IRUKA BUS

当ブログは、港南電鉄様規格のペーパーバス制作ブログです。PB素材様、港南電鉄様の素材をお借りして日々制作しています。ペーパーバスをお探しの方は「ペーパーバス」カテゴリをご覧の上、もっと詳しくお探しの場合は検索機能をご利用ください。リクエストも行っています。

雑記

市バス文化一考1

お久しぶりでございます。
ぼちぼち雑記を書いていこうと思いますので、よろしくお願いします。

さて、本日は、京都市バスの文化について考えてみたいと思います。
まずさらっと、文化とは何かを定義しておきましょう。

文化とは
人が社会の成員として獲得した能力や習慣を含むところの複合された総体のことである」とタイラーが言うように、「お琴を習っている」とか、「茶道をやっている」とか高尚なものを指すのでは決してなく、
人にとっての「当たり前」な行動、考え、それによって作られた習慣や生活そのもの全てがまるっと「文化」というわけです。
ですから、朝起きて歯を磨いて顔を洗って着替えてバスに乗って、、、という全ての当たり前だと思っている行動も「文化」というわけ。

それは当然、人がバスに対して抱く考え方や、バスに乗り降りするときの作法なども「文化」の一部と見なされると考えられます。
つまり何が言いたいかと申しますと、京都に住む人は市バスに「どういう思いを持っているか」「どういうマナーがあるのか」を明らかにすることで、他の地域から来た人々に「どうやってバスに乗ればいいか」を示すことができるというわけです。

前文はこの辺にしといていざ本文!

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1、市バスの存在価値とイメージ
・京都市民にとって、地下鉄が少ないため京都市バスはなくてはならないものであり、自転車と市バスがあれば京都市内は不自由しない。
・自転車組も雨がふればバスに乗る。
・四条河原町や京都駅などちょっと遊びに行く時に乗る人も多い。
・お年寄りにとっては、貴重な移動手段。しかも無料なのでコミュニティセンター状態になっていることも。
・反面、市バスは「遅れる」「運転手が怖い」「路線がわかりにくい」などというイメージによって、割と恐れられている。
・一般ドライバー、自転車乗りからはタクシーとともに最強の存在と思われ怖がられている。

・とにかくいっぱい走っているので身近ではある。


以上のようなイメージがあります。身近だけど、極力使いたくないというのが本音な人も多いようです。


2、乗車の作法
2-1、バス停の作法
・市バスは路線網が発達しているため、同じバス停でも「A乗り場」「B乗り場」など複数個あるところも珍しくない。
・概ね行き先別に乗り場は組まれているが、全く関係ない系統が紛れ込んでいることもあるので要注意。
・ちなみに市民は、大体同じ系統にしか乗らないので、その場所だけ覚える。そのため「すいません、どこそこのバス停はどこですか?」と聞いても割と知らない。
・バス停を見つけたら、並ぶ、、、と言いたいところですが、京都市民は市バスに乗るときあまり列を作りません。適当に並ぶので、明後日の方向に列が伸びていることもしばしば。
・並んでいても、お年寄りがわらわらと前に出てくるうえに停車位置が結構適当なのでgdgdに・・・。
・違う系統待ちの列に並ぶ人々が、他のバスが到着しても譲らないので押しのける必要も。

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2-2、バスの到着について
・遅れると思っておいたほうが精神衛生上いい。この場合の遅れとは「5~10分」。
・バスロケを活用する市民も多いが、殆ど「まあ待ってればくるやろ」とただ待っている。
・遅れる、と思いきやごくまれに早発もある。運転士の時計が狂っている可能性も。
・発車時間は例えば10:30分なら、運転士の時計が10:29:50ごろドアを閉め、10:30:00になった瞬間には動いていることがある。バス停には早めについておくが吉。
・時刻表が役に立たないぐらい遅れているときは、同じ系統が連なる「団子」になっていることがある。後ろのほうが空いている。(が、運転間隔調整のためちょっと遅く走る場合もあり)
・大きなバス停では降りる人が済むまでドアが開かないことがある。その場合は極力バスのドアに近づいて待つこと。離れていると開けてくれない場合有。

