~前回の続き~

Paulというドイツ人のチューターをやり始めて、彼の積極性に徐々に興味を引かれた。

彼と接していくうちに、どうしてこのような人が育つのか、ますます気になっていった。

そして、興味の対象はPaulからドイツに移っていった。

このような積極的な人が育つ環境(ドイツ)はどのような国なのか?

彼以外のドイツ人はどんな人物なのか?

彼らはどのような思考方法を持つのか?

興味が加速していった。

そして、初習言語であるドイツ語を履修していたことから、ドイツに留学を決意した。

しかしながら、どのような形で親を説得すればいいのか分からなかった。

親には、法学部に入学する際に、弁護士になることを約束していた。

どうするのか?この約束は…。

そもそも、本当に弁護士になりたいのか?俺は?

物凄く考えるようになった。それが大学一年生後期。

当時受けていた留学生との合同ゼミ。

そこで知り合ったある一人の留学生に一時期相談した。

なんで、日本に留学したのか?

将来的にそれをどのような形で活かすのか?

結構、突っ込んできいた。

「留学(違う国で勉強する)」ということ自体が有意義であり、それを特別に将来に繋げる必要はないのではないか?

ただ単に好きな国で好きな言語を勉強する。

ただそれだけのこと。







あまりにも予想だにしていなかった答え。

そして、その留学生は続けた。

あわよくば、留学で学んだことを将来の仕事に繋げることができたらいいなぁと思っている、と。

なるほど、特に将来に強引に繋げる必要はない。

その言葉が自分の中でうまく消化できた。

その留学生に相談する前は、「弁護士」という夢、「ドイツ留学」したいという想いをどうにかして繋げようと思っていた。

なんとかして、なんとかして、なんとかして、

そんなことでもがいていた所に、その留学生の一言。

ふわぁ、ってなった。

「繋げる必要はない」と考えることができるようになり、凄く考えが楽になった。

単に、「弁護士」という夢と「ドイツ留学」したいという想いを別に考えればいいだけ。

本当に「弁護士」になりたいのか?

この先、どのような流れでなるのか?

費用はどれくらいかかるのか?

色々と調べて考えた。

そして、「ドイツ留学」したいのは何故か?と今一度自分に問いかけた。

留学して何をするのか?

そもそも、英語もうまくないのに何故ドイツ語に?

日本人の留学先の主流である英米圏でなくてもいいのか?

う~ん、考えた。

他にもカナダに私費留学した先輩から語学留学の経験を聴いた。

一年間ずっと語学だけを勉強することの苦悩。

私費留学のこと。













悩むこと、一ヶ月強(実際はどれだけ悩んだのか、実質的な時間は分からない)

答えを出した。





続く。。。