2016年11月08日

明治神宮外苑の東京デザインウィーク会場で火事 展示品が燃え5歳男児死亡 11/6 

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アートとエンジニアリングの創発、融合、調和を目指す「TAK」さんにとって、大変残念な事件です。

建築について、

建築デザインという学問

建築的思考を演劇、アート、ファッションに展開する

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建築は、人が居住する建物、場、の設計、製作であり、工学的な構造計算、人の居住に適した冷暖房、照明、給湯などの設備設計、意匠など、デザインを総合的に行うものです。

理論、原理に従い、精密な計算を行いつつ、それを、人の居住という視点から、設計、建設していきます。

まさに、人間とエンジニアリングが出会う場所です。


と書いたばかりだったのに、本当に残念な事件です。

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直接の事故の原因は、本来は外に置くことになっている、照明用の白熱球を作品の中に置き、その熱が、おがくずに着火したため、と考えられています。

ただ、この作品は木のジャングルジムに、おがくずを敷き詰め、中からLED電球で照らす仕組みになっています。

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LED電球は消費電力は低いですが、ゼロではありません。発熱します。

『LED電球でも発火に至る可能性が有る』という事を証明する為の実験【本当に発火した】

白熱球にせよ、LED電球にせよ、発熱する物体、あるいは、電線のコンセントなど、接続部付近に、可燃性物質である、おが屑を大量に設置するなど論外のことです。

不燃性、難燃性素材を使うのが基本です。

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あるいは、おがくずを使うのであれば、中に発熱する電球、ショートするおそれがある電線を配置する直接照明ではなく、外から照らす間接照明にしなければなりません。

学生作品と言っても、担当教員、イベントの審査員も複数いたのに、誰も、こんな基本的なことに気づかなかったのでしょうか?

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神宮外苑イベント火災

学校作品展の実行委員長を務め多摩美術大教授は「消防法などに照らして問題のないよう、あらゆる手立てで準備していた」と、入念に安全対策を取っていたことを強調した。

法に照らして問題がないように、とは、最低限に必要な対応です。

安全性に問題がないデザインか?万が一、トラブルが起きた場合、迅速な対応が可能か?確認する必要があります。

一時期、想定外という言葉がはやりましたが、上記URLなどネット上での投稿を見る限り、事故の前から多くの見学者が、火災になる危険を感じていたようです。

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アートにメディア、ICTなどのテクノロジーが適用されるようになって久しいのですが、どんなに高性能、高機能でも安全性に問題があれば不可、という工学の基本を忘れないでほしいものです。





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