2005年09月24日

大西順子 / How High The Moon4

96年「Play, Piano, Play」収録。
《今日は何の日》
今日もまずはお誕生日の方をずらっと並べてみます。
音楽界ではSomething ELseの大久保伸隆、「愛は勝つ」のKAN、ベンチャーズのメル・テイラー。
それから女優の羽田美智子、元阪神の田淵幸一、作家の筒井康隆、日本画の加山又造。
今日が命日なのは作家の鮎川哲也、西郷隆盛。
歴史的出来事として「ベーブ・ルースのヤンキースタジアムでの引退試合」「シドニー五輪女子マラソンでの高橋尚子優勝」あたりでしょうか。

★★♪//♪★★♪//♪★★♪//♪★★♪//♪★★♪//♪★★

ここんところこの誕生日ネタと絡んでではありますが、Classic、HR/HM、J-Pop(Group)とてんでバラバラのジャンルからの紹介が続きました。となれば次にくるのは問答無用でJazzになるわけです。
というわけで今日は大西順子さんです。

プレイ・ピアノ・プレイ


67年京都出身で、93年にデビューしています。
高校時代に兄の聴いてたセロニアス・モンクでジャズに目覚め、高校卒業後に渡米。86年にバークリー音楽院へ入学。仲間でジャムセッションなどで腕を磨きながらも、バークリーをトップの成績で卒業。
卒業後ニューヨークに移り、たまたま立ち寄ったジャズクラブでセッションに飛び入り参加し注目を集めます。
92年に帰国。93年に1stアルバム「WOW」をリリース。これが日本ジャズ賞を受賞。売り上げも当時のジャズには珍しく5万枚以上を売り上げています。ロックポップスとは桁が違いますが、それは仕方のないことです。
94年5月にアメリカの名門ジャズクラブ・ビレッジ・バンガードに、日本人として初めて出演します。この模様はライブ録音されて二枚のアルバムとしてリリースされました。二枚組というわけではないので、好きな方を購入できます。ちょっと緊張してますが、なかなかに素晴らしい演奏です。2の方ではあの「リンゴ追分」を料理しています。
96年にはモントルージャズフェスティバルへの出演など、一躍日本を代表するジャズピアニストとして世界に名を馳せます。
しかし人気絶頂まで昇り詰めたモントルーからわずかの98年に「フラジャイル」を発売後、世間から姿を消してしまいました。



ジャケット写真の「ちょっと綺麗なおねえさん」といった雰囲気からは、まったくかけ離れたガツンガツンのピアノを弾きます。
95年だったか96年だったかのMt. Fuji Jazz Fest.に出演していまして、「聴かず嫌いも」ということでテレビ放映を見ていて、度肝を抜かれました。
白いミニのボディコン姿で、挌闘するようにピアノを打ちつける姿に、「ジャズってこんな激しいもんなんだ」と圧倒されました。
女性とは思えないほど力強く、スピード感溢れてて。
ロック好きの人間としては「ギターと挌闘するジェフ・ベック」みたいなもんです。
音の激しさ、力強さには惚れ惚れです。

この「Play, Piano, Play」はモントルーなどヨーロッパのライブフェスの音源が元になっています。
レコード会社のHPによりますとドイツ・ジャズ・オープン・シュトゥットガルト、フィンランド・ポリ・ジャズ・フェスティバル、モントルー・ジャズ・フェスティバルのみっつの音源が録音されているそうです。
私の中のお気に入りは「Trinity」と「Kutoubia」「The Jungular」なんですが、一応テーマの「月」に合わせまして、二曲目の「How High The Moon」を持ってきてみました。
13分にも及ぶ長い曲です。ジャズのような即興性のあるジャンルでは珍しくありませんが。
出だしこそ気を持たせるようにブツ切れの音で誘いをかけてますが、4分過ぎからはどこまでも突っ走っていく彼女らしいピアノが聴けます。7分過ぎからはしばらくドラムソロとの掛け合いも聴けます。最後30秒でテーマに戻って終ります。
このテーマに戻った時なんて鳥肌もんですね。

とにかくこの縦横無尽に鍵盤を奏でるところが魅力的です。女性だからってナヨナヨしたところは微塵も感じられません。
当時LDが発売されていましたんで、購入して運指とか研究してみたんですけどさっぱりでした。映像となるとついついご尊顔に釘付けなわけでして...(^^ゞ
こういうジャズの楽譜ってどうなってるんでしょうかねぇ。クラシックは厳密におたまじゃくしが書き込んでありますし、ロック系の場合はキメの場所以外はコードだけが書いてあることがほとんどですけど。
ジャズって基本的に行き当たりばったり、っていうと言葉が悪いけど即興でやっていくことがほとんどのようですし、聴いててもどこが頭だかわからないことが多いし。
特にこの曲のように掛け合いが間に挟まってたりしますと、非常に不思議です。
「Kutoubia」ではベースの荒巻さんがボーカル混じりにソロを取るんですが、その時はそろそろかなっていうところで鍵盤の上に手を置いて待ってました。
一度ピアノの上の楽譜を覗いてみたいもんです。

ところで彼女、最近復活されたという噂を聞きました。
まだレコード会社その他の情報はありませんし、ネットで探ってみても「復活したらしい」とか「ライブをやったらしい」といった不確定要素ばかりではっきりしません。
ライブやってるんなら見てみたいなぁ、とつくづく思います。

starofkamuy at 09:15│Comments(0)TrackBack(0)clip!Jazz 

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