工場裏の秘密基地

ANTIFA(アンチ-ファシズム)ブログです。ネトウヨさんは他所へどうぞ。※コメント投稿される際のお願い―「名無し」「通りすがり」「通行人」「匿名希望」などのハンドルネームの使用はご遠慮下さい。

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二ヶ月近くブログ放置してしまいました。いや、ブログ本文はどうでもいいのですが、頂いたコメントやメールを放置してしまい、大変失礼致しましたm(_ _)m。

コメントは本日全てオープンしておきます。レスとメールの返信は、年明けより順次致しますので、今しばらくお待ちください。



稀代のウソつき&厚顔無恥男がいまだに首相に居座り、ヘイトが毎日、ウィルスのように人心を蝕んでゆく、明るい兆しが全く見えないこの絶望的な状況に、メンタルを少々やられてしまいまして。しばらくネットから離れていました。

そんな訳でヘイトデモのカウンターも、今年の後半はサボりっぱなしでした。名も知れぬ路上の仲間に対しては、頭数になれず、申し訳ない思いでいっぱいです。

いや、やはりですねぇ。目の前数十センチで「人間のカタチをした別の何か」を見続けるというのは、そうとう精神的にキますよ。



最近はなんとか持ち直してきましたので、年明け以降、また路上での活動を再開したいと思ってます。焼け石に水どころか、燃え盛る大火にコップの水をかける程度のことしかできないのですけど。



それでは、ネットの辺境の「石屋」(byつげ義春)のごときブログですが、来年もよろしくお願い致します。

連日ジクジクと、まるで梅雨時みたいなうっとうしい長雨ですね。22日は総選挙の投開票日ですが、台風が接近とのこと。

投票に行かれる方にあっては、どうぞお気をつけください。


期日前投票を済ませた方もおられるかもしれませんね。見聞きした情報によると今回は、期日前投票所が一時間待ちの混雑をしたところもあるとか。

台風の影響を避けたためかもしれませんが、そもそも「選挙なんか興味ないよ」な人ばかりだったら、台風が来ようが関係ない訳ですからね。やはり関心の高さを示してるのでしょう。





ところで、もう何日も前のこと。

とある、萌え系の可愛いイラストを描かれる方がツイッターにおられて、筆者はひそかにファンだったのだけど。

普段、政治系のツイートはしない方だったのに、ある日突然、以下のツイートをリツイートしておられたのだ。
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民主党政権下は「暗黒時代」だったんだってさ…

そりゃあ別に、民主党時代が特段素晴らしかったと言うつもりはないけどさ。

しかし少なくとも、憲法を無視して「戦争ができる法案」を立て続けに通し、ヘイトを蔓延させて社会を分断し、税金で、自分とそのオトモダチの私腹を肥やすような政権ではなかったと思うぜ。




あのクラウドワークスの一件が明るみに出て以来、この手のツイートを見ると「ああ、きっとコイツもツイート一件50円だかでやってるバイト野郎だな」と、ネタが割れてきたけども。


これに対し、くだんのイラスト描きの方が「本当ですね!私も今回ばかりは投票に行って自民党に入れます!」的な内容のリプをつけてるのを見るに及んで、筆者は暗い顔で「ハアァ…」とため息をつき、ソッとお気に入りから外したのだった…


こんなことはもう何件目だろう。

いつも可愛い絵や面白いマンガを上げていて、毎日その人のツイートを見るのを楽しみにしていたら、いきなりスナック感覚で楽しげに、中韓へのおぞましいヘイトツイートをしているのを見て「サヨウナラ」するケースも含めて。




筆者はツイッターアカウントを持っていないが、仮に持っていたとしても、別にくだんのイラスト描きさんに対して「あなたは間違ってる!」とお説教はしないし、するつもりもない。誰がどこに投票しようとそれは自由だからだ。

筆者にできるのは、こうして絶望的な気分でブログにグチを吐くことだけだ(苦笑)。




くだんのイラスト描きさんがお幾つの方かは知らないが。

こんな「民主党政権時代が暗黒時代」などという、低レベルなdisりを真に受けてしまう世代が登場しているのだろうか?

第二次安倍政権は5年間続いている。5年というのは、中学に入学した子が「来年は高校卒業だなぁ」となる期間だ。短いようで、実は結構長いのかもしれない。

政治家が平気でウソや差別発言を垂れ流しても、寿司で篭絡されたマスコミは知らん顔。こんな状態が5年も続けば「これが普通」と思うようになるのだろうか。







立憲民主党を立ち上げた、枝野氏の人気がスゴイことになっている。大変喜ばしいことだ。
やはり多くの人に、あの3・11、東日本大震災での枝野氏の姿が、記憶に残っているからではないか。


福島の原発が大変なことになり、筆者も「これはマジでヤバイかも」と、テレビに釘付けになっていた頃、官房長官だった枝野氏は、連日連夜状況報告の会見を行っていた。

これがもう本当に連日連夜、いつテレビをつけても枝野氏が映っている状態だったのだ。
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「この人はいったいいつ寝てるんだ?」と不思議だったのだが。他にも多くの方がそう思っていたようで「♯枝野寝ろ」のハッシュタグまで出来たものだ。



