2006年03月27日

井上陽水 / 桜三月散歩道4

《今日は何の日》
まずは今日がお誕生日の方。
タレントの金澤あかね。歌手のマライア・キャリー。俳優・監督のクエンティン・タランティーノ。B'zの松本孝弘。女優の宮本信子。ギタリストの高中正義。DJの小林克也。歌手の岸洋子。作家の田辺聖子。元首相の佐藤榮作。作家の遠藤周作。
今日が命日の方。
登山家として有名なウェストン。経営者の豊田喜一郎。世界初の宇宙飛行士・ガガーリン。映画監督のビリー・ワイルダー。
主な出来事。
松尾芭蕉が「奥の細道」の旅に出発(1689)。天狗党の乱(1864)。検索エンジンgooがサービス開始(1997)。

★★♪//♪★★♪//♪★★♪//♪★★♪//♪★★♪//♪★★

《今日の一曲》
井上陽水 / 桜三月散歩道
73年「氷の世界」収録。
桜の曲、第三弾です。
しかも三月の曲です。ま、桜となれば三月か四月しかないんですが。

氷の世界


69年に「アンドレ・カンドレ」という芸名でデビューしますがさっぱり売れませんでした。
72年に井上陽水と改名し、ポリドールから再デビューします。
同年5月に出した1st「断絶」、12月に出した「センチメンタル」、73年に出した「氷の世界」とライブ盤「もどり道」。この四枚のアルバムを押さえておけば、初期の陽水さんは万全です。80年代以降はまた別ですが。
シングル曲中心だった音楽業界で、初めてアルバムを中心に活動し、「氷の世界」は日本レコード史上初のミリオンセラーとなっています。
75年に吉田拓郎、泉谷しげる、小室等らと共にフォーライフ・レコードの発足に立ち合い、いまだにフォーライフから出している人です。
80年代前半は安全地帯をバックバンドとしていました。安全地帯が独立した後も玉置浩二とデュエットしたりと親交があります。
80年代以降は中森明菜「飾りじゃないのよ涙は」を始め数多くのアーティスト、アイドルに曲を提供しています。また自ら歌った曲がテレビドラマやCM曲などに使われて、お茶の間ウケは抜群です。あの独特の声ですからね。


このアルバム「氷の世界」は73年の3rdアルバムです。この前にライブ盤「もどり道」がリリースされてますが、ライブ盤とはいってもこのアルバムでしか聴けない曲などが入ってまし、ちょっと難しい位置づけですね。一応は公式通りに3rdアルバムとしておきますか。
そして井上陽水の、というより日本音楽界にとっての重要なアルバムになっています。
なにしろ発売から一年以上もチャートでトップ争いをし、アルバムとしては日本で初めてのミリオンセラーになっています。
この73年3月にリリースした「夢の中へ」が、初めてヒットらしいヒットとなり、続いてリリースされた「もどり道」も80万枚近い大ヒットとなり、そしてようやくリリースされたオリジナルアルバムですから、期待はすごかったことでしょう。
またレコード会社の方も力を入れており、当時では珍しくレコーディングはロンドンで行なわれたそうです。
当時はシングル重視の時代で、アルバムは全然売れない時代でした。シングルを集めてやっとアルバムを出すような、1万枚でも売れればヒットと言われた時代です。
それが100万枚以上のミリオンセラー。しかも74年3月までの3ヶ月1位をはじめ75年6月に至るまで、断続的にではありますが通算35週も1位に輝いています。二年連続年間チャートの1位ってのも、今だと考えられませんね。

この「桜三月散歩道」は、赤塚不二夫が創刊した月刊漫画誌「まんがNo.1」という雑誌のソノシートで既出だったそうです。作詞の長谷邦夫は、そのソノシートの曲をほとんど作詞している関係だそうです。

陽水らしい摩訶不思議な曲です。特に詩の世界が独特ですからね、この人の場合は。
サウンド的にはいわゆるフォークロック的な音になっています。サイモン&ガーファンクルの初期の頃に似てますかね。基本となるのは生ギターで、それにドラムやベースといったリズム隊、ピアノやストリングスといった上物が乗っかってます。
とはいってもサウンドどうこうではなく、やはり詩の世界が全てでしょう。
「だって人が狂い始めるのは だって狂った桜が散るのは 三月」
もうこのフレーズが全てです。
合理性とか整合性とかまったく無視してます。しかもメロディがどんどん昇っていくような進行ですので、わけも分からず焦らされます。
不安感とか焦燥感とか、じりじりと頭の後ろあたりを焼かれるような、居ても立ってもいられない気持ちになります。
桜を見るとふつふつと沸いてくる狂気性を、ある意味しっかり歌にしています。
もっともこの曲にこんなに共感できる人も少ないのかも知れませんが。
多分、共感できる人は私と同じように、桜を見るとついつい酒を呑んで踊っちゃうような人でしょう。上野公園にはお仲間がいっぱいいますね、この時期は。

starofkamuy at 06:14│Comments(0)TrackBack(0)clip!J-Pop(Man) 

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