2016年10月24日

「一橋大学における高度経営人材の育成―― 一橋ビジネススクールの発足に向けて」

という案内が来ました。

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一橋大学には既に、

国際企業戦略研究科(実務経験3年以上の者を対象に国際的なビジネスのプロフェッショナルを養成するプログラム)

商学研究科経営学修士(HMBA)コース

など、MBAコースが既にあるのですが、これらを統合してビジネススクールとする予定とのことです。

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ある程度の実務経験を積んだ社会人を対象にMBAコースを提供する取り組みは、一橋大学だけでなく、東大、慶応、早稲田などでもかなり前から取り組んでいます。

今回のプログラムを見ると、平日夜間、土曜日に開催、と社会人に働きながら来てもらう、ことを想定していて、かなり社会人を意識したビジネススクール、とお見受けします。

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「TAK」さんはMOT(技術経営)は修了しましたが、MBAについては単位交換制度を活用しての履修ということで、詳しい事情は分かりませんが、

マーケティング、ファイナンスをベースに、実務をこなすだけでなく、その背景にある理論にも着目し、それを的確に理解することにより、実務の遂行を、俯瞰することにより、レベルアップを図る、と考えます。


MOT(技術経営)では、社会人の実務経験と学生の新鮮な発想の融合が好まれ、25%程度は社会人がいてほしくて、ただ、それ以上の社会人比率になると、グループワークなどでのアイデアが、おとなしい、陳腐なものになってしまったりします。

一方、MBAでは、上記のように3年程度の実務経験がないと、事例の検討が難しいようです。

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社会の変化に対応した技術経営(MOT)の進化

に、


「MBA、MOTは、今ではビジネスには使えない。」のような言葉をよく聞きます。

これは正確ではありません。

社会、時代、技術が急激に変化しています。

それなのに、以前のMBA、MOTのテキスト、カリキュラムを持ってきて、適用しようとしても、ムリがあるのは当然です。

それゆえ、各大学等教育機関のMBA、MOTのカリキュラムも大きく変化したり、あるいは新たなプログラムが加わっています。


と書きましたが、技術経営(MOT)だけでなく、MBAでもICT、IoT、人工知能などの科目が不可欠になります。

一橋大学の先生方は、これらの活用事例については、優れた知見をお持ちだと思いますが、やはり工学系の先生の参加が、この分野では望まれます。

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東大でも一時、社会人を対象としたビジネススクールの設置を検討したことがありましたが、

ビジネススクールよりも、東大が持つ、幅広い分野の専門家によるリベラルアーツを中心とした

東大EMP(エグゼクティブ・マネジメント・プログラム)

を進めることになっています。

修了後も修了生が参加できるプログラムが豊富にあり、人的ネットワークも、修了生が他分野のため、相当広がっているようです。

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ビジネススクール、どんなクラスメートと一緒に学ぶのか?が大切




ビジネススクール修了生の方からお話を伺うと、

「MBAコースではマーケティング、ファイナンスなど、ビジネス、経営の基本をコンパクトに学ぶことができます。

学んだことに加えて、大切なのが、グループワークなどを通じて、

自分以外の他の人々の考え方を知ることができます。

この多様な人々との学ぶプロセスが大切です。

ただ、最も役に立っているのは、一緒に学んだ人々との人的ネットワークです。

これは何物にも代えがたいものです。」

というお話が返ってきます。

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行こうとしているビジネススクールに、どんな専門の先生がいて、どういった研究をしているか、

については十分に調べると思います。

これにより、集まるクラスメートも、ある程度決まっています。

ただ、どんな分野のクラスメートが集まるのか、修了後、修了生はどういう道に進んでいるのか?

同窓会的な組織はあるのか?

実は、このような一見すると「周辺情報」と思われる事項が、案外重要だったりします。


と書きました。

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プログラムの内容を見ると、財務、会計、マーケティングなどを主体とした参加者が集まりそうですが、今後どう展開していくのか、楽しみです。







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