「いかなる事態でも国民守りぬく」とのたまいながら、いざ災害が発生しても天ぷらだゴルフだで知らん顔をしたアレが首相のときに、もし3・11が起きていたらと思うとゾッとする。
http://50064686.at.webry.info/201408/article_7.htmlより
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まず間違いなく、一号機が水素爆発を起こした時点で、自分だけはとっとと専用ヘリで脱出していただろう。

こちらの方の仰る通りだ。
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さて、ぼちぼち日付が変わって、本日は投票日。

このブログを、お若い方が読んでくれているかどうかは分からないが。これだけはお伝えしておきたい。

今回の選挙の結果いかんによっては、あなたが投票用紙に記入する、つまり選挙に参加できる経験は、これが最後になるかもしれませんよ、と。

今回の結果次第で、あの男は「国民の信を得た」とほざいて、まだ与党の影響力がある今のうちに、真っ先に緊急事態条項の導入に着手するだろう。



これは総理が「今が緊急事態だ」と勝手に決めるだけで、今後、憲法も国会も、選挙も停止できる権限を持てるものだ。

あの男はすでに、北朝鮮を利用して連日のように「国難だ」と抜かしているではないか。
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「本音を言わずにスタートしたい」と、本音を隠そうともしていない。驚くしかない。
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「安倍内閣のときが最大のチャンスだ」ですと。「チャンスだ」ですよ。

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とにかく、これからもあの愚劣で卑怯な、ネトウヨのペテン師のケツを舐め続けたいという方、「オレは一生アベ様の奴隷でいたいんだ」という方以外は、自民・公明・希望・維新・こころに、一票たりとも入れないことをオススメします。




台風の中、わざわざ出かけてビチャビチャになるのはうっとうしい。家で寝ていたい―その気持ちはよく分かる。

だがそんなことでせっかくの一票の権利を放棄すれば、後々、あの連中を「投票に行くヤツが減って助かったよ」「あのときの台風は神風だったね」と、ほくそ笑ませるだろう。


今日、たかだか服や足元が濡れるくらいのことと、将来あなたの子供が兵隊に取られ、戦場に送られるような未来とを天秤にかけますか?

お若い世代の方が賢明な判断をされることを祈ってます。

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一昨日、フジテレビで、 実録ドラマ
【衝撃スクープSP 30年目の真実 ~東京・埼玉連続幼女誘拐殺人犯・宮崎勤 の肉声~】(なげーよ!)が放送された。

まぁ、こういうメインサイトを作った者としては、採り上げない訳にはいかんですね。


なぜ今頃、あんな昔の事件を?と思ったが、何と今回、取り調べ中に録音されたという、宮崎勤の肉声なるものが放送された。 これにはビックリである。

まさかそんなものが録音されて残っていたとは思わなかった。 誰が何の目的で録音したのか、その背景事情が気になる。

もしその存在が知られていたのなら、精神鑑定や公判で重要な資料になっていたはずなのだが。今日まで明るみに出なかった理由は何なのだろうか。

残念ながら、番組では、それらについては全く触れられなかった。

(1990年の足利事件でも、取調べが録音されており、こちらは法廷で証拠として再生された。)





宮崎の肉声、筆者の印象としては「なんだ、やっぱり普通の若者だったんだな」である。
あの頃よくいた、マンガ・アニメ好きのオタク青年(筆者もその一人でした)そのまま、という感じであった。

こんな言い方は凄く変だが、今まで資料でしか知らなかった宮崎が急に身近な存在になったような、奇妙な感覚を覚えてしまった(オイオイ)。

ただ、取調べ官のセリフは俳優のセリフに置き換えられていたので、実際にあの通りだったのかは知りようがない。





番組自体は、丁寧に資料を調べたのが分かる、全体として好感が持てる作りであった。

(再現ドラマの俳優の演技がくどくてヘキエキしたのと、正美ちゃんの遺体発見場所が〈小峰峠〉などの、ささいな間違いはあったけどね。)

少なくとも、この↓「ラバーマットで死斑が刻印されてどうたら」なる、ウソ八百ドラマよりははるかに正確でした。
創作される宮崎事件



こちらの、たまごまごさんのレビューも大変好意的だ。
「30年目の真実 東京・埼玉連続幼女誘拐殺人犯」は宮崎勤絡みのデマを頑張って払拭したドラマだった

確かに、宮崎の部屋の膨大なビデオテープについて「残虐なスプラッターものや、ロリコンものはわずか数十本だった」というナレーションが入ったのは、この事件を扱った番組では初めてかもしれない。

「オタクが起こした犯罪」という、従来のステレオタイプな蔑視スタンスから離れていたのも、好印象ではあった。





ただねぇ…どうも奥歯にものが挟まった感じがしてしまうのはですねぇ…

この事件の最も猟奇的な部分がきれいサッパリカットされてるというのは。こういうのは仕方ないことなのかねぇ。


4人の幼女が誘拐・殺害されたこと自体は、もちろん凶悪事件だが。

当時多くの人は、宮崎勤の「その後」の行為にショックを受けたのだ。すなわち「遺体をビデオ撮影してコレクションしていた」という。

番組ではそれについて一言も触れなかった。



もし世代的に、この番組を見て初めて宮崎事件を知った人は、単に(といってはアレだけど)女の子たちを誘拐して殺した事件なんだな、としか思わないだろう。

そういう人には、当時のニュース映像のこのナレーションは、さぞや意味不明だったのではないか。
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宮崎勤の肉声という大スクープを得て、「それなら2時間ものの再現ドラマにしよう!」と、この番組のスタッフが大変意気込んだであろうことはよく分かる。