2-3いざ乗車
・ドアが開く前に、まず混雑状況を見ておくとよい。入り口付近に立ち止まると後ろからものすごいプレッシャーがくる。
・基本的に、お年寄りが車内真ん中のロングシートに、一般人が後ろよりの座席に、それが埋まると真ん中に立ち客、それが埋まると後ろよりに立ち客という順番に埋まる。
・自分の降車バス停がマイナーバス停の場合、前のほうを陣取っておくのがベター。後ろからだと降りれない場合がある。逆に京都駅や四条河原町で降りる場合は率先して後ろに行くとよい。
・後ろの座席は二人がけだが狭いので、出来るだけ身体を離すように座る。荷物を置いている人がいたときはとりあえずプレッシャーをかける。
・お年寄りの中には荷物を踏んで座る猛者もいる。
・車内ではできるだけ素早く行動すること。最近は厳しくなって、運転士によっては座りきるまでバスを動かさない人もいて、そういう運転士に「はよせーや」と内心思われるため。

・・・・
さて、今日はバス停から乗車までを紹介しました。
補足説明等ありましたらコメントに書き込んでいただけるとうれしいです。

お久しぶりでございます

パソコンが変わって以来、ペイントのインターフェイスが大きく変わったので
ペーパーバスの製作が中断しています。

こういうとき、とにかく新しいペイントに慣れるのが大事とはわかりつつ、
私生活も忙しくなかなか新しいペイントに適応できずに・・・。


さてさて、最近北大路BT付近でよくバスを撮影する人を見かけます。
世代は様々。にーちゃんからおっちゃんまで。
チキンな私には声をかけるか迷いつつ結局かけないけれど、バス仲間?がいてちょっと嬉しくなる。

京都市バスで今撮り時なのはやはりツーステ車でしょうか。
学校の行き帰り、ブルリやキュービックがくると嬉しくなります。そういえば最近、九条のエアロスターを見てないけど引退したのかな・・・?

そんな雑記です。

いなり、みなみご、恋いろは

inari2のコピー

伏見稲荷が舞台なのに市バスが出てこない!と思って落書き。
いなりちゃんの目が死んでるけど気にしないで。

京都市バスが変わってしまって。

お久しぶりです。

休みがおわり、京都市バスを使ってびっくり仰天。いや、方向幕が変わるとか、ちょっとした変化は情報あったんですが、それ以外にもめちゃくちゃ変わってるようです。
この辺りは、ちょっとお手数かもしれませんがその手のブログや2ちゃんねるなんかを見たら、時系列的に追って概観することが出来ます。

私が使う範囲で変わったことといえば、
京都駅前に発車時刻モニターの設置→大型モニターが頭上に設置され、次のバスの時刻と、「まもなく参ります」の音声がついた。
車内アナウンスの更新→言い回しやアクセントがちょっと変わりました。例えば「乗車口が中扉の低床式バスは、ドア開閉の際、揺れますのでご注意ください」というような内容も追加されました。
車内掲示の路線図のデザイン変更→従来は路線のバス停が並んで併記されるシンプルなものでしたが、実際の地図に即したデザインに変更されました。これによって、どのバスがどのあたりを通るか、乗り換え(但し同一営業所間のみだが)はどこかという点などが分かりやすくなりました。

委託の変更→例えば4系統に6665車が入っていて驚きました。どうやら、委託系統、委託先、車両が大シャッフルされたようで、今までの知識が通用しなくなったようです。

西賀茂営業所にエルガ投入→今までいすゞ車に縁が少なかった西賀茂営業所にエルガが投入されました。この結果、北大路BT等で今までは「エルガということは205系統だな!」という判定が出来たのが、1なのか37なのか205なのか迷うようになったという些細な悩みが。


そして、私をもっとも驚かせた出来事といえば、
なんと、
まだ、
1994年式の6000番台車両が堂々と現役で走行しているということ!

