しい、ものも少なくありません。


多くの人が社会人になってから気づくのですが、大学ほど、知的環境に優れた場所はありません。多くの先生がいて、いろいろな講義が行われています。

自分の学部、学科のカリキュラム以外にも、他学部、他大学で興味深い、講義、ゼミが行われています。

この権利を放棄してしまうのは、もったいないことです。

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大学生は課外活動で何を学ぶのか?




高校まではクラスメート、部活、塾というコミュニティー、

社会人になると会社というコミュニティーが中心で、比較的構造が単純です。

実は大学時代が、クラス、サークル、アルバイト、研究室、ボランティア、インターンなど、活動、コミュニティーが、最も輻輳化、複層化している時期かもしれません。


と書きました。

大学時代は、このクラス、サークル、アルバイト、研究室、ボランティア、インターンなど、活動、コミュニティーが、最も輻輳化、複層化している時期なのですが、休学、留年すると、大きくバランスを崩すことになります。

同学年の友達と活動、イベントがずれたり、就活、卒論など、悩み、考えるテーマもずれてきます。その結果、一緒に遊ぶ、活動をする、飲みに行く、友達をなくしてしまうことにもなります。

卒業式に参加しない学生の最大の理由が、「休学、留年したために、友達がいない」ことだったりします。

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さらに、最初のコメントを読むと、「受験勉強の結果、一流大学に入学した自分は、これから何をしようが、とにかく、一流大学という立場は確保した。」

というニュアンスが受け取れます。

女性博士人材の社会起業を考えるフォーラム@お茶の水女子大学、に行ってきました




女性に限らず、男性でも、高学歴で、例えば東大の博士だとしても、新卒採用の、正規トラックから外れてしまうと、

そのルートに戻ることは大変難しくなります。


と書いたように、安易に正規トラックから外れてしまうと、一流大学卒でも、リカバーは大変難しくなります。

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ということで、「TAK」さんは、休学、留年は基本的に勧めません。ただし、留学の場合だけは、話は別です。

なぜかって、長くなりますので、また場をあらためて。









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