風化した事件に焦点を当てて問い直すのも、意義あることだろう。

だがそうした番組が作られるごとに、犯行動機の核心的な部分が、恐らくは「猟奇的だから」という理由で「クリーニング」されるのは、いかがなものなのだろうか。


いろいろと配慮せざるを得ないのは分からなくもないが、それと、事実を消し去ってしまうことは全く別だろう。そういうことをするくらいなら、放送しない方がよっぽどマシな気がするのだが。







なお、例の宮崎の肉声について、個人的に「?」と違和感を感じた部分を書いておきたい。まぁ、ほとんどの人にとっては、別段気にならないことだろうけども。


これは状況から察するに、三人目の犠牲者、難波絵梨香ちゃん殺害後の精神状態を語ったものだろう。
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(ナレーション)宮崎元死刑囚は、深夜の山道に車を走らせ、遺体を遺棄する場所を探した。そして、ある斜面に車を停め、 遺体を運び出し遺棄すると―

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(ナレーション)取調べ官の「なぜ音楽を聴いたのか」の問いに―

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(ナレーション)そのときの気持ちを、宮崎元死刑囚はこう語った―

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このとき宮崎は、殺害現場から移動中に脱輪を起こし、慌てて遺体を山林の斜面に捨てたのではなかったのか。

そしてたまたま通りがかった通行人に助けてもらうも、礼も言わずに逃げ去ったはずである。
それは通行人の証言、宮崎の上申書、現場の脱輪痕と宮崎の車のそれが一致と、あらゆる面から裏付けられている。

ところがこの話では脱輪に触れていない。

適当な場所を見つけて遺体を遺棄し、音楽を聴いてリラックスし、ガソリンやエンストの心配をするという、全く食い違うことが語られている。これはどういうことなのだろうか。


実はこういうところが、宮崎供述の不可解さである。殺人・死体遺棄という重大な犯行は認めるのに、脱輪といったささいな事柄をかたくなに否定するのだ。





こちらも、ささいと言えばささいなことではあるが。

(取調べ官)「お前、小春ちゃん(綾子ちゃん)の遺体だけ、自分の部屋に持ち帰っているよな。運ぶとき何考えてた?」

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宮崎は綾子ちゃんを殺害後、遺体を車のトランクに入れたまま、レンタル店に寄ってビデオカメラを借り、夜の9時頃に帰宅している。

それは家族の証言が裏付けている。
その後、家人が寝静まった深夜を見計らって、遺体を車のトランクから自室に運び込んだと供述している。

それとこの「今日に限ってお客がいたらどうしよう」や、「運ぶときに電話があったらどうしよう」は、状況的にそぐわない。

宮崎の自室は離れにあって、家の中を通らなくても外から入れるし、普通深夜に電話はなかろう。
このような心配をする必要はなかったはずなのだが。これも不可解である。

以前筆者は、ブログのどこかで「(とにかく安倍以外だったら)首相は誰でもいい」と書いた気がする。

とんでもない大間違いでございました…

まさか小池百合子という、偏執狂的なファシスト&レイシストが、首相の座を虎視眈々と狙うとは。



小池自身は今回、首相候補としての出馬は無いと言い切っているが(時間ももう無いかと思うけど、公示日直前まではどう出るか分からない)。

こんなことを言っているからには、ちゃっかり今から安倍退陣後のポストを狙っているのではないか。
小池都知事、出馬には後ろ向き? 都議に漏らす「ただの議員はもういい」 


「ただの国会議員なんて、私はもういい」

小池にとって政治とは、自分の権力欲を満たすための道具でしかないことがよくわかる。





さて、希望の党立ち上げにまつわる一連の、小池の、陰湿で残忍な本性を垣間見せる物言いは、とてもここには貼りきれないほどだ。

単なる出馬についての質問なのに、この、心底嫌らしい返し方は何なのだろうか。

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意味としては「そう言ってんだろ。お前、日本語わかんねーのか?」である。

これは普通、日常会話ならば、ケンカを売るときの物言いだと思うが。



最凶のインパクトはこれに尽きる。
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そして今回、多くの人がドン引いた、希望の党の〈踏み絵〉もしくは
〈奴隷契約書〉
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筆者はコレを思い出しちゃいましたが。
https://plaza.rakuten.co.jp/tartaros/diary/200704030000/より
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ゲルショッカーでは遅刻しただけで殺されるのです…(笑)




小池や前原は、口先だけは調子よく「安倍政権に対抗」などと言ってるが。

この〈契約書〉には「安保法制を支持せよ」「憲法改正を支持せよ」とあり、自民党の政策と全く同じである。これが〈第二自民党〉でなくて何なのか。


「安倍政権にはウンザリだ。今回は希望の党に入れよう」と投票したら、ショッカーを倒した後にゲルショッカーが現れることになる(例えがオッサン世代でスマン)訳である。


5. 外国人に対する地方参政権の付与については反対すること

さすがにストレートに「在日外国人の排除を支持せよ」とは書かないが。

その代わりこれは、今どき誰も本気で争点になどしていない、外国人参政権を巧みにカモフラージュに利用した〈思想調査〉である。


7. 本選挙に当たり、党の指示する金額を党に提供すること

金額の上限も書いてない…じゃ仮に「一億円払え」と言われたら払わなきゃいけないんですか?