DSC_2040
該当するのは横大路阪急所属の6036号車。

南5系統などで現在も活躍しています。予断許さぬ、なのか、暫く走行するのかは分かりませんが、注目!



市バスは怖いか?

京都市バスは怖い、という評判があります。
色々調べて見ますと、怖いことを示す直接的なニュースはそれほど存在せず、
「幽霊バス(時刻表に載っていないバスがある)」や数度の事故が報道される程度。

しかし、そういった報道とは別に、市居の人々の間で脈々と噂される「市バスは怖い」伝説。

ご当地の噂を集める「chakuwiki」には、以下の様に書かれています。
一部抜粋。
----------------------------
    1. 運転手がやたら無礼で横柄だが、絶対に逆らってはいけない
    2. 最近改善されてきた。
    • 一万円両替を頼むと、替えてくれない。そして逆ギレ
      • 昔,運転手が釣り銭をネコババするのが当たり前だった時代があったので,一万円対応した高額釣銭を運転手に持たせるなんてタブーである。
      • 私は一日乗車券(教師が前日に代理購入した)を料金箱に入れようとしたが、どこに入れるかわからず困っていると、「なにもたもたしてるんや。ここや!」と言われた。
    1. 運転手の態度の悪さは有名で、海外の観光案内にもバスに乗る時は要注意と書かれたことがある。
      • かなり前のことやけど、アロハ着た若い運転手が「おばあちゃん、あぶないからしっかりつかまっときやー!」と言いつつバスで爆走して乗客全員アゼンとした。市バスやったか京都バスやったか忘れたけど。
      • 修学旅行のとき礼儀持って接したつもりがあっち行けの素振りを取られた。九条営業所のめがねをかけたカールおじさんに。
      • 運転手の接客態度・乗務態度は全国最低最悪だが、そのくせ運転手の給料は全国一高い。一説には年収2000万といわれてる。
      • 観光で京都駅から金閣寺まで市バスに乗った際、途中のバス停で待ってたお婆さんが車内に入るのにもたついてるのに、運転手が露骨にイラついた顔して舌打ちしてたのをまともに目にしてしまった。正直チンピラな兄ちゃんだったw
    • 死バス」とも言われる。
    • 車の後ろすれすれにつけてくる危ない運転士もいる(前の車両が、トラックだったら・・・)。
    • 正月になったら運転手が半分キレていて,独り言を言っていたようだが,マイクを通していた為,すごく聴こえた。
    • 朝のラッシュ時に降車客の多いバス停で乗ろうとしたら後ろの乗車扉を早々に閉められ乗り損ねたことがある。
      • 全員降車し終わったらまた扉が開くと思いきやそのまま出発したので隣で待っていた人と同時に「え?」と言ってしまった。
    1. 運転手の客への二人称は「あんた」「おまえ」

      • 運転手の中年への二人称は「おっさん」「おばはん」
        • 運転手の二言目「はよ降りて」

    ----------------------
    面白おかしく書いている部分もありますが、一般的に見ても

    市バスは怖いから乗りたくない」(女子大学生Tさん)

    バスってこわいもんでしょ?」(〃Mさん)

    など、若い世代にも引き継がれているようです。


    <実際に乗ってみた>
    対象系統・・・1,37,81,205

    上記4つの系統を何度か乗車すると、思いのほか丁寧な人が多いことに驚きます。
    例えばちゃんと「ありがとうございます」「とまりますよ~」などと笑顔で対応する人が約6割、
    少しぎこちないけど一応ちゃんと対応している人が2割、
    そしてだめだめなのが2割という感じでしょうか。

    接客に差が大きいのも、市バスの特徴だと思います。
    酷い運転士になると、運転中に舌打ちしたり、子供に対して怒鳴りつけたり(但しこれは子供が悪かった)、
    盲目の乗客に対して「お客さんはようすわってもらえますか」と切れ気味に言ったりと、
    残念ながら評判が落ちて然るべきな対応に出くわすこともあります。


    また、運転の荒さで言えば、京都の土地柄的に仕方ない面もあるとはいえ、
    黄色信号で突っ切る率60パーセント、急カーブ、急停止率45パーセントぐらい
    はあるかなと・・・。安心感はありますが、怖い!

