2024年06月20日 08:00

Toto / You Are The Flower

1978年「Toto」収録
Toto
Toto
Sbme Special Mkts.
2008-02-01



 テーマ:花で続けます。
 昨日のハートと同じく70年代にデビューし、80年代に大ヒットを飛ばしたバンドです。ハートは山あり谷ありでしたが、Totoは大きな谷はなくずっと第一線で活躍し続けました。谷らしい谷と言えばジェフが亡くなった時とかでしょうかね。
 78年デビュー、08年に解散。その後再結成し、昨年は久しぶりの来日公演が行われています。元々が腕っこきのミュージシャン集団ということもあり、色々な人が出入りしています。重要なのはポーカロ兄弟とルカサー、ペイチあたりですが、ライブのサポートなんかを含めれば軽く30人くらいの名前が挙がります。ライナーノーツを見るのが楽しみなバンドです。

TOTO(宇宙の騎士)」
1 Child’s Anthem
2 I’ll Supply the Love
3 Georgy Porgy
4 Manuela Run
5 You Are the Flower
6 Girl Goodbye
7 Takin’ It Back
8 Rockmaker
9 Hold the Line
10 Angela

 78年にリリースされた1stアルバムで、ビルボードで週間9位、年間チャートでも19位に入っています。オリコンでは39位でした。
 ファンならお馴染みの1,3,9といった名曲が収められています。



 当時のラインナップは、ボーカルにボビー・キンボール、ギターはスティーブ・ルカサー、ピアノがデビッド・ペイチ、シンセがスティーヴ・ポーカロ、ドラムがジェフ・ポーカロ、ベースがデビッド・ハンゲイト。ゲストミュージシャンも色々クレジットされています。
 この曲では曲を書いているキンボールがリードボーカルも務めています。キンボールは専任ボーカリストのくせにリードボーカルが少ないんですよね。Totoの不思議な部分です。
 Totoらしいというか、らしくないというか、ちょっと変わったタイプのロック曲です。AORにハードロックを混ぜて、プログレの風味を少し足した、いいとこ取りが持ち味です。それぞれのファンからは嫌みを言われますが、そこまで深掘りしない一般音楽ファンには強い武器になります。コード進行としてはジャズっぽいと言うかおしゃれな感じで、音はロックのしっかりしたものになっています。ジャズっぽいピアノのリフを、男らしいギターがなぞるからの面白さでしょう。そこら辺のバランスが面白いです。
 リズムはちょっと変わっています。とはいえそのちょっと変わったままでずっと過ごしますので、単調というか盛り上がりに欠ける嫌いがあります。ジェフのドラムは刻んでるだけなのに跳ねたように感じます。周りの音でそう感じるのでしょうが、そこら辺もTotoの面白いところです。

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