8. 希望の党の公約を遵守すること

これ、党の公約も発表されてないうちに出されてるんですよ?事実上「白紙委任せよ」という命令だ。


こんな薄気味の悪い〈契約書〉に、民進党からの身売り組が約100人、サインをしたのだ。
議員の地位にしがみつくためなら、プライドなんか平気で犬に食わせる人達だったんですな。





今回の解散総選挙は、まさかの小池新党立ち上げにより、昨年の都知事選そっくりのカラクリ仕掛けになってきた。

またも自公・希望・維新が過半数をとることになれば。この醜悪なツーショットを、我々は再び見せられることになるだろう。

http://www.huffingtonpost.jp/2016/08/03/abe-koike-talk_n_11327368.htmlより
安倍首相「一本取られた」小池百合子知事と笑顔で握手 処分の行方は?


アレ「当選おめでとうございます。自民党は、きつい一本を取られたが、東京オリンピック・パラリンピックを成功させるため、政府と東京都が協力しなければならない。それが民意だ」

小池「都民ファーストかつ主催都市として成功させていくために、しっかりと連携させていただきたい」
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(意訳)
「ほら、国民なんてバカだからさ。こんなわざとらしい対立ごっこにホイホイ騙されてやんの」
「ホントっすね。うふふふふ」


安倍は安倍で、恥ずかしげもなくこんなことを「要請」している。もちろん言うまでもなく、安倍も小池も、かの日本会議同士のオトモダチですからね。
首相、「希望」含め改憲協力要請へ


我々国民はどこまで、いつまで、こんな連中に愚弄され続けるのだろうか。





このように数日前までは、どちらに投票しても腐れファシストの支持になってしまうという、悪夢のような状況だったが。
あの枝野氏が、電撃的に〈立憲民主党〉を立ち上げる快挙に出てくれた。
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鉄面皮の小池も、この動きは予想外だったらしい。
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2017/10/post-fc4e.htmlより
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市井の一般人ならともかく、政党の代表が相手のことを「立憲なんとか」である。もちろん、こういう言い方はワザとだ。

「日本語分かるのか?」と同じく、常に相手を小バカにし、嘲るのが、彼女の生来の性質なのだ。



ともあれ、これでやっとリベラル票の行き先が決まり、ホッとした人も多いだろう。

もちろん、公示日まで時間もなく、楽観できる状況とはとても言えないが。何とか今回こそは市民+野党共闘を成功させたいものだ。
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まぁ、聞きました?奥さん?『フルメタル・ジャケット』の吹替え版が発売ですってよ!
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もう何回観たか分からない、筆者のフェイバリット映画。

前半の、ブラックユーモアに満ちた訓練シーンは何度観ても笑ってしまうし、後半の、胃がキリキリするような戦闘シーンも大好きですよ。

ところで事情をご存じない方には、「吹き替え版が出るくらいのことで何をそんなに?」と思われるかもしれませんね。



何しろ訓練シーンの、差別語まみれの罵倒がヒドイ。これ、軍隊で新兵が入隊するときに実際に行われてます。

まず最初に、人間的なプライドを粉々にしてリセットし、イチから軍人精神を叩き込むためのもの。
一種の洗脳の手法で、かつてのオウム真理教や戸塚ヨットスクールでも似たようなことをしてたとか。

黒人兵に対してコレですよ。
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冒頭から約一時間、こんな感じで下ネタ罵倒がまくしたてられます。
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88年の日本公開時、戸田奈津子さんの日本語字幕がソフトな訳し方だったので、「言葉の汚さが出ていない」とキューブリックからダメ出しを食らい、降板になったのは有名なエピソード。


字幕に関してはそういういわくつきの映画なので、筆者が何気なく深夜テレビ映画を見ていて『フルメタ~』が次回予告で紹介されたときは、「えぇ!アレをテレビで放送するの?マジ?」とビックラしたものです。

もっとも、すぐ「まぁテレビだから、どうせ大人しいセリフに修正されるんだろう」と思い直しましたが。

そんな訳で、セリフがどう扱われるか興味シンシンにしていたワタシ(ちょっと不謹慎)。

いよいよ放送当日のその時間。始まったのは全然別の映画でした…
『フルメタ~』については何のアナウンスもなく、シレッと、なかったことになってたのです。

「これはきっと直前になって、ビビって放送中止にしたんだろうなぁ」と、「お察し」してあげるよりなかったですね。

あれからずいぶんと年月が経ち、上記の通り今回、吹き替え版が発売されることに。「オレの見た予告は幻じゃなかったんだ」と、ちょっと感慨深いものがありますよ。





上記のページに吹替声優も載ってまして。あの鬼教官・ハートマン軍曹の役はと見ると…工エエェェ斉藤晴彦さん???(@_@)

