2019年08月27日

世界には、安全保障、環境、エネルギー、貿易、災害対策、疫病、貧困など、様々な課題、問題があります。

加えて、

国際情勢は大局からの俯瞰から

に書いた、米中、米ロなど大国を巻き込んだ、国同士の対立関係もあります。

国連では、大国である安全保障理事会常任理事国のアメリカ、イギリス、フランス、中国、ロシアの間で調整がつかないことも珍しくありません。

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しかし、西欧先進国を中心とした、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、日本の7か国であれば、比較的調整も容易で、一致、結束して、国際問題解決に臨むことができる、と考えられていました。

一時はロシアを加えたG8でしたが、ロシアがウクライナとの問題で、ヨーロッパ向けのガスパイプラインを閉止、クリミア半島併合など、西欧先進国との対立が目立つため、外れました。

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それにもかかわらず、今回のG7では首脳宣言を出すことができず、

G7 合意内容を1枚の宣言文書に マクロン氏、土壇場で作成にこだわる

米・欧州、イラン問題で歩み寄りも=仏大統領がスタンドプレー−G7サミット

貿易で批判集中、孤立際立つ=日米合意、救いの一手−トランプ氏

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のように、議長国フランスの奮闘で、最低限の合意を取り付けただけで、G7先進7か国の足並みの乱れを露呈する結果となりました。

トランプ大統領のアメリカ一国至上主義、アフリカからの移民問題で揺れるEU諸国、イギリスのEU離脱、など、利害が対立する問題も多いかと思います。

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多数決よりコンセンサス、意地と面子より合意の利益


ASEAN(東南アジア諸国連合)には、アメリカ、中国のような大国はなく、シンガポールのような先進国がある一方、ミャンマー、ラオスなど難しい国もあります。

アジア太平洋経済協力(APEC)などを通じて、域外の大国、アメリカ、中国、日本にも影響を与えています。

南沙問題のように、参加国が対立する課題もあります。

こういった場合、当事者同士の話し合いは平行線をたどり、解決は難しい、と考えられます。

ここで議長国の調整力が大切になります。

意地と面子よりも、合意を逃す不利益を防ぐ


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継続できる、信頼関係はwin-winから生まれる


信頼関係は、基本的にwin-winの関係の中で、構築されます。

一方がwinで、他方がloseという関係からは生まれません。

一時的には、win-loseであったり、見えたりしても、長い目で見たらwin-win、

あるいは、一見loseに見えても、本人にはwinでないと、継続しません。


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意地と面子よりも、合意を逃す不利益を防ぐ、win-winの関係を構築し、一致、結束して、問題解決に臨むことができる、国際社会を期待します。




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