2019年04月12日

東大の入学式によせて、入学式、卒業式は親子でお祝いする時代に2019

に書いたように、4/12に東大の入学式が行われました。

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上野千鶴子名誉教授の式辞

が話題となっています。

抜粋して、掲載します。

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あなた方を待ち受けているのは、これまでのセオリーが当てはまらない、予測不可能な未知の世界です。

これまであなた方は正解のある知を求めてきました。これからあなた方を待っているのは、正解のない問いに満ちた世界です。

学内に多様性がなぜ必要かと言えば、新しい価値とはシステムとシステムのあいだ、異文化が摩擦するところに生まれるからです。

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学内にとどまる必要はありません。東大には海外留学や国際交流、国内の地域課題の解決に関わる活動をサポートする仕組みもあります。未知を求めて、よその世界にも飛び出してください。異文化を怖れる必要はありません。人間が生きているところでなら、どこでも生きていけます。

大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けることだと、わたしは確信しています。

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上野先生は、男女の性差別について言及していますが、東大も他の社会と同様、いろいろな格差があります。

東大に入学して感じる教育、文化格差



東大に合格した以上、こんな「分断」ないでしょう、と思われるかもしれませんが、確かにあります。

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1.開成高校、灘高校など超一流高校卒と地方の一流県立高校卒の「分断」

ネットワーク力、それによる情報収集力だけでなく、既に「自分よりもずっと凄いやつがいる」ことを認識している前者と、自分は凄い、と錯覚している後者も差も大きかったりします。

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2.親が東大であるか、そうでないか、による「分断」

親が東大でない場合、東大合格を、人生の大きなゴールとみなすのに対し、親が東大である場合、東大合格とは、人生のスタート、通過点である、ことを認識しています。

両者では、大学生活の過ごし方に大きな違いがあり、結果も大きく違ってきます。


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差別、格差がない社会、とは、幻想にすぎません。東大だけでなく、どんな社会にも差別、格差があります。

差別、格差とは、多様性の裏返しとも言えます。

多様性は、いろいろな価値観がぶつかり合い、新たな価値観を生み出します。

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一方で、新たな潮流も、確かに感じます。

東大合格者にみる時代、社会の推移

に書いた、法学部に進学する文科一類と経済学部に進学する文科二類の合格ラインの逆転現象

東大医学部からGoogleへ、東大卒業生に見るキャリアの多様化

に書いた、東大医学部から、医者にならずに、Googleに入社した女子学生

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など、最先端ゆえの変化も着実、確実に感じられます。





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