このキャストは意外というか予想外というか。ちょっと、どうリアクションすればいいのか困ってしまいますな。



斉藤さんは2014年にお亡くなりになられましたが。ヒョウキンでコミカルなイメージの俳優さんとして、バラエティーの司会や『ロボット8ちゃん』『ペットントン』など、東映特撮にも出ておられました。

中でも、特に強烈に印象深かったのは『宇宙刑事シャイダー』での怪演。
http://d.hatena.ne.jp/big-cobra/20140701より
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何となく、オロナミンCのレトロ看板の大村崑さんっぽいですね。
http://www.retro-kanban.com/otsuka/より
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『シャイダー』では、腹話術師に扮して言葉巧みに子供をさらう、怪人の人間態の役なのだけど。
これがもう、斉藤さんの普段のコミカルな演技のままで悪役をやっているから、余計に不気味で怖いのですよ(^_^;)。

(ちなみにこの【散歩する腹話術師】という回は、現在全て取り壊されてしまった同潤会アパートでのロケ。廃墟のような建物の中でアニーを幻惑するシーンは、ホラータッチの見事な映像です。)



あ、『フルメタ~』吹き替え版の話でしたね。これは恐らくレンタル屋に出ることはないだろうから、筆者としては購入に踏み切るしかなさそうです。

む~、ちょっと出費は痛いけど、こうなると一刻も早く、斉藤晴彦さんのハートマン軍曹が見たくてたまりませんわ~。

ホントはこれ、先月の中頃、マスコミが毎日毎日「北朝鮮のミサイルガー」一色だったときに書くつもりだったのだけど。

先月後半からこっちの、政界の激変ぶりに目が回ってしまい、すっかりタイミングを逸してしまった。



アレがやっと死に体になってきたと思ったら、まさか、アレを上回る陰湿なファシストがしゃしゃり出てくるとは。

「希望の党」なんて、いかがわしい宗教団体ネーミングセンスの新党をいきなり立ち上げ(都民ファーストの会はどうしたんだよ)、そこに民進党が身売り・吸収されるなんて事態を、誰が数日前まで予想しただろうか。


安倍のワガママによる解散総選挙に絡み、突然、極右二大政党が現れて「どっちか選びな。ただしどっちもレイシストの腐れファシストだけどね」という地獄絵図が現出している。

あまりの絶望的な状況にめまいがするが、まぁ、それについてはまた後日に書くとして。





先月のこと、9月15日の北朝鮮(以下DPRK)弾道ミサイル騒ぎの後、ツイッターでこのようなマンガを見かけた。

きくまき 弾道ミサイルが飛んで来た話
https://twitter.com/kikumaki00/status/909386718645592064より
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Jアラートが鳴ったのを人々が笑い、やがて気にも留めなくなることの不気味さと、作者が抱いた恐怖を描いている。

このマンガには5万件以上のリツイート、8万件以上の「いいね」がついている。

これを読んだ人は、恐らく大半が「ホントだよね、笑い事じゃないし、どうにもできないけど、怖いよね」と、共感したのだろう。

この作者も、その恐怖感を多くの人と共有したいと思い、このマンガを描いてアップしたのだろう。



そりゃあ、分からないでもない。
身動きのとれない電車の中で、それまで映画やドラマでしか知らなかった「空襲警報発令ー!」が、現代版「Jアラート」としてスマホから鳴り響く恐ろしさというのは。

その恐怖感をバカにするつもりはない。

つもりはないがしかし。Jアラートなどという政権の人気取りのための茶番に、ここまで思惑通りに手玉に取られる我々は、何と哀れなのだろうということだ。





かつて戦時中は空襲警報が鳴ったら、市電やバスは停車し、人々は近くの防空壕へ避難することになっていた。
しかし現在、防空壕などない。

Jアラートで電車を止めるのは、政府発表を鉄道会社が勝手に「忖度」し、社内ルールにしているだけである。

電車を止めたその後のことは、誰も何も考えていないし、指示もしない。
https://mainichi.jp/articles/20170922/k00/00e/040/242000cより
政府サイト 避難先は屋外?屋内? Jアラートと食い違い
毎日新聞2017年9月22日 10時29分

jalert12ミサイル発射の非常時  北朝鮮の発射した弾道ミサイルが日本上空を通過する事態が相次ぐ中、内閣官房のウェブサイト「国民保護ポータルサイト」に避難施設として、公園など屋外施設が多数掲載されている。


同サイトはミサイルの日本飛来やテロを想定し、核攻撃などで住民が遠方に避難する場合の一時集合場所も含まれるためだが、全国瞬時警報システム(Jアラート)のメッセージは「建物の中や地下に避難を」と呼びかけているだけに混乱を招きかねない状況になっている。



先日貼った画像を再掲。
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そして現在、政府は〈少子高齢問題〉と、とってつけたお題目で衆議院を解散させ、自ら一ヶ月の政治的空白を作ろうとしている。

(しかも、解散総選挙に使われるのは600億円の血税ですよ。)


「これまでにない深刻かつ重大な脅威」と煽りながら、国会も開かず解散する。
このこと自体が「脅威」などペテンである明白な証明だ。

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事実、森友・加計問題で落ち込んだ自民党の支持率は、この8月~9月で劇的に回復した。効果はテキメンであったということだ。




8月29日の総理会見。
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この約一時間後の会見では「我が国に~発射し」が消えた。

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は?「政府としては、ミサイル発射直後からミサイルの動きを完全に把握しており」?

