ブックオフは値札シールの色で入荷の時期を判断できます

「本を売るならブックオフ」
以前はよくＣＭで流れていましたが、最近は聞きませんね。
もう十分知名度が上がったから、あえて宣伝する必要がないのかもしれません。
昔から古本屋というのはありましたが、大型チェーン店として展開したのは
ブックオフが最初でしょう。
本を安く仕入れて高く売る。
これだけで利益を上げてきたのですから凄いことです。
何事もこうだと決めたら徹底して行うことが大切ということかもしれません。
現在は様々な商品を扱っていますが、やはり本がメインであることは間違いないですね。
せどりでは重要な仕入れ先となりますので、しっかり使いこなせるようにしましょう。
それでは、引き続き、仕入れのポイントについて話を進めていきます。

◎値札シール
・１～３月　黒
・４～６月　緑
・７～９月　青
・１０～１２月　赤
この値札によって、その商品が新しく入荷されたものなのか、
それとも売れ残っている商品なのかを確認することが出来ます。

ブックオフでは、いつ入荷された商品かを確認するために、
値札の色を変えています。
中には、売れ残り商品が値下げされている場合もあるので、
値札シールはしっかりと確認しておくことをお勧めします。

◎会員特典
ブックオフで展開されているサービスの中に、
『会員サービス』というものが存在します。
会員登録を行うと、あなたがよく行く店舗を登録し、
その店舗のセール情報などを確認したり、
会員のみのクーポンなどがメールで送られてくるようになります。
せどりをこれからやっていこうと思うのであれば、
是非導入を検討してください。

◎クーポン
ブックオフでは、クーポンを利用すると大変お得です。
ブックオフオンラインのサイトでは、クーポンの配付がはじまると、
クーポン情報がトップページに掲載されます。
サイトに訪れたときに、クーポン情報が出ていたら、
どんなクーポンが配布されているかチェックしてみてください。
せっかくのお得なクーポンの表示を見逃さないように、
ちょくちょくサイトを覗いてみることをおすすめします。
クーポンは、配布している期間や時間が決まっているものですので、
使える期間や時間にご注意ください。

また、ブックオフオンラインのメールマガジンを登録すると、
メールマガジン内にクーポン情報が掲載されていることがあります。
メールマガジンを受け取った人限定のクーポンが配布されることもあります。
パソコンからでも、スマートフォンからでも、
メールマガジンに登録することができます。
メールマガジンは、クーポンの他、セール情報や、
買取金額アップキャンペーン、コラムや特集の案内なども受け取ることができるので、
登録しておくことをおすすめします。

ブックオフの仕入れは定期的に行われるセール商品がお得です

ブックオフの仕入れについてのポイントを挙げていきます。

◎商品ジャンル
ブックオフに入ってみると、大きく２種類の商品に分けられることに気付くのではないでしょうか。

・プロパー商品
プロパー商品というのは、ブックオフでの価格が定価の半額程度になっている
商品のことを言います。
こういった商品の場合、ブックオフで持っている
データベースの中で価格がしっかりと設定されており、
どの店舗に行っても同じ価格で販売されているという特徴があります。

また、プロパー商品の場合は
商品自体もきれいな状態を保っているため、
仕入れる商品としては申し分ありません。

こうした商品の中で、市場でプレミア価格がついて
定価以上になっているような商品を探し出すことが出来れば、
大きな利益につなげる事が出来ます。

・定額商品
一方、せどりをこれから行おうと思っているせどり初心者にとっては
一番の狙い目となるのが、定額商品の棚です。
このような商品はせどりの中でも非常に分かりやすい商品で、
せどりを長くやっている人たちの中には、
こうした商品のみを取り扱って収入を得ている人もいるくらいです。

ブックオフで、１０５円や３１５円など、
一括で定額の値段がつけられている棚があると思いますが、
これが一番の狙い目です。

せどりをこれから始めようとしている人にとっても、参入しやすいはずです。
基本的には、こうした棚には古い商品が並ぶことが多いのですが、
中には少し商品が汚れているとか、状態が少し悪いということで
定額商品になってしまっている商品が混じっています。
いわゆる「訳あり商品」のような感じですね。
見た目をさほど気にしない人にとっては、比較的新しい商品を
安い価格で手に入れられるので好都合です。

◎セール商品
ブックオフでは、実は定期的にセールが行われていることが多々あります。
こうしたセール商品で、思わぬ商品が安い値段で販売されていることも
少なくありません。
セールの内容は、各店舗ごとに違っているので一概には言えませんが、
本が全て半額になっていたり、ＣＤやＤＶＤが２０％引きになっていたりと、
かなり仕入れ価格を安く抑えることができるという点で、
非常にお得です。

そういった人たちに目当ての商品を取られてしまわないよう、
セールは有効に活用していってください。
こうしたセールは主に土・日・祝に行われていることが多いので、
せどり目当ての人だけでなく、一般のお客様もたくさん来店しています。
早めに来店して、いい商品をＧＥＴしましょう。

レンタルショップや中古書店からの仕入れの注意事項について

(4)レンタルショップ
レンタルショップでも、
実は仕入れを行うことが可能なことがあります。
レンタルショップと言えば、 基本的には品物は販売されているのではなく、
レンタルされているものだと思いがちですが、
実はレンタルショップでも中古品が販売されていたり、
レンタル落ちしてしまった商品が安価で販売されていることが数多いのです。

必要であれば、ケースを交換したり、
ディスクを研磨したりするというような対策が必要な場合もあります。
ただし、レンタル落ちの商品の場合、
ケースに傷やヒビが入っていたり、
歌詞カードが破れていたりと、
あまり状態がよくないことも多いので、
仕入れの際には注意が必要です。
下記はＴＳＵＴＡＹＡとＧＥＯのＵＲＬになりますので、ご参照ください。

ＴＳＵＴＡＹＡ
http://tsutaya.tsite.jp/

ＧＥＯ
http://geo-online.co.jp/

(5)地元の中古書店
大手の書店と違って、
一つ一つの商品をＡｍａｚｏｎの値段と照合しているわけではない店舗も多く、
値付けが甘くなっている商品もたくさんあります。

ただし、ここで注意しなければならないのが、中古書店の店員です。
大手の中古書店でなくても、地元の小さな中古書店であっても、
もちろん仕入れは可能です。
地元の小さな書店の場合、
商品を手に取ってひたすら携帯サーチで調べ物をしている、
という姿は少し奇妙に映ります。

これだけの仕入れ先を確保しておくことで、
常に収入源となる商品を仕入れることが出来ます。

一つの仕入れ先で収穫がなくても、
他の仕入れ先で補うことができるというわけです。
場合によっては、不正行為をしていると勘違いされてしまう場合もあるので、
この点だけは気をつけておいてください。

仕入れ先の大物と言えば、何と言ってもブックオフですね。
「本を売るならブックオフ」というコマーシャルは有名ですが、
せどりでは買う方でお世話になることになります。

大手の中古チェーン店であるブックオフの場合、
市場で価値のある商品でも、１０５円で取り扱われていることが非常に多いです。
これはなぜかというと、ブックオフの場合は買取も店舗で行っていることが多く、
どの店員が査定を行うか分からない、という点に理由があります。
どの店員でも間違いなく査定を行うことができるよう、
ブックオフでは査定の方法がマニュアル化されており、
商品の状態によっては価値のある商品でも低く値付けが行われているのです。

大手中古チェーン店にはこうした事情があるため、
市場でどんなに価値があっても
安い値段で仕入れることができるのです。
次回はブックオフの仕入れについてお話します。