2017年04月27日

「砂漠の探究者」から都市、境界を考える

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に、世界4大文明のひとつの発祥地である、チグリス川、ユーフラテス川流域のメソポタミア地方で生まれた文明について紹介しました。

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そのひとつが、世界最古の法典と言われる

ハンムラビ法典(紀元前1792〜1750年頃)

でしょうか。

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バビロン第1王朝のハンムラビ王は王国内の諸民族を統一的に支配するために、法典の整備に務め、全282条からなるハンムラビ法典を制定しましたた。

「目には目を、歯には歯を」という復讐法の原理が有名です。

かつては世界最古の法典とされていましたが、現在はハンムラビ法典は先行したシュメール法典を集大成したものとされており、「世界最古の法典はシュメール法典」と訂正されているそうです。

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さて、上記のように、法典は王国内の諸民族を統一的に支配するために制定されたものですが、弱者保護の効果もありました。

法典がない時に、強者と弱者が紛争になった時は、弱者は泣き寝入りするしかありませんでした。

ところが、法典が制定されてからは、弱者は法典を根拠に強者に主張できるようになりました。

王権の責務の一つが社会正義の確立と維持であり、その実現のために裁判を行い、法を定めるという思想が確立します。

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ただ、王権の責務の一つが社会正義の確立と言っても、暴君ではそれも難しいものになります。

国家は物語に駆動され、物語を取り入れ、自らを更新していく。黒歴史にこそ本質が宿っている。




もともとイギリスは単一国家ではなく、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドからなる

太古の昔より、支配者が人民を支配するための手段としての法はあったが、1215年にマグナ・カルタ(大憲章)を制定し、

国王といえども完全に自由ではなく、憲法の制約を受ける、立憲君主制を始めることとなった。

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1215年マグナ・カルタ(大憲章)制定により、国王といえども完全に自由ではなく、憲法の制約を受けることになり、法律による弱者保護、社会正義の確立がより強固なものになります。

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国家は物語に駆動され、物語を取り入れ、自らを更新していく。黒歴史にこそ本質が宿っている。


トランプ大統領の大統領令と、司法省、最高裁が対立するのは、立憲主義の原点の構図


法律は、どのような背景から、どのような意義を持ち、制定され、歩んでいったのか、振り返ると見えてくるものがありそうです。




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