発射直後から完全に把握できてたのなら、「上空を通過」してから「情報の収集・分析」なんかする必要ないじゃん。 相変わらず言ってることがメチャクチャだ。



さすがに、大気圏よりはるか上を飛ぶモノを「我が国に~発射」は、恥ずかしいからやめたのか。

もし大気圏上空まで「日本の領空だー!」と言い張るのなら、7000機以上飛んでる各国の人工衛星が通過するたびに「領空侵犯だー!」と言わなきゃおかしいよな?
http://www.asahi.com/special/08001/TKY200904040065.htmlより
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そもそも、DPRKの実験ミサイルが日本上空を通過するのは「これまでにない」ことではない。ノドンやテポドンのときですら、Jアラートなどというバカ騒ぎはしなかったのに。



単なる実験なのだから、打ち上げの日時は決まっている。

それを予め政府は知っているから、総理が花見だゴルフだで留守にするような醜態を晒すことなく、打ち上げ直後に、官邸からカッコよく?会見を行えるのだ。


通称・田崎スシローという、何があっても安倍政権擁護をしまくるコメンテーター。彼がポロッと本当のことを言ってしまったところ(リンク先に動画あり) 。

https://twitter.com/ACKHEED/status/909601100893896704より
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先日は、ヒトラーTシャツを着てのテレビ出演への批判に、幼稚な開き直りをしたりと、昔から筆者はホリエモンという男がどうにも好きになれないが。

少なくともJアラートに関しては彼の言う通りである。
http://www.hochi.co.jp/topics/20170915-OHT1T50063.htmlより
Jアラート作動でツイッター炎上の堀江貴文氏、「クソJアラート鳴らなくてよかった」
2017年9月15日11時12分 スポーツ報知  

jalert9実業家・堀江貴文氏(44)が15日、自身のツイッターを更新し、北朝鮮のミサイル発射について「今回はたまたまシンガポールにいたからあのクソJアラート鳴らなくてよかった。あの安眠妨害装置なんとかならんのかな呆」とツイートした。  

8月29日の北朝鮮の弾道ミサイルが北海道上空を通過した時は、作動したJアラートで目が覚めたことに「マジでこんなんで起こすなクソ」とツイートし炎上していた。  

この日も堀江氏のツイートに疑問の声が書き込まれ、Jアラートの必要性などを訴える意見には「だから全く意味ないんだってば。気がついたらもうすでに太平洋だよ。そもそも日本で文句言ってればJアラートは無くなるかもだけど、北朝鮮に言ったところでミサイル実験はなくならんだろ現実的に」、「発射して間も無く軌道がわかるので落ちることはまずないところわかってからアラートでてんのよ笑」、「だから通過するのがわかった時点で今回もなってるんだろ?それが意味ねーって言ってんだよ。通過するんだからスルーでいいだろ笑」などと返答していた。




もちろん筆者は、DPRKのミサイル実験や核実験を、心底から苦々しく思っている。

もしできるのなら、かの国に行って、金正恩の襟首をつかんで「いいかげんにしろ!この刈り上げ豚野郎!」と怒鳴りつけてやりたい。しかしそんなことは不可能だ。

だからこそ、国際間の緊張や不安を和らげるために努力するのが、本来、政治家の務めのはずなのだが。


「対話は無に帰した」
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ええ?お前、一言でも金正恩と「対話」したことあるのかよ?対話なんかしたことないくせに「無に帰した」?



かつて、小泉純一郎首相というのがいて。靖国参拝を公約にしたり、当時のブッシュと共に「イラクの大量破壊兵器」の捏造をしたりと、これも相当にヤバい奴ではあったが。
それでも訪朝して、当時の金正日と握手したのだ。
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安倍がいたずらにDPRKの脅威と不安を煽り、政権の人気取りに利用すればするほど、人々の間に恐怖と憎悪が蓄積されてゆく。


長いが全文を引用。
https://mainichi.jp/articles/20170915/dde/012/040/021000c?fm=mnmより
特集ワイド
「ミサイル」に戸惑う子どもたち 
「こえーな」 「私もママも死ぬかも」 「北朝鮮をやっつけろ」

毎日新聞2017年9月15日 東京夕刊  

暴力ではなく、話し合いなさい。子どもに対してこう諭したことがある人は多いのではないか。だが、北朝鮮は15日午前にも、弾道ミサイルを発射。度重なる挑発行動が、教育現場にも影を落としている。

「危機」が叫ばれる今、私たちは、子どもたちとどう向き合っていけばいいのだろうか。【田村彰子】  


「おばあちゃん、通学路に頑丈な建物がないんだよ。北朝鮮のミサイルが飛んできたらどうしたらいいの?」。
北関東地方に暮らす女性(75)は最近、近所に住む孫の男子児童(11)から、こんな質問を投げ掛けられ、答えに窮してしまった。怖がっているのが手に取るように分かった。  

