もう1年経ってしまったが去年作ったK3NG Arduino CW Keyer がスピーカー音は出るのだがなぜかリグのキーイングをしなくなった。そしていろいろいじってたらスピーカー音が消え、キーヤーとして動作しなくなった。中を開けてみるが見た目は異常無し。テスターで各部をチェックしてもいいが一度バラすと元に戻すのが面倒なので躊躇していたところ、偶然、個人でArduino NANOを使ってキット化している人がいるのを見つけて入手。もう一つ作ればいい。

前回は簡単な回路ながらユニバーサル基板をひっくり返しながら配線するのは自分にとってストレスmaxだった。キットは基板に部品十数点をはんだ付けするだけでラクチンで、スピーカー、パドル、リグをつなぎスクイーズキーとして動作するのを確認するまでは順調。
しかし、目的のK1EL WinkeyにするためPCからプログラムを書き込もうとするが、コンパイル後に書き込みエラーとなるのだ。
だいたい、Windowsのデバイスマネージャで見てみると認識していない。不明なデバイスとして「USB2.0 Serial」と表示しているのだ。
ドライバーがインストールされていませんと言われるので、インストールを試みるが、ドライバーが見つかりません、となって八方塞がり。
USBケーブルが充電専用のやつなのでは?との疑いからデータ用のをポチってつないだがNG。
そこで、あまりいじりたくないが、手動でドライバーをインストールすることにした。
基板の裏側を虫眼鏡で覗くとCH430Gと見える。このNANOは互換品で、安くするためUSBシリアル変換にこのチップが使われているようだ。
蘇州なんたらというメーカーのサイトからドライバーをダウンロード、インストールしてみた。
つないでみるとデバイスマネージャが「USB Serial CH430 (COM5)」と表示した。やれやれ。
プログラムは書き込み成功し、ロギングソフトでWinkeyとして認識されファンクションキーでメッセージも叩いてくれた。

しかしこのキット、ケースに入れることは想定しておらずジャックやボタンが基板に全て乗っているので、スピード可変VRとコマンド・メッセージ用のタクトスイッチは外に出してケースに入れるつもり。
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追記:
とりあえず100均の小物ケースに入れた。スイッチ類はそのまま。
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