aamall

March 05, 2007

東京交響楽団 名曲全集 第25回

2日前の3月3日にミューザ川崎で行われた東京交響楽団のコンサートに行ってきたので、その模様を書きたいと思います。


プログラムはこちらです↓

1.ショスタコーヴィチ
     『劇場オーケストラのための組曲(ジャズ組曲第2番)』

2.ラフマニノフ『パガニーニの主題による狂詩曲』
                         (ピアノ・小山実稚恵)

3.ショスタコーヴィチ『交響曲第5番』


指揮は高関健さんです。



今回のコンサートはですね、初めてP席(ステージの後ろの席)での鑑賞です。


買ったチケットは一番安いC席だったんだけど、オペレータの方に「P席もありますが、」と言われて、「じゃあP席で!」と即答で決めてしまいました。


しかし、冷静に考えてみれば音響が良いとされるミューザ川崎でいきなりP席で聴くっていうのもなんかもったいないような気もしたんだけど・・・


でも買っちゃったものはしょうがない。 P席で指揮者の細かい表情や普段とは違ったオーケストラの音を楽しもうではないかと自分に言い聞かせて席に着きました。


初めて座ったP席。なんだろう、この緊張感はw 自分が演奏するわけじゃないのに心臓がバクバクするw  


譜面の書き込みもわかる距離でした。四方をぐるっと客席が囲む中で演奏するっていうのはやはりプレッシャーになったりするんだろうか。



さて、まずはショスタコーヴィチのジャズ組曲です。


もともと交響曲の8番を聴いて好きになったショスタコーヴィチなんですが、この曲を聴くのは初めて。


これは驚きました。なんとも軽快で楽しいノリのいい曲。


あとから気づいたんですけど、このコンサートには「聴かず嫌いのためのショスタコーヴィチ入門」っていうサブタイトルが付いてたみたいです。


確かにショスタコーヴィチは好みが激しく分かれる作曲家だけど、この曲から入れば普段は全くショスタコを聴かない人も親しみを感じることでしょう、プログラムの組み方がうまいと感心。


もとからショスタコーヴィチが好きな僕も彼の新たな一面を知ることができて、より一層好きになりました。これはCDを買わなくては!



で、初めてのP席なんですが、当然聴こえ方はいつもとは違いますが思ってたよりは聴きにくくはないなという感じでした。ただアンサンブルの乱れにはいつもより敏感になりました。



やはり指揮者と対峙する席なので自然と高関さんの方へ目が行くのですが、高関さんはオーケストラにのびのびと大きく呼吸させるように指揮をしていました。


東響の出す音ものびやかでおおらかでとても優雅。なんてエレガンスなオーケストラなんだ!東響。 


高関さんの指揮はとてもわかりやすくて、楽器経験のない初心者の僕にも「こういう音が欲しいんだ!」っていうのが伝わってきました。演奏する側も演奏しやすいんじゃないかなぁ。


それと高関さんの指揮ってすごいコミカルなところがあって僕なんかはそれを見ながらニヤニヤしてしまいましたw



次に小山実稚恵さんを迎えてのラフマニノフです。


ラフマニノフにほとんど興味のない僕は少し退屈しながら聴いていましたが、


ふと「ん!これは、あの有名なメロディーではないか!」と耳を傾けたのが第18変奏と呼ばれるところ。


なんて美しい旋律。小山さんの弾くピアノがまた暖かみがあって良い。


これもCD欲しい!


曲が終わった後の聴衆の反応もかなり良くて、それに応える小山さんが嬉しそうにニコニコしながらお辞儀を繰り返していたのが印象に残っています。


年齢は40代の方らしいけど、仕草がなんともお茶目で、かわいらしい人だなと二十歳の僕は思いましたw


ということで、一旦休憩。


1部の曲をのびのびと楽しく音を響かせていた高関さんがはたしてショスタコの5番ではどういう指揮をするんだとうかと興味が沸きました。


そして、いよいよメインの5番。高関さんは譜面を見ずに(閉じて)この曲を指揮していました。


さっきはP席でもそんなに気にならないと書きましたが、何度も聴いているこの曲をP席で聴くとやっぱり違和感ありあり。


コントラバスは壁一枚挟んだところで鳴っている感じがするし、太鼓なんかは壁の下辺りで音がするし、やたらとシンバルが近かったりで、「やっぱりもうこの席はいいや」と思いましたw


ただ、金管楽器が近くにいたりしたので普段より注目して聴けたのは良かったかな。近くで聴くトロンボーンは迫力がありました。


興味を引かれたのは高関さんは3楽章だけ指揮棒をつかわずに指揮をしていたことと、4楽章が始まる前に間を空けたことです。


どういう意図かはわかりませんが、僕は間を空けずに4楽章に入る形のほうが好きです。


あとフィナーレはかなり抑えめ。


5番に関しては特に感じるところはありませんでした。



総括すると、僕にとってはショスタコーヴィチの新たな魅力を知ることができた、いいコンサートでした。


P席で聴く(見る)演奏は楽しかったです。指揮者の細かい指示だったり、笑顔でうなずきながらOKサインを出してたりも見れたし。


東京交響楽団&ミューザ川崎、また聴きに行きたいです。(今度はP席以外の場所で)


チラシ















関連動画:ラフマニノフ『パガニーニの主題による狂詩曲』
      http://www.youtube.com/watch?v=90MuPqYtV_k
      



startingover2007 at 22:48│Comments(2)TrackBack(1)clip!コンサート 
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1. パガニーニの主題による狂詩曲のこと  [ とにかく美しいラフマニノフ ]   June 01, 2007 15:49
パガニーニの主題による狂詩曲のことや、関連する情報を紹介しています。
この記事へのコメント
1. Posted by まさと   March 06, 2007 13:20
5 はじめまして♪

私は小山実稚恵さんのファンサイトを運営しているものです。
ミューザ川崎へ行かれたのですね。
私も行きましたがとても素敵なコンサートでしたね。
ファンサイトへも遊びにいらしてください。
今後とも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

http://www.geocities.jp/michiekoyama_fan/

2. Posted by 次郎   March 06, 2007 14:12
まさとさん

はじめましてm(__)m
小山さんのピアノは素晴らしかったですね。
指使いがしっかり見える席だったので楽しめました。

サイトも拝見させてもらいました。
まとまった情報がない中で才能溢れる奏者のことを取り上げたということはとても意義のあることだと思います。
素晴らしいサイト、また覗かせて頂きます(^^)
どうも、ありがとうございました。

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