    また、特に不慣れな観光客への対応を不得手とする運転士も多いようで、
    丁寧な接客が遅延につながるというジレンマも抱えているようです。
    外国人が「イズディスフシミイナリ?」と聞いたとき、

    「つーぎ!」
    とだけしか言わなかった運転士さんは元気だろうか。

    IMG_8102

    --------
    私は運転士さんたちを責めるつもりはありません。
    みんな人の子で、ただでさえ走りにくい京都の道を安全に走るバスで、
    満足な対応をしろというのは時に無茶というのも分かります。

    特に観光客の方々は、バスの乗り方だけは予習していくとか、
    また、市民も迷惑にならないよう心がけるとか、支えあいが大事な気がしますね。

    新しいバスのかたちとは-高級バスの挑戦-

    IMG_5701昨日は、既に現実のものとなっている高級バスについてみてみました。

    その概要をまとめておくと、
    ・個室であること
    ・定員が20人未満で、広々としていること
    ・必ずしも富裕層をターゲットにしているという訳ではない(案外安い)
    ・快適な睡眠環境を提供することに特化(その他のサービスは一般的バスと同じ)
    ・一部ではDVDや音響などの設備も取り付け始められている

    現代は、プライバシー保護への要求が強く、個室は受け入れられやすい風潮にあるようで、航空でもファーストクラスは個室が出来つつあります。
    それに加え、日本では団塊世代が退職を迎え、リタイアしたのちの旅行需要も伸びを見せると予想される時代でもあります。

    そこで、高級バスの新しい形として提起したい一つめは、
    「高級観光バス」の形態です。ホテルの個室がそのまま観光地へ乗りつけてくれたら、ホテルの個室から美しい景色を眺められたら、どうでしょう。
    いわゆるクルーズ客船の発想で、クルージング・バス、といっても良いでしょう。

    問題点となるのは、観光用に使用する場合、個室は1人用ではまずいということです。
    逆に言えば、睡眠に特化しないのであれば前後と左右の間隔はもう少し詰めることもできますから、
    インテリアの工夫で実現は不可能とは言えないでしょう。
    これに近いことは「ジパング」などで既にありましたが、これはツアーでの貸し切りがメインでした。
    それとは違い、あくまで個人旅行での使用を前提とするのです。


    もう一つは、「最上級都市間バス」です。例えば飛行機でファーストクラスに乗るという行為を想像してもらえれば分かりやすいのですが、
    ファーストクラスは、良い座席に着席するだけではなく、搭乗前からはじまり、搭乗後までソフト面でのあらゆるサービスがついてきます。

    つまり、
    ・プライバシーの保護 ・完璧な安全体制 ・一般客と交わらない動線構造の確保
    ・適切なミール、ドリンクサービス ・適切な要望処理
    をこなす、という訳です。
    おそらく、運転士のほかに、サービス要員を確保する必要があるでしょうが、
    夜を徹して移動したい会社役員などからの評価を受ければ、水面下で流行するかもしれません。


    以上荒唐無稽な提起を2つしてみましたが、
    これはあながち夢想で終わらないような気もするのです。
    成功するかしないかは置いておいて、
    近いうちに挑戦する会社も登場すると思います。

    その際はこの目で実際に乗車してみたいなと思いますね。
    以上、どうしようもない雑記にお付き合いいただきありがとうございました。

    新しいバスの形として・・・1

    私は常々、鉄道やバス、航空の「あるべき姿」とは何かということに興味を抱いています。
    例えば鉄道は今、少子高齢化、道路整備によるバスの躍進、LCCによる新幹線の苦戦などが予想される中、
    これから値上げということはあるかもしれませんが、サービスは充実していくのではないかと予想します。
    いわば、高級感と、それが出来うる安定性、安全性、定時制を兼ね備える鉄道の未来としては、あながちあり得なくもないと思います。


