2017年11月03日

リーディングスキルフォーラム〜AI時代に求められる教育とは〜

という案内が来ました。

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あなたは、教科書や新聞が読めているでしょうか。

教科書を読むことができなければ、予習復習はできず、入試問題を読むこともできません。

辞書やウィキペディアを活用することもできず、将来、契約書やマニュアルを読むことにもハードルを感じることでしょう。

読解力は人生の次のステージに進むすべての場面で必要となる汎用的なスキルです。

読解力は、入学しうる高校の偏差値や、有名国立大学への入学可能性と極めて高い相関があることが確認されました。

一方で、中学生の読解力の分散が極めて大きく、教科書を読む基本的な読解力を身につけないまま卒業している生徒が大勢いることもわかりました。

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人工知能の発達がめざましく、人の仕事の多くが人工知能によって代替される、と言われています。

つまり、人工知能を活用しながら、生きていく時代になります。

人工知能の方が人よりも、はるかに得意な「計算」「検索」「照合」は人がやるよりも、人工知能に任せてしまった方がよさそうです。

一方で、人工知能の検索、照合、は大量高速ですが、文章の意味を考えてはいません。

それゆえ、文章の読解力こそが、人に求められる能力です。

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勉強する際にも、人工知能に代替されてしまう、計算ドリル、穴埋め問題をやるよりも、文章の読解力を磨く勉強をすべきです。

ところが、計算ドリル、穴埋め問題は、手軽で、教材もたくさんあり、それなりに頭は使い、達成感はあり、勉強した気になるため、いまだに多くの教育現場で多く使われています。

本来であれば、問題の文章を読み解いて、再構築し、計算ドリル、穴埋め問題で解けるところまで、導くプロセスに意味があります。

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人工知能「東ロボくん」、東大合格を断念、に寄せて




東ロボくんは今年ついに、関東ならばMARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)、関西ならば関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)と呼ばれる難関私大に合格可能性80%以上という成績を達成した。だが、東京大学には遠く及ばなかった。

深層学習を含む現状の技術の延長線上では、AIが東京大学に合格する日は永遠に来ないだろう。

AIには弱点がある。それは彼らが「まるで意味がわかっていない」ということだ。

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東ロボは、問題を解き、正解も出すが、読んで理解しているわけではない。

現段階のAIにとって、文章の意味を理解することは、不可能に近い。

AIが不得意なのは「推論」「イメージ」「具体例」の3分野。

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これについて考えると、

人工知能開発の課題が明確になったことに加え、

MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)、関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)などの入試が知識検索型の人工知能が代替可能なものであるのに対し、

東大入試は、問題の背景、意味を俯瞰しなければ対応ができない、ことも示す結果となりました。


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裏返して言えば、人工知能が合格できるレベルの大学は、計算ドリル、穴埋め問題で対応できてしまう、ということでもあります。

上記のように、文章の読解力が、大学入試の偏差値と、極めて強い相関がある、ことも興味深い事実です。

人工知能の時代には、計算ドリル、穴埋め問題が全く不要、とは言いませんが、勉強の主体は読解力を磨くことに据えた方がよさそうです。

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また、進学する大学についても、人工知能が合格できるレベル以上の大学に進学し、それ相応のレベルのクラスメート、先輩後輩、教員を過ごすのがよさそうです。

あまりにも示唆の多いフォーラムで、他にも考えたことがたくさんありますが、長くなりますので、今日はこの辺で。






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