2018年10月24日

東大ホームカミングデーで、

これからの幸せはつながり次第

というイベントに参加しました。

16

「つながり」という言葉が盛んに使われだしたのは、Twitter,FacebookなどのSNSが普及し始め、また、東日本大震災の復旧復興も、大きく関係したと考えます。

「つながり」とは、人により、定義、考え方が、少しずつ異なるのが、また、面白いところなのですが、

「つながり」は平面ではなく、複層、輻輳構造。

新たな機会、情報をもたらす「ゆるやかなつながり」信頼できる「強固なつながり」

「つながり」は、少し距離を置く

この人とは、つながれる、という感触

など、考えつつ、これまでに考えたことを整理してみます。

18

研究もビジネスも、幅を広げ、継続させ、キャリアを切り拓くのは、人のネットワーク


研究の幅を広げ、継続させ、キャリアを切り拓くには、研究、勉強と並行的に人のネットワークを構築していくことが大切。

ひとりで研究するよりも、プロジェクトに参加して研究すると、テーマも広がり、人のネットワークも構築でき、キャリアの可能性も広がる。

国際シンポジウム、ワークショップ、できる限り参加する。「聞き」に行くよりも、発表する。発表すると、覚えてもらえる。プレゼンは「読む」のでなく、「話す」。自分の魅力をアピールする。自然なリズムで話す。自信を持つこと。アイコンタクトが大切。

8eaf77c2

学会、シンポジウムで、ネットワークをつくるには、興味のある発表に質問する、懇親会にも参加する。

学会は最先端の研究を知るためだけでなく、人のネットワークをアップグレード、再確認するため

ab365e97

仕事を楽しむ、キャリアを柔軟にとらえる、情熱をもって、それをアピールする。のめり込んで仕事をするのに情熱がないと、つらい。

他の人々に話すと、自分の考えが整理でき、理解が進み、思いがけない切り口から、進展することがある。

自分の国以外の人の考え方に触れると、自分も変わっていく。人は交流し、シェアすることが大切。


IMG_20180608_155653

研究生活、狭まる世界と広げる工夫


大学院生になり、研究生活を始めると、生活が研究室だけに限定されてしまい、毎日会う人も、ほとんどが研究室の先生、スタッフ、大学院生、とタコツボのような生活で、知らぬ間に、行動範囲、交際範囲、思考領域が狭くなって



b5788a69

「ゆるやかなつながり」と「インタラクションが食い込むつながり」のバランス

「弱い絆」が提唱されたのは、スタンフォード大学グラノヴェッター教授の"The strength of weak ties"でしょうか

「希望」は「ゆるやかなつながり」から

に書いたように、

5c8376ad


「weak tie」は「弱い絆」と訳されることが多いのですが、「ゆるやかなつながり」という方がしっくり来そうなので、以降、そのように書きます

・転職がうまくいくのは、たまにしか会わない、信頼でつながっている人の紹介によるもの。有用な情報も「ゆるやかなつながり」からもたらされる

・日本は伝統的に「強固なつながり」の社会だが、仕事は組織ベースから、プロジェクトベースに移行し、「ゆるやかなつながり」の重要性が増す

・「強固なつながり」安心感、「ゆるやかなつながり」情報、気付き、ヒント をもたらす

・「ゆるやかなつながり」を持っている人ほど、復興が早い

・「ゆるやかなつながり」は「コネ」ではない。「遊び」として役に立つのか?立たないのか?わからないもの


2d19b5a4

コラボレーションできるネットワークとは?

には、


・転職時に有効な「弱いつながり」とは、自分と位相を共有していない、つながり

・ネットワークは創れない、出来上がるもの。知られる、貢献できるの偶然性

・ネットワーク、つながっている人が自分を規定する。「コミュニティーの橋」「ハブ」に価値がある

・フィルタリングの重要性、時間、リソースは有限であり、良質の人、モノを選択する重要性が増す

・ハブがよいのは、ネットワークが成果を生むこと

5abfac5b

・私の成功は、私の周りの人の成功によって、測定される

・コミュニティー(地縁血縁に由来する同一の価値観を共有する)からヘテロニティー(異質体が、ある一点の興味や思いで、ほんの一瞬、部分的につながる)へ移行

・学校、教育の価値だけでなく、同級生のネットワークにつながる価値が大きい

・ビジネススクール:ケースメソッドを行うのに、個人ではなく、グループワークが行われる。多様な人々のチームを形成することが、ネットワークになる

・公式なネットワークよりも非公式なネットワークが役にたつ

5a5480e0-s

・ネットワークを形成するには「ギブ」できるものが必要。大量のインプットによるアウトプットとコミュニケーション力

・カリスマリーダーにより変わる時代から、参加者のつながりで変わる時代へ

・ゆるやかなつながりは、ビジョン、目標の共有により起こり、参加、離脱が自由

・グループディスカッション:自分のアイデアを説得し、優位に立ち、通そうとするのが一番ダメ、メンバーの意見をつなぐハブの役目が大切

・これからのチーム、小さいコミットから必要性が実証された人を選別し、少数のコアメンバーと多数の周辺メンバーからなり、スキルは、お互いを補完しようとする結果の学習により獲得され、流動的

3ec95513-s

「コラボレーションできるネットワーク」には、実社会のネットワークだけでなく、ネット上のネットワークも含まれます。

実社会でも、ネット上でも、ネットワークは無理やり、創ろうとしても、うまく機能しません。

それよりも、意図した結果でも、そうでなくても、行動、活動の結果、出来上がっっていくのが、ネットワークであり、それがさらに、行動、活動を広げ、深めていく、ということです



9270bf92

大学生は課外活動で何を学ぶのか?

永六輔さん、ラジオの深夜放送による中高生への音声による開放空間の創作





高校までの友人がクラスメート、部活など、限られた関係なのですが(特に男子校は)、

大学に入学すると、クラス、サークル、諸活動など、男女を含めた友人関係の輪が輻輳化、複層化していきます。


0df9a1fd

「ゆるやかなつながり」と「インタラクションが食い込むつながり」のバランス




「弱い絆」「ゆるやかなつながり」が提唱されていたのですが、最近、風向きが変わってきた気がします。

リアルな「場」に、表面上を「つるっと」流れるだけの関係ではなく、インタラクションがあり、お互いに「食い込む」、時には「ひりひり」するかもしれない、「つながり」を求めているのではないか、そんな気がします。


305df4a5

クリエイティブ・スタジオという実験場から。創造(Think)と実験(Do)の間、いまどんな変化が起こっているか?





「合宿をやる」盛り上がっていると互いの共感、これがあると継続できる。原体験が大切

メンバーの共感により、自分事として取り組む。メンバーのアイデアを他のメンバーが引き出していく

オニオンピール、自己紹介後に、自己紹介で隠していたことを問い詰めていくと、本音で話せる

アイデアを実現するには、そのアイデアにオーナーシップを感じる人が、実現に向けて、奔走することが必要になります

オーナーシップを感じる人を増やすには、合宿のような、強烈な共有体験が必要だったりします


e9a15bcf

大学時代のサークル活動とは、長い人生の中の、ほんの1,2年のことです。

でも、その1,2年の活動は、お互いに「食い込む」、時には「ひりひり」する、強烈な原体験で、末永く人生に影響するものだったりします。

「ゆるやかなつながり」だけでなく、学生時代の、お互いに「食い込む」、時には「ひりひり」する、強烈な原体験にもとづく、つながりの大切さを気づかせてくれる




コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
livedoor プロフィール

「TAK」さん

最新記事
Archives