    それはいずれ、バスにもあてはまっていくのではないでしょうか。

    今現在は、安くて便利、でも辛い、、というのが長距離バスの姿です。
    ツアーバスが参入したことによってバスの新規需要の開拓が行われ、同時に、供給の増加によって価格は下落傾向です。
    しかしそれは―安全性の問題は別にしても―各社の個性を喚起するという副産物を生んだともいえるのです。
    これはツアー、路線とも同様に思われます。

    徹底的に値下げを断行する会社、
    路線網を充実し、乗り換えやシャトルバスによって目的地の選択肢を増やすという会社、
    ニッチマーケット路線ばかりに参入する会社など、枚挙に暇がない。

    今私が注目しているのは、「高級志向」の会社です。
    http://matome.naver.jp/odai/2131521023900670301
    まとめサイトですが、「安いのに超高級な高速バスまとめ」と題し、
    ・MY Flora(海部観光)
    ・エグゼクティブ(WILLER EXPRESS)

    ・津軽号(弘南バス)

    ・ドルフィンライナー(イルカ交通)
    http://www.iruka-net.jp/dolphin

    ・COCOON(WILLER EXPRESS)

    が紹介されています。

    これらはいずれも、東京から大阪や青森、徳島、富山などある程度の距離を結びますが、
    7500~1万3000円で利用できます。
    この中で紹介されているバスのうち、完全個室を実現したのは
    MY Flora とドルフィンライナー雅です。

    これらのバスでは、一台のバスに20人に満たない定員となり、
    広々とした空間となっています。

    但しこれらについては、運行の安全上疑問を呈される部分もなきにしもあらずといったところで、
    例えば土足厳禁のバスでは、万一の車外脱出の際危険が伴いますし、
    個室では監視が疎かになる、非常ドアの位置が分かり辛い、トイレ内の安全管理などリスクも増加します。

    しかし、これらの「高級志向バス」が実際に陽の目を見ていることも事実であり、
    バスの未来を考える上で避けて通れないのも確かです。
    次回はそういうバスの未来を具体的に考えてみます。

    バスのドラマはできるかな?

    ほんっとうの思いつきで日記を書きますから、見たくない方はどうもすいません。
    ただでも、共感してくれる人がいたらうれしいです。
    IMG_8101

















    テーマは、市バスのドラマor映画は作れるか?です。

    乗り物をテーマにした日本の映画のうち、まだバスをメインに、リアルに描写したものはないかも、、、と思います。
    鉄道であれば、最近製作された中井貴一主演の「Railways」、三浦友和主演の「Railways2」が記憶に新しいほか、
    パニックものであれば踊る大走査線のスピンオフ、「交渉人」や、その他「阪急電車」が思いつきました。
    航空では、「ハッピーフライト」がリアルだったり、ドラマだと「東京コントロール」なんてのもありましたね。
    船舶はどちらかというと、主役というよりは「舞台」として、沈没させられたり遭難させられたりすることのほうが多い印象です。特に海猿とかいうやつ。

    本題、もともと私は映画をよく見るほうではないので、見過ごしていたらお教え願いたいのですが、
    バスをテーマにした映画、というと「スピード」ぐらいしか思いつきません。
    もし私に文才や映像の才能があって、潤沢な資金があれば、流行るか流行らないかは別にして「市バス」の映画を作ってみたいですね。

    もはや夢というより妄想のレベルですが、もしかすると小説ぐらいなら、いや、絵コンテ、メモ書きぐらいなら作れるかもしれません。

    ---------------
    内容を考えるにあたって、いくつか王道パターンにあてはめてみましょう。

    (1)人情もの→題材としては、最も作りやすいものかも。阪急電車のように、乗客の視点で描くパターンと、Railwaysのように仕事人の視点で描くパターンもある。どっちかというと、後者でバス描写を作りこみたいよね。乗客視点だと、どうしても他人同士がバスを通じて知り合うという「無理」を冒さなくてはならず、不自然になりやすい。阪急電車ではそれが目立った。