この男児の通う小学校では今春から教師が、登下校時はミサイルに注意するよう促している。
8月の登校日。ある教師は「北朝鮮からミサイルが飛んできたら真っ先に頑丈な建物の中に隠れるんだ。公園の木の下じゃ駄目だよ。ミサイルは木を貫通して落ちてくるからね」と教えた。

だが、男児の自宅から学校までの通学路は住宅街や公園ばかりで、強烈な爆風などから身を守れそうな建物はほとんどない。

同級生たちは「隠れるところねーじゃん。一体どうしたらいいんだよ」「こえーな!」と声を上げた。この日の下校時は、みんなで空ばかり見ていたという。  



政府は14日、全国瞬時警報システム(Jアラート)のメッセージの一部を変更し「頑丈な」との表現を削った。
だが、戦争が起きるかもしれない、という恐怖心は既に子どもの心に忍び込んでいる。

北朝鮮が弾道ミサイルを発射した今春、首都圏に住む女子児童(8)は学校でミサイルへの対応が記された手紙を教師からもらった。
「戦争になったらどうしようと思ったら泣いてしまった」と、その時のことを打ち明けた。
北朝鮮関連のニュースは怖くて見られなかった。「戦争になれば私もママも死んでしまうかもしれないから……」。
しばらく教師や友人たちに不安な気持ちを明かせないでいた。  

そんな子どもの思いを知った母親(44)が「戦争にならないように、みんなで努力をしているから」などと何度も話した。すると、ようやく女児は落ち着きを取り戻してきたという。  



「危機」が子どもの心理に与える影響について、法政大教授の渡辺弥生さん(発達心理学)が説明する。

「年齢による理解の差があるのはもちろんですが、どれだけ傷つきやすい性格なのか、また、リスクが起こりやすい頻度などの要因によって、心理的脅威の大きさは変わります。
子どもの心をいたずらに傷つけないためには、しっかりと一人一人の様子を見極めなければなりません」  


子どもには適切な配慮が必要だ。米国では避難訓練をする場合、専門家が事前に子どもの心的外傷後ストレス障害(PTSD)について関係者に説明した上で訓練のリハーサルを重ね、対応策を検討するという。

「ミサイルが飛来する恐れが高まっているのであれば、避難訓練は必要なのかもしれません。そうだとしても、訓練の実施前後に子どもにどのような説明をすればその不安を最小限にできるのか、といったことを詰めておくことが重要です」と指摘する。  


渡辺さんはこうも語る。
「複雑な国際関係や人間関係などを理解できない年代の子どもたちに危機感だけをあおってしまうと、先の予測がつかないためパニックに陥ったり、要らぬ差別意識を生んだりすることがあります。ある程度は安心できるように、丁寧に話さなければなりません」  

子どもに危機感を抱かせることのデメリットは小さくはない。



揺らぐ「話し合いで解決」  

教育現場では、教師たちも「どう伝えるべきなのか」と悩み続けている。

ミサイルが発射された8月29日にJアラートが作動した地域にある中学校の女性教師(30)は「多くの生徒たちが『北朝鮮をやっつけろ!』『日本は何をやっているんだ!』と言っていました」と明かす。

ただ、対応策は校内で協議しておらず、校長から「Jアラートが鳴ったら、とにかく情報を収集しろ」との指示を受けただけという。  

生徒から好戦的な声が上がる現状を、この教師は憂える。

「経済制裁という言葉自体をあまり知らない生徒が多いせいなのか、どうしても攻撃的な言葉が受け入れられやすく、広がりやすい。ミサイルを発射する国が悪いのは当然ですが、子どもたちと一緒になって大人があおってはいけないと思います。

でもミサイル関連の専門的な知識はないし、いつどこに飛来するのかといった予測もできない。『冷静に状況を見て、自分の意見を持ちなさい』と言うぐらいしかできないんです」  

話し合いで解決策を探す--という教育の原点さえも揺らぎ始めている兆しがある。  



首都圏の50代の女性小学校教師が重い口を開く。

「子どもたちにはこれまで、もめ事は暴力ではなく話し合うべきだと教えてきました。だから私たちが『みんなで戦争を起こさないように頑張っている』と説明するしかない。
高学年ならまだしも、低学年の子には国と国が対立する背景までは分かりませんから」。

そう努力をしても「北朝鮮をやっつければいい」という感情に傾きがちだという。

「これだけ北朝鮮問題のニュースが流れているのに全く触れないのも変だし、かといって感情にまかせて差別を生むようなことは避けたい」。

教育現場では答えを模索する日々が続いている。  



教育専門家も、北朝鮮問題の扱いには苦慮している。東大教授(教育社会学)の本田由紀さんは、言葉を慎重に選びながら語る。

「ミサイルや核実験の問題は、大人ですらこれまでの国際情勢やその背景を無視して感情的になりやすい。子どもはもっと物事を単純化しやすいので『やっつけてしまえ!』という声が強まる状況に陥りがちです。

そうだとしても、今回の問題を契機に、子どもたちが一気に武力による攻撃を支持する姿勢になることは避けるべきではないでしょうか。強い言葉を発するだけでは、何の解決にもならないからです」  

