昨日のリクブJAPANは初めて北上総合運動公園で行いました。陸上競技場では県高体連の強化合宿も行われており、練習環境としてはとても刺激のある場所でのトレーニング。辛うじて雨も降っておりませんでしたのでウォーミングアップのジョグ・体操・階段での動きづくり、広々とした芝生での流し、50mや100mの坂トレーニングまでトラック以外の環境で行うことができました。幅広い内容を進めるには身近な環境でも良質なトレーニングを進められることに改めて気づかされました。
本日9時半から富士大学スポーツセンターで選手育成管理コースの練習となりました。ジョグ・体・、ミニハードルでの動きづくり・120m流しまではいつものように進め、ボックスジャンプという新しいメニューに取り組みました。トレーニングの用語では「プライオメトリクス」と呼ばれる地面の反動を使ったジャンプ運動で、足ばかりでなく姿勢や腕の使い方なども一度に集約しなければならない動作です。深く考えずに安全第一で体験して、徐々に動く意味を理解してもらえるように進めてまいります。最後のダウンスプリントはひとり300mをリレー形式で70秒、60秒で走ることを行いストレッチングで終了。小学生対象としては一番運動量が多いコースなのでした。
同じ場所で13時からリクブJAPANの練習となりました。昨日に引き続き行われた練習は、当面、ウォーミングアップから全体で活動する形をとります。コンディショニングの質と量も来季に向けて各自がポケットを増やす必要があり、動く自身の感触と他の選手が動く様子なども吸収しながら選んでもらえればと思っているからです。短距離はハードルまたぎで可動域や軸の確保を求め、長距離ブロックも含めて流しを行いました。長距離はその後に300mトラックを使ったインターバルを10本・5本と消化し、短距離は本日のテーマである「ジャンプ」をゴム跳びやボックスジャンプ、100mのサイドステップ等で感触を得ました。ジャンプに挑む際の体の準備から姿勢と腕の使い方、重心移動、着地の姿勢づくりなど観点は多様にありましたので1本1本をかみしめて行っておりました。最後のダウンスプリントは選手育成管理コース同様にひとり300mのリレー形式60秒を消化し、ストレッチングという流れで終了。シーズンを過ごしてきたメイトたちは昨年の冬の様子に比べてずいぶん成長していることに気づきました。ゆえに求めるものはそれなりになっていくのです。