2007年06月30日

Yngwie J. Malmsteen / Concerto Suite5

《今日は何の日》
・まずは今日がお誕生日の方。
タレントの加藤万梨音。F1レーサーのラルフ・シューマッハ。ボクシングのマイク・タイソン。クリスタルキングの田中雅将。作曲家の弘田龍太郎。
・今日が命日の方。
ジャズ歌手のアンリ菅野。小説家の柴田錬三郎。
・主な出来事。
ソ連の宇宙船「ソユーズ11号」が帰還途中で事故(1971)。花岡鉱山事件(1945)。ロンドン・タワーブリッジが完成(1894)。

★★♪//♪★★♪//♪★★♪//♪★★♪//♪★★♪

《今日の一曲》
Yngwie J. Malmsteen /
  Concerto Suite For Electric Guitar And
   Orchestra In E Flat Minor Op.1
98年「Concerto Suite For Electric Guitar And Orchestra In E Flat Minor Op.1」収録。
テーマ:クラシックとの融合で続けます。
今日はイングヴェイのお誕生日です。
ということでインギーの曲から選びました。っていうか、このために一週間の前振りをしてきたわけですから。
そして今日も「一枚」です。そのために三日間も前振りをしてきたわけですから。
ヘビメタとクラシックという、音だけ聴けば両極端にある音楽をしっかり結びつけています。

エレクトリック・ギターとオーケストラのための協奏組曲 変ホ短調「新世紀」[HDCD]


63年6月30日生まれ。スウェーデンのストックホルム出身です。
83年にスティーラーというバンドでデビュー。すぐにグラハム・ボネット率いるアルカトラスに参加、頭角を現します。
84年からは自身のバンドRising Forceとして活動していましたが、全ての権限をインギーが持っていたことや、メンバーチェンジが多かったことなどから見て、ほとんど「イングヴェイとそのバックバンド」みたいなものです。それを悟ったのか、後にソロ名義になりました。
近年ではクラシックとの共演やら、ほとんど趣味の世界で生きています。
一応はバンド名義のようですが、誰もメンバーが対等のバンド、とは見ていないことでしょう。
私は「Seventh Sign」から「Facing The Animal」あたりまでの、風格漂う王者の姿が好きです。今は丸くなっちゃいましたからねぇ...容姿が。
この人のルーツは70年代ハードロックなんでしょう。レインボーの様式美を極端にし、ウリ・ジョン・ロートの方向性を持ち込んで、ステージではジミヘンばりにギターに火をつけてます。
プレイ自体はオーソドックスで、むしろ古典的な部類に加わるんでしょうが、なにしろバカテクです。奇を衒うことなく正面から取り組んでねじ伏せた感じがします。
この人の音を聞いてギターから手を引いた人がどれだけいたことでしょう。
プレイスタイルを全然変えないというのも凄いですよね。ある意味マンネリなんですが。クラシカルな速弾きとメロディセンスのみで勝負しています。
楽曲の部分では言うことないんですが、インタビューなんかを読んでると性格は相当悪そうです。やたらと「ギター自慢」「愛車自慢」「家柄自慢」等々目につきます。フォロワーに対しても「パクリだ」「バカだ」「最低だ」とニベもありません。それだけの自負は凄いと思いますが...友達にはなりたくないですね。


「Concerto Suite For Electric Guitar And
  Orchestra In E Flat Minor Op.1」
1 Icarus Dream Fanfare
2 Cavallino Rampante
3 Fugue
4 Prelude To April
5 Toccata
6 Andante
7 Sarabande
8 Allegro
9 Adagio
10 Vivace
11 Presto Vivace
12 Finale

全てをインギーが作り上げた「クラシック・アルバム」です。作曲はもとより、オーケストラアレンジも自分でやってるんですから。
もちろん優秀なサポート・キーボーディストがいたからこそですが、ギターとは音域も音色もぜんぜん違うんですからたいしたものです。
バックを勤めるのはチェコ・フィルハーモニー管弦楽団。指揮はアトランタ交響楽団のヨエル・レヴィ。
プラハでオーケストラパートを録音した後、マイアミの自宅スタジオでギターパートを録音と、完全に分離作業だったようです。
そして生まれたのが40分ものギター弾きまくり協奏曲です。自分のギターのためだけにオーケストラ用の楽曲を作り上げたんですから、すごいですよね。
もちろん主役はインギーのギターです。オーケストラは所詮バックでしかありません。オーケストラ作品というとストリングスと管楽器の戦いであったり、打楽器との協調であったりと、場面場面で主役が代わるのが常ですが、この協奏曲ではギターだけが主役です。王者の我儘ですが、メロディセンスがいいのでそれも許されます。
クラシック側にスタンスを置いてるというところが画期的です。クラシックとロックの融合、ではなく、オーケストラ楽器の一部としてギターが入ってるという感覚でしょうか。昨日のウリも96年のアルバム「Sky Of Avalon」でそれに近いことをやっていますが、どちらかというとロック寄りでした。昨日取り上げた「Metamorphosis」では一歩踏み込んでいましたが、完全にオリジナルの協奏曲を一枚分書いたインギーは、やはりさすがですね。
100年後にエレキギターがオーケストラの一部になっているかどうかは分かりませんが、その可能性の扉を開いた、という意味ではこのアルバムは歴史に残る一枚です。
ま、エレキギターの音が好きで、しかもクラシックも聴くという一部の人間が評価してるだけのことですが。



新日本フィルとの共演で3「Fugue」の演奏です。
クラシック然とした演奏と、どこまでも主役を譲らないギター、何より丸くなった姿に注目です。

starofkamuy at 11:49│Comments(0)TrackBack(0)clip!Classic 

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