いわゆる夏フェスと呼ばれる音楽フェスティバルに
一人ぼっちで参加しても、楽しめるものなのだろうか。

一人ぼっち参加は「アリ」なのか。

日本一ライジングサンロックフェスティバルに行っている
オレの考えを聞いてほしい。
なにか参考になることがあれば幸いだ。

ライジングサンロックフェスティバルとは
北海道は石狩にて毎年お盆時期に開催される音楽フェスだ。
テントを張ってキャンプしながらオールナイトで楽しめる
日本屈指の音楽フェスティバルだ。

まず、なぜ日本一なのかと説明すれば
1999年第1回の開催より毎年欠かすことなく
参加してるってだけだ。それだけだ。
だから同点一位は何千人といることだろう(笑)
20170530ld-1



「あ、俺、毎年彼女と行ってっから、ぼっちとか関係ねーわ。」
「今年も去年行った仲間と参加するから、そういうのいいっす。」

そんな順風満帆、リア充生活を送る人も多いかもしれない。

ちょっと待ってくれ。

「一人ぼっち」は次の瞬間、誰の身にも起こり得ることなんだ。
そう、誰しも突然の雨に打たれたことがあるようにね。

うるせーわ。

いやいや、マジで。

例えば何を根拠に、今の彼氏彼女が夏フェスの時も
キミの横を歩いていると言えるのだろうか。

エントロピーは増大するのが自然なんだ。

このことは、何を意味しているのかわかるかい?
ごめん、書いてるオレもよくわかっていないんだ。

話をもどす。

なんだっけ、そうそう、一人ぼっちで夏フェスは楽しめるかって話ね。
で、誰でも明日はぼっちかもしんねーぞ、って話。

それは突然やってくるんだ。

先行予約でチケットは買ったし、アウトドア便利グッズも買った。
有給休暇の申請もバッチリ、だ。

しかし、そんなことはお構いなしに
彼女との別れは突然やってくる。

オレです。

いやーまいったよね、その時は(笑)
その時オレはどうしたか。

一人ぼっちで行くことに恐れおののいたんだ(笑)
そんな経験なかったからね。
今みたいにSNSで気軽に人との繋がりがある時代でもない。

すぐに一緒に行く人を探したさ。
彼女との別れの悲しみもそっちのけで。
幸いにも、すぐに一緒に行くパートナーは見つかったのだが。

しかし、そんな「誰でもいいから一緒に行くやついねーかな」
なんて自分勝手なオレの行動を音楽の神様は見逃さなかった。
試練を与え給うたんだ。

「親戚で不幸あったから帰るわ」つって。

一緒に行った人がフェス途中で帰ってしまったんだ。

突然の一人ぼっちだ。

映画ゼロ・グラビティよろしく
石狩の大地という宇宙空間に一人投げ出されたかのようだった。
オレはサンドラ・ブロックだ。男だけど。

いつまで経っても、ジョージ・クルーニーは助けに
来てくれなかった。

その後の記憶は、ない。

んなわけないけど、ま、けっこうそれなりに楽しんだよ。
楽しんだけどさ。

それはさ、オレがフェスとキャンプの経験がそれなりにあったから
「なんとかなった」って感じ。

そうは言っても、思い返してみれば、
いつもよりテントで寝てる時間、多かったな(笑)

いや、まだ、最初から一人で行くぞ、って覚悟があれば
違ったかもしれないけど、「突然一人ぼっち」になったからね。
途中で一瞬雨降ったような気がしたけど
もしかしてオレの涙だったかもしれない。

いや、だから結局「アリ」なのか「ナシ」なのか言えよ!

ああ、そうだな。

結論を言わないで引き延ばすブログは嫌われます、
って何かに書いてあったしな。

でも、もう少し待ってくれ、結論。

そもそもネーミングを考えてほしい。
夏フェス。音楽フェス。

そう、フェスティバルだ。

フェスティバルとは何か?
言わずもがな「祭り」だ。

果たして、僕たち私たちは一人ぼっちで祭りに
行くだろうか。

想像してほしい。

夏祭りだ。地元の神社でもいい。

アニメキャラクターのお面をかぶって、綿菓子をねだる子供。
それを笑顔で見つめるお父さんお母さん。

はじめて着る浴衣に少し照れている彼女。
いつもより2倍可愛い彼女に満足げな彼氏。

部活帰りだろうか、大声で笑う野郎の集団。

そんな中キミは一人、いや独りぼっちだ。

射的でもやろうか。キミは思う。
鉄砲の先にコルク製の弾をつめる。キュキュっ。
的に狙いを定める。
見たことのないカラフルなパッケージのキャラメルだ。

パンっ

外れた。

「ざんねーん」
テキ屋のおやじが言う。笑顔はない。

どうだい?
想像の中のキミは楽しそうかい?

で、結局一人ぼっち参加は「アリ」なのか。

結論を言おう。「アリ」です。

ウソつけこの野郎。全然そう思ってねーだろ!
キャラメルすら手にできてねーじゃねーか。

じゃホントのこと書くよ。
オレが思う楽しい順番はこんな感じかな。

相性ばっちりの人と2人参加 > 楽しい仲間と大人数参加

 > 好きでも嫌いでもない人と2人参加 > 一人ぼっち参加

  >嫌いな人もいる大人数参加 
  
   > 嫌いな人と2人参加(楽しいわけねーだろ)


っていっても、一人でも楽しむ方法はいくらでもあるよ。
日本一ライジングサンロックフェスティバルに行っている
オレが言うんだから間違いない。

それはまたの機会に。

最後まで読んでくれてありがとう。今年もフェス行こうぜ!







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