2007年05月16日

Ali Project / ナルシス・ノワール4

《今日は何の日》
・まずは今日がお誕生日の方。
タレントの酒井彩名。女優の遠山景織子。歌手のジャネット・ジャクソン。安全地帯の武沢豊。歌手の佐々木功。俳優のヘンリー・フォンダ。映画監督の溝口健二。
・今日が命日の方。
作曲家のバラキレフ。以後棋士の本因坊算砂。
・主な出来事。
オウム真理教の麻原彰晃を逮捕(1995)。十勝沖地震(1968)。三原山噴火(1914)。

★★♪//♪★★♪//♪★★♪//♪★★♪//♪★★♪

《今日の一曲》
Ali Project / ナルシス・ノワール
03年「月光嗜好症」収録。
ここんところクラシックが続いてますねぇ。他人事のようですが。その前にヘビメタをやった反動でしょうかね。
クラシックついでにJ-Pop系のオーケストレーション作品を二曲ほど取り上げたいと思います。

月光嗜好症


宝野アリカと片倉三起也の二人組ユニットです。アリカが作詞&ボーカル、片倉が作曲及びいっさいのプログラミング&演奏を担当しています。
88年に「蟻プロジェクト」としてインディーズデビュー。
92年にメジャーに昇格し4枚のシングル、3枚のアルバムをリリースしています。CM、映画音楽、テレビアニメ等のテーマソングなど、独特のスタンスで活躍していますね。
レコード会社は92年のデビュー時は東芝EMIでしたが、98年にコロンビアへ移籍、2000年に独自レーベル「ZAZOU Records」を設立。01年からは徳間ジャパンやビクターなどからリリースしています。ここら辺はアニメのオープニングだったことでレコード会社がバラバラなんです。
現在ではMellowHeadからのリリースが多いですかね。このレーベルはアニメ関係に強いレーベルでして、その関係があるんでしょう。
この人たちはいくつかの顔を持ってまして、一般的にはアニソン系の過激なユニットになりますが、その一方でストリングス主体の企画アルバムを定期的にリリースするようなクラシカルな様式美も持ち合わせています。この両極端を行ったり来たりしてる印象ですね。
来週には新シングルがリリースされるそうです。6月にもシングルが予定されていますから、また忙しくなりそうですね。


「月光嗜好症」
1 月光ソワレ (Instrumental)
2 赤い睡蓮の午後
3 プラトニック
4 ナルシス・ノワール
5 桜の花は狂い咲き
6 コッペリアの柩
7 月のなかの少女 (Instrumental)
8 星月夜
9 共月亭で逢いましょう
10 Feliciter

03年にリリースされたストリングスアルバムです。
amazonなどではベスト盤として扱われていますが、ベストというよりはやはり企画盤と言った方がいいでしょう。既存曲も新曲もいろいろ含めて、全てストリングス楽曲です。
6はシングルとしてかなりヒットしていましたし、9はバラードベスト「星と月のソナタ」なんかにも入ってる佳曲です。5は桜の季節に必ず取り上げる佳曲でして、「月下の一群」収録の「堕ちて候」のリメイク(?)です。


ナルシス・ノワールといっても、馬でも香水でもありません。ネットで調べようとしたら、そんなのばかり引っ掛かりましたんで。
ナルシスはギリシャ神話のナルキッソスから来た言葉で、水仙の花を指します。さらにはナルシスト(ナルシズム)の元語であることから自己愛なんて意味も含まれてきます。日本語ではさらに「うぬぼれ」とか「耽美な」といった意味まで入ってきて、何が水仙だってな状態になってますけど。
フランス語で「黒」を意味するノワールは、小説や映画の世界では「犯罪者側からの視点で描いた作品」を指す一つのジャンルになっています。
...で、結局のところ「ナルシス・ノワール」ってどんな意味になるんでしょうねぇ。ま、どちらにしろビミョーだな、ってのは分かりますが。

バラード曲です。バックはストリングスだけでして、アリカのボーカルが中央にバーンと居座ります。アニソン系の過激なテンポの曲では聴けない、アリカらしいクリスタルボイスが聴けます。この人の歌声は好きですねぇ。アニソン系の早口言葉のようなのもいいんですが、私としてはこういったしっとりナンバーでの澄んだ歌声の方が好みです。
もともと私がアリプロにはまったキッカケは95年のバラードベスト「星と月のソナタ」でして、こういったバラードでの歌声が一番のお気に入りになります。
詩の世界がかなり独特です。主人公の兄とその友人の禁断の恋。これぞアリプロってくらい妖しい魅力です。長野まゆみの小説なんかを思い出しますね。現実世界とはかけ離れていますが、それだけに一遍の短編小説のように感じます。
詩のイメージもありますが、メロディの方もちょっと古めかしい印象です。感覚で言えば「大正時代をイメージした映画曲」のようです。詩の中に場所や季節感などは出てきませんが、曲を聴いてると勝手にイメージ映像ができ上がります。こういった曲を書ける片倉さんはやっぱり鬼才ですねぇ。

...一応断っておきますが、私にそういった性癖はありませんから。

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starofkamuy at 06:12│Comments(0)TrackBack(0)clip!J-Pop(Group) 

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