    (2)サスペンスもの→京都中でおきる凶悪犯罪を市バスに乗って戦うみたいな?ラストはカーチェイスシーンが入りそう。しかしまあ、京都に消えた誰かを市バスで探す、みたいなほのぼのサスペンスだったらいいんじゃないか。

    (3)恋愛もの→どうせ寒くなるだけだからやめたほうがいい。運転士と乗客の恋とかにしたら凍るぞ。

    (4)災害もの→京都になぞの火山が出現し、3時間以内に非難の必要。立ち上がる交通局、みたいな。まず間違いなく公式で京都は使わせてもらえないだろうね。

    (5)アクションもの→はいはいバスジャックバスジャックってなるからやめたほうがいいね。

    ---------------

    というわけで、やはり運転士目線による人情ものがいい気がしました。もうRailwaysの丸パクリになりそうだけど、
    それでもいいじゃん。

    ロケ地が京都という時点で、もう釣れる奴は釣れる。
    あとは適当に豪華俳優かジャニタレでも配置すれば、結構いけるんでない?


    お目汚し失礼いたしました。
    現在ペーパーバス勢威製作中でありますので、しばらくおまちください。

    世代交代を迎える京都市バス



    私も気になって調べてみると、
    現在廃車されたものは以下のとおりのようです。

    ■94年式
    6046 九条     ふそうMP(西工)
    6047 洛西阪急  ふそうMP(西工)
    6048  〃       〃
    6068 梅津京阪   いすゞLV
    6080 洛西近鉄  ふそうMP
    6081  〃      〃
    6089 西賀茂京都 日野HU
    6095 烏丸錦林   日野HU

    ■95年式
    6264 九条      いすゞLV

    ■97年式
    6517 横大路阪急 日産(富士重)
    6518  〃       〃

    ■98年式
    6660 梅津     いすゞLV
    6661 〃        〃
    6662 〃        〃

    ※出典:2ちゃんねる当該スレッド、
         ブログ各位



    ---------
    これで、94年式の純正エアロスターMは消滅したことになります。

    意外だったのでは、6517,6518の廃車です。見るからに継ぎはぎ感のある試作車で、
    おそらく痛みも早かったのでしょう。
    この調子でいくと、来年度には洛バス100用のCNGキュービックは全滅、
    94年式も全滅が見込まれます。

    また、少数導入のいわゆる「ゲテモノ」や、
    これは根拠がないことですが富士重の車体などは早々に離脱するのではないでしょうか。
    各社のボディが入り乱れる状態は、予備部品統一などの観点から好ましくありません。

    P1010825

    京都市バスの古参車両たち

    最近になって、「市バス 廃車」というような検索でたどりつかれる方が多く見受けられます。
    私もそれほど事情に詳しくなく、何もうpできないのが悲しくもあります。

    しかし、2012年度の新車がさらに導入され、
    何もフォローしていない私からみても「ああ、また新車か」と思うことも増えました。特に205系統や208系統などの、九条の循環系統で多く見かけるようになりました。

    それにともなって、ついにしばらくまとまって廃車が出ていなかった古参車両にも、引退が迫っています。

    現状、
    ・6000~6100番台のU-車(94年~95年製造)
    ・15年以上が経過したCNG車(6600番台)
    が廃車の対象となっているようです。

