2006年01月29日 09:04

Judas Priest / Rock Forever 4

《今日は何の日》
まずは今日がお誕生日の方。
女優の宝生舞。陸上の伊東浩司。歌手の小野正利。サッカーのロマーリオ。歌手の岡村孝子。宇宙飛行士の毛利衛。レーサーの高橋国光。小説家のチェーホフ。歌手のテレサ・テン。
今日が命日の方。
小説家の井上靖。プロレスのアンドレ・ザ・ジャイアント。俳優のアラン・ラッド。画家のシスレー。
主な出来事。
南極・昭和基地を開設(1957)。
★★♪//♪★★♪//♪★★♪//♪★★♪//♪★★♪//♪★★

《今日の一曲》
Judas Priest / Rock Forever
79年「Unleashed In The East」収録。
ついでだからヘビメタ系を続けます。90年前後がガンズ、2000年前後がメタリカなら、80年前後はこのジューダスです。私の中ではそうインプットされています。
元祖メタルゴッドといいますか。ま、なにをもってヘビメタと括るかは判りませんけどね。

イン・ジ・イースト(紙ジャケット仕様)


69年にイギリスのバーミンガムで結成されたバンドです。
74年の「Rocka Rolla」でメジャーデビュー。この頃はまだハードロックの延長線上とも言えます。
80年頃から鋲つきの革ジャンや革手袋をはめ、ボーカルのロブ・ハルフォードがハーレーに乗ってステージに登場するなど、ファッションイメージなどでメタル界の標準を作り上げました。
80年発表のアルバム「British Steel」では自ら「メタルゴッド」と称してます。いつ頃からヘビーメタルというジャンルができたか諸説ありますが、このアルバムでそのジャンルを確立・名を広めました。
90年の「Painkiller」後にロブが脱退し、一時バンドの評価を下げましたが、03年にロブが復帰し、05年の復活作「Angel Of Retribution」は日本・ドイツなどの他、アメリカなどヘビメタが根づいてる国以外でもチャートインし、さすがの大御所振りを見せつけました。
05年5月の来日公演では武道館のステージにハーレーで登場し、以前と変わりないメタルショーを繰り広げました。


世界的に見ればヘビメタってのは少数派で、ユーロ・テクノ系よりもさらにマイナーなジャンルになりますが、日本とドイツではHR/HMというのはそれなりに力を持ったジャンルです。不思議ですねぇ。こういうジャンルの研究ってのもちょっと面白そうですね。
音楽的にはグレンとKKのツインギターと、ロブの高音シャウトが特徴的です。
ステージアクションや鋲つきレザーファッション以外にも、ツインリードギターとシャウトってのは、ある意味メタル界の標準になっています。

このアルバム「Unleashed In The East」は、日本でのライブを収録したライブ盤です。発売当時はLPとEPという二枚組だったそうですが、CDでは一枚になっています。つい先年再発された紙ジャケの限定盤は当時と同じように、12センチと8センチの二枚組になりました。
独自のスタイルで絶頂に昇り詰める、まさにその一歩手前の勢いがあります。
一曲目がこれぞジューダスという名曲「Exciter」。全13曲、どれもが重くて速くてヘビーでクールで。
またグレンとKKのツインギターが、ライブならではのドライブ感で盛り上げています。
ギタリストが二人いると、ついついどちらかのギターに偏ったりするもんですが、この二人の場合は対等に渡り合っています。この曲はこっちのギターがメイン、というようなのもありません。わざわざ間奏を二つ設けて、どちらのギターソロも堪能できるような曲作りが多いですね。ここらへん、ギターとキーボードという違いはありますがディープパープルに似ています。リッチー・ブラックモアは「間奏が二つあるのが気に入らない」みたいなことを言ってましたけど。

この「Rock Forever」は10曲目です。紙ジャケの限定盤の方では8センチの1曲目。この曲は二人のギタリストが同じリフを永遠と繰り返しています。間奏も同じフレーズを弾いています。なので間奏は一回きりです。
聴かせどころのギターソロを削ってますが、同じフレーズを弾くことによるバンドの一体感が出ています。
曲調自体はありきたりなハードロックの延長線ですが、ロブの高音と前面に出てくる二人のギターとで硬質感がたっぷりです。やっぱりヘビメタは硬さ・冷たさを感じられないとダメですからね。
そういう意味ではやはりジューダスってのはメタルの神なんでしょう。

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