2020年04月22日

新型コロナウィルス感染防止のため、外出自粛が要請され、授業、会議、はたまた、飲み会までオンライン化が進んでいます。

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サードプレースはオンラインで、どこまで持ちこたえるか?




アイデアのほとんどは、情報の尋常でない接続から生まれる。つまり偶然の産物に近い。

だから多くのクリエイターはそのような機会を増やすべく、未知の場所に出かけ、見知らぬ人に出会い、予定にない行動を起こしてみる。

それに比べるとオンラインの出会いは、あまりに予定され過ぎている。

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人間は、そもそも「ソーシャルな生き物」。

新型コロナウィルスの感染拡大という「100年の1度の悲劇」により、自宅に「軟禁」状態にある。人間の特徴のひとつである「ソーシャルさ」が失われかけている。

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オンラインだけでは、新しい関係性の構築は難しい、イノベーションは生まれにくい、など、課題も見えてきました。


見えてきた、オンラインの可能性と限界




これまでのVR(仮想現実)、AR(拡張現実)などのメディア技術は、人間のリアルな生活があることが前提であり、それらを拡張、再現するものになっています。

それゆえ、リアルな生活がなくなる、制限される状況下で、それを代替できるかというと、代替できるものもあれば、必ずしも思い通りにならないものもあります。


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オンラインの授業、会議、飲み会が行われる中で、上に書いたように、その限界も見えてきました。

完璧を目指すだけでなく、状況に応じた最適解も選択する




優秀な人にありがちなのが、「完璧」でないと気が済まない、潔癖症でしょうか。

妥協を許さず、自分が納得できる「完璧」でないと気が済みません。

状況の予測が可能で、変動要素が少ない場合には、それもよいかもしれません。

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でも、実際の社会は、刻々と状況が変化し、想定外のことが起こり、一瞬のとっさの判断、対応を求められることがほとんどです。

そういった状況では、「完璧」を求めることは不可能に近く、その状況に応じた最適解で、妥協することも大切です。

その状況に応じた最適解は、必ずしも「完璧」な解、とは差があり、その差が気になって仕方がない、妥協できない、のが潔癖症の特徴でしょうか?


と書きました。

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新型コロナウィルス感染のおそれがない、以前のように、人と人との交流が、何の不自由も、心配もなく行うことができた生活が「理想」であるとするならば、人との接触を避けることが求められ、接触はオンラインに限定される制約条件下での生活には、いろいろな不満があります。

ただ、今、楽しかった「理想」を懐かしがり、不平不満を言ったところで、何ともなりません。

制約条件下では、その時の「最適解」を取りながら、道を模索していく、のがよさそうです。





「TAK」さんstakeid at 17:22│コメント(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

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