    特に後者は98年や99年に製造されたCNG車、例えばエアロスター2ステップ車なども見納めが近いのかもしれません。

    前者の場合、
    もともと遭遇する確率が低かったのが、ますます低くなりそうです。24334252_11200469_206large




















    これや

    24334252_1271185350_1large

















    これなど、見かけたら堪能すべきかもしれませんね。

    お知らせ

    最近多忙であること、
    PCを新調して長年愛用してきたペイントが変わって使い方が良く分からないこと
    などから、ペーパーバス製作を休止しています。

    再開の目処が立ちましたらご案内します。
    なにとぞよろしくお願いします。

    深夜バス

    かつて、夜行列車といえば歌謡曲にもよく出てくる「郷愁を誘う乗り物」「旅立ち」を想起させるものでありました。

    チューリップの歌詞「明日の今頃は 僕は汽車の中」とか、

    中島みゆきの「ホームにて」など、

    故郷を離れるというような題材にぴったりでした。
    しかし現在、夜行列車や夜汽車と聞いて、果たして何人がぴんとくるでしょうか。見たことはあるけど、乗ったことはない、むしろ見たことないという人が多数では、歌謡曲で誰かに共感してもらうことは不可能です。

    また、「夜行列車」というワードは、従来本当に線路を走る夜行列車、例えば「日本海」とか「津軽」とかを指すことが多かったみたいですが、
    近年では比喩的表現、代名詞的表現としてもよく見られます。
    「明日へ向かう夜行列車」みたいな、明るいイメージです。

    では従来の「日本海」とか「津軽」とか、夜を徹して移動するのを示すときは、、、
    「夜行バス」というワードが使われつつあるようです。

    夜行バスは、大学生以上であれば大方の人が一度か二度乗ったことがあり、
    その辛い旅を経験したことのある人も多いようです。
    夜行バスははっきりいって辛い。寝れないし、寝れたとしても朝起きたら体痛いし、
    しかしその辛さこそ、旅の目的地や、その後の行動を印象付ける作用があるのではないかと思います。

    試しに歌詞検索サイトで「夜汽車」と打つと、歌詞中に夜汽車が含まれる歌を歌っているのは、
    305件、氷川きよしや吉幾三など演歌歌手や、少し古い人々が目立ちました。

    対して「夜行バス」を検索すると、たった10件。
    しかし、チャットモンチーやDo As Infinity、くるりなど、若い世代にも馴染みのある歌手が目立ちました。
    確実にシフトはおきつつあると言えるでしょう。




    ペーパーバス利用に関するガイドライン

    いつもIRUKABUSをごらん頂、ありがとうございます。
    曖昧にしていたペーパーバスの利用に関する規定を、改めて制定いたします。

    ◆ペーパーバスの著作権について

    ・基本的な著作権は「野川電鉄」さま、「港南電鉄」さまに属していますが、車体下に表記されている方々全てに著作権が存在します。


    ◆二次利用について
    ・印刷、製作などはご自由にご利用ください。(商用利用は不可)
    ・ペーパーバスを改造、再配布される場合は、必ず関係各所のガイドライン規定に従ってください。(特に、港南電鉄規格のペーパーバス公開には港南電鉄様の許可が必要です)
    ・当ブログのバスを改造される場合には必ず公開したURLとともにメールをお願いいたします。
    ・このガイドライン制定以前に改造、公開されたものも、必ず報告をお願いします。
    ・当ブログのバスを再利用される場合は、IRUKABUSの著作権表記は削除しないで下さい。

    ◆素材の扱いについて
    素材についてはメールにてお問い合わせください。
    個別に対応いたします。

    IRUKABUS 2012・12・12
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    バスと音楽1-サヨナラバス(ゆず)-

    「バス」がテーマになる音楽は、少数とはいえ存在します。
    というわけで、たまにはこんなのもありかということでバスを使った曲をご紹介します。


    まずは定番中の定番(というかこれを紹介してしまったら後がない可能性大)
    ゆずのサヨナラバスです。

    97年にストリートからメジャーデビューした神奈川県のバンドで、
    爽快なメロディと声色、青春!っていう感じの直球歌詞が人気の秘訣?
    「サヨナラバス」は、99年に発表された5thシングルです。

