2025年01月08日 08:00
松居慶子 / Brand New Wind
2003年「Wildflower」収録
テーマ:新Newで続けます。
この人はジャズ部門で有名な日本人です。
87年にソロ名義でメジャーデビュー。01年のアルバム「Deep Blue」はビルボードのコンテンポラリージャズ部門で日本人初となる1位を取っています。現在までに20枚以上のアルバムをリリースしており、日本を代表する現代ジャズの第一人者となっています。
私はジャズ系は苦手な分野でして、それほどの数を聞いているわけではありません。もともとがロック好きで、ジャズよりはクラシック寄りの楽曲の方が好みだってのもあります。ジャズ寄りのロックといえばジェフ・ベックが一時フュージョンに歩み寄っていたりサンタナやソフトマシーン等が有名ですが、クラシック寄りのロックの方が数が多いので、ロック好きはどうしてもそうなってしまいます。
松居慶子さんはジャズとはいっても新しめのコンテンポラリージャズとかフュージョンとかの方で、古くからあるデューク・エリントンやらマイルス・デイビスやらとは違いますが、それでも私が手を伸ばしたのは楽器としての楽しさでしょうか。
「Wildflower」
1 Flashback
2 Facing Up
3 Sense Of A Journey
4 Brand New Wind
5 Eldest Of All
6 Reflections
7 White Castle
8 Temple Of Life
9 Seeker
10 Stone Circle
11 Wildflower
12 Facing Up -Solo Piano-
13 White Castle -Solo Piano-
03年にリリースされたアルバムです。何枚目になるんでしょうかねぇ。何しろアメリカからの逆輸入という形で売れましたから、発売日がアヤフヤになってまして。その上公式サイトが英語しかなく、ファンが作ったサイトが一番充実してるんですから、調べるのも苦労します。
12,13はアルバム収録曲のソロピアノバージョンで、ボーナス扱いになるんでしょう。
ピアノの響きが綺麗なバラードです。ジャズらしくベースや尺八っぽい音との絡みがありつつも、ドラムループやらSEの多用といったジャズらしくない部分も入ってくる面白い楽曲です。
ピアノのメロディは秀逸です。別に超絶テクニックというわけではありませんが、リンと響く様はピアノの格好良さが出ています。私はロック好きでギター弾きではありますが、こういう楽曲を聴くと「ピアノもいいなぁ」となります。そこまで難しそうじゃないのがまた厄介で、練習すれば弾けるんじゃね、などと思ってしまいます。クラシックではありますが「ラ・カンパネラ」なんか聞いてもそんなこと1ミリも感じませんが、こういうゆったりとして音数が少ない曲は「無理すればワンチャン」と思ってしまいます。ピアノ弾きの方からは「ギター弾きが何言ってやがる」と文句言われそうですが。
インストナンバーですのでタイトルの「Brand New Wind」以外には「新」の要素はありませんが、リンとしたピアノの音とそのメロディは、しっかり「新しい風」を感じさせる物です。

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この人はジャズ部門で有名な日本人です。
87年にソロ名義でメジャーデビュー。01年のアルバム「Deep Blue」はビルボードのコンテンポラリージャズ部門で日本人初となる1位を取っています。現在までに20枚以上のアルバムをリリースしており、日本を代表する現代ジャズの第一人者となっています。
私はジャズ系は苦手な分野でして、それほどの数を聞いているわけではありません。もともとがロック好きで、ジャズよりはクラシック寄りの楽曲の方が好みだってのもあります。ジャズ寄りのロックといえばジェフ・ベックが一時フュージョンに歩み寄っていたりサンタナやソフトマシーン等が有名ですが、クラシック寄りのロックの方が数が多いので、ロック好きはどうしてもそうなってしまいます。
松居慶子さんはジャズとはいっても新しめのコンテンポラリージャズとかフュージョンとかの方で、古くからあるデューク・エリントンやらマイルス・デイビスやらとは違いますが、それでも私が手を伸ばしたのは楽器としての楽しさでしょうか。
「Wildflower」
1 Flashback
2 Facing Up
3 Sense Of A Journey
4 Brand New Wind
5 Eldest Of All
6 Reflections
7 White Castle
8 Temple Of Life
9 Seeker
10 Stone Circle
11 Wildflower
12 Facing Up -Solo Piano-
13 White Castle -Solo Piano-
03年にリリースされたアルバムです。何枚目になるんでしょうかねぇ。何しろアメリカからの逆輸入という形で売れましたから、発売日がアヤフヤになってまして。その上公式サイトが英語しかなく、ファンが作ったサイトが一番充実してるんですから、調べるのも苦労します。
12,13はアルバム収録曲のソロピアノバージョンで、ボーナス扱いになるんでしょう。
ピアノの響きが綺麗なバラードです。ジャズらしくベースや尺八っぽい音との絡みがありつつも、ドラムループやらSEの多用といったジャズらしくない部分も入ってくる面白い楽曲です。
ピアノのメロディは秀逸です。別に超絶テクニックというわけではありませんが、リンと響く様はピアノの格好良さが出ています。私はロック好きでギター弾きではありますが、こういう楽曲を聴くと「ピアノもいいなぁ」となります。そこまで難しそうじゃないのがまた厄介で、練習すれば弾けるんじゃね、などと思ってしまいます。クラシックではありますが「ラ・カンパネラ」なんか聞いてもそんなこと1ミリも感じませんが、こういうゆったりとして音数が少ない曲は「無理すればワンチャン」と思ってしまいます。ピアノ弾きの方からは「ギター弾きが何言ってやがる」と文句言われそうですが。
インストナンバーですのでタイトルの「Brand New Wind」以外には「新」の要素はありませんが、リンとしたピアノの音とそのメロディは、しっかり「新しい風」を感じさせる物です。

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