    ♪予定時刻は6時~ から始まる歌詞と、
    ♪さよならーさようならー というサビはとても印象に残りました。

    いつでも会えるという、いつもの日常が終わるとき、
    いつもと同じバス停から、
    しばらく、もしかしたらずっと会えないかもしれない人を送り出す。

    そんな心情は胸にきました。
    地元のバス停を想像して、大事な人を想定すると泣けてくる。

    春の6時(多分、午後でしょう)といえばだいぶ暗い。
    煌く夜の道、
    遠くにバスが見える、「205」じゃなかったら良いな。
    近づいてきたら「205」だった。ああ、
    みたいな。



    折角なのでバスヲタによる分析もしておきましょう。

    まず、ジャケットに使われているバスは江ノ電バスの5Eです。
    さらにバスヲタ必見なのはPV。
    なんと、東海バスのモノコックバスが使われています。
    富士重の3Eを載せたK-CPM520の走行風景や車内まで!

    99年当時は、まだまだ予備車としてモノコックも残っていたのですね。


    ちなみに、歌詞中の
    「お釣りを待ってる君の振り向いた最後の笑顔」
    が、作品が関東圏で作られていることを示すようで面白い。

    関西だと差し詰め、「整理券をとった君の」
    になるのでしょうか。

    バスのルールとマナーとホスピタリティ

    最近、とある誰か私は良く知らないけど有名人らしい方のブログで、
    赤ちゃんが泣いてうるさいと飛行機内で騒動を起こし、
    さらに航空会社に対して取材を敢行したという記事をみた。

    これが物議を巻き起こし、「赤ちゃんは泣いて当然」「着陸態勢の飛行機で立ち歩くのは違法で大迷惑」
    というような意見が散見される。

    確かに、これは意見の分かれるところだと思う。
    ベルトサイン点灯時の機内を立ち歩くのは論外であるが、
    赤ちゃんの泣き声には、正直うんざりしながらも「まあ、赤ん坊だから」と我慢する方も多いだろう。
    赤ん坊の泣き声は、人間の不快とする音が含まれており、それで意思を伝わりやすくするのだから仕方ない。

    バスや電車でも、初めての体験に大泣きしてしまう子供も多い。
    長時間ではないから、我慢もさして苦にはならないと思うが。
    しかし問題は、ある程度の大きさの子供たちが走り回ったりマナーを守らない点である。
    親の教育不足でしかない。そんな子供たちが塾のかばんを背負っているのだから、
    末恐ろしい。

    公共の交通機関は静かに利用するものだと思う。

    また最近、座席を譲ってもお礼を言わないお年寄りや、座席を強奪しようとする者や、衛生的でないものもいる。
    色々な人が利用する交通機関では、相手の視点に立つ視座が必要だろう。
    ルールやマナーを明記しなくても、それらさえ出来れば快適な環境となる。


    また、最近読んだ本「ホスピタリティの正体」では、
    著者が出発前の機内でケータイ電話を触っていたところ、注意されたと紹介し、
    「まだ出発前でトラブルが起こることはないのに、マニュアル一辺倒。ホスピタリティ精神が足りない」

    というような論を展開していた。

    ホスピタリティとは、サービスが何らかの対価として行われるものとする、与える人→受け取る人の一方通行であるのに対し、受け取り手の顔色や空気を伺い、相手に満足してもらうもてなしのようなことを言うらしい。
    つまり、一人ひとり対応策が違うのだから、マニュアルに頼っているとホスピタリティが実現できないということで、
    上記のような論になる。

    これについては、出発前であろうがパイロットが点検を開始していることなどを鑑みると、ただのマナー違反かクレーマーでしかない。ホスピタリティは、もてなされる側にもマナー、ルールを守ることが求められると書いている本の著者にしては、いささか残念である。


    最近ではバスも、接客業というとらえ方がなされて、色々な乗客の要求も突っぱねることなく
    改善を目指すようになっていると思う。
    しかし今度は、悪質な無茶な要求をするやつが出てきたり、マナーやルールを守らない連中が我が物顔をするようになるのも事実である。
    良質なサービスやホスピタリティには、乗客がマナーやルールを守るという前提がないと成り立たない。

    ぜひ、教育機関等でも再考してほしい問題である。
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