もちろん、度重なる北朝鮮の挑発行為を見ればきれい事だけで済む問題では決してない。
それでも本田さんは「北朝鮮の挑発に乗れば、こちらが相手と同じ思考パターンであることが明らかになるだけです」と力を込めて語る。  

さらに言葉を継ぐ。「現状やそのリスクについて伝えるにしても、歴史的にさまざまな要因が重なりあって現在の状況が生まれていることをできるだけ伝えていくことが大事なのではないでしょうか。
難しいかもしれませんが、先生たちには単純になりがちな子どもたちの発想を解きほぐしてほしい」  




学校などでのミサイル避難訓練のニュースを見ると、冷戦時代の米国で行われた民間の訓練を思い出すというのは、東大教授の西崎文子さん(米国外交史)だ。

「当時、米国内では旧ソ連から核弾頭を積んだミサイルが飛んでくるという危機感が強まり、小学校でも机の下に隠れる練習など、現実離れした訓練があった。危機意識を高めたことは間違いないですが、それが結果的に何かの役に立ったのでしょうか? 

北朝鮮の問題も『どうしてこんな現状になったのか』『どうやったら武力衝突を防げるか』などについて、子どもたちと地道に考えていくしかないと思うのです」  


武力による解決には限界があると、子どもたちに伝えていくことが、これまで以上に求められているのかもしれない。


大人が「答え」探しを  

北朝鮮問題は今後、どのような進展を見せるのか。外交問題に詳しい情報誌インサイドライン編集長の歳川隆雄さんはこう解説する。

「政府は、北朝鮮が米国とのチキンゲームを諦めるつもりがないと分かっています。さらに、トランプ米大統領が最終的にどう出るかが分からないという要素もあり、米国が軍事行動に出る可能性も認識しています。
事態を予測できないので、安倍晋三首相は春先とは違って、公邸や自宅にいることが多いのです」  


危機が強まっていても日本が果たすべき役割はまだあるはず。歳川さんは、米国やロシア、中国と協議し、軍事衝突を避ける落としどころを探っていくことが重要だと説く。

ただ、日本でも一部で核武装論が話題に上り始めている。このような論調に対しては
「周期的に話題になってきましたが、現実的ではありません。また、海上配備型迎撃ミサイル『SM3』を陸上に置く『イージス・アショア』のようなものを導入するといった話が出ていますが、配備には時間がかかるので、今ある危機には間に合いません」と否定的な見方を示す。  


前出の西崎さんも、ミサイル問題に乗じて日本が核武装化をちらつかせていけば、北朝鮮だけにとどまらず、中国やロシアも警戒感を募らせるだけだと分析する。

「このまま脅しを強めても北朝鮮は取引には応じないでしょう。ゲームのように悪者を倒せば終わりではないのです。被爆国である日本の原点を見つめ直し、話し合いのテーブルにつかせる方法を考えていくしかないのではないでしょうか」  



北朝鮮の「危機」がいつ収束するかは見通せない。それでもいたずらに「危機」をあおるのではなく、子どもたちに向けた「答え」を模索し続けるしかないのではないか。





「多くの生徒たちが『北朝鮮をやっつけろ!』『日本は何をやっているんだ!』と言っていました」

「ほらほら、あの国は怖いぞ、おっかないぞ~」と、まるで面白半分にかき鳴らされる、無意味なJアラート。

政府、つまりは国家が主導する憎悪煽動の威力たるや、腐れ日の丸チンドン屋(先日ツイッターで見かけた表現で、いたく気に入りました(^_^;))のヘイトデモの比ではない。

Jアラートによって子供達に植え付けられた、かの国へのトラウマ・恐怖・憎悪は、今後政情がどうなろうとくすぶり続けるだろう。もはや手遅れ。消すことはできない。





筆者はそこそこ、無駄に長生きしてるが。
「時の政権が、その人気取りのために、近隣国への憎悪を臆面もなく利用する」などというのは、生まれて初めて目にする光景だ。


この国は一応曲がりなりにも、戦後、民主主義国家として再出発し、過去の過ちを繰り返さぬよう、ささやかながらでも積み重ねてきたものがあったのではないか。

それがこの5年間で、安倍政権によって破壊し尽くされようとしている。

一応アンティファ系を名乗ってる当ブログとしては、こういう話題について書くのは、門外漢が首を突っ込むようでアレなのだけど。


TVアニメ『けものフレンズ』監督を務めたたつき氏が、二期制作を前にスタッフから外れることを伝えたツイートに、ファンの間でショックと動揺が広がっている。

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これについては今のところ、情報があまりにも少なく、多くの人が憶測をするしかないのが現状だ。



現時点で、公式なコメントはカドカワ側からのものだけのようなので、とりあえず概要が分かりやすいYahoo!ニュースの記事をまるっと貼っておこう。

けもフレ監督「降板」、けものフレンズプロジェクトがコメント→監督所属のヤオヨロズが「辞退を表明」
9/27(水) 1:36配信


人気アニメ「けものフレンズ」(けもフレ)の監督をつとめていた「たつき」さんが同アニメを降板すると報告した騒動で、KADOKAWA(東京都千代田区)が出資した「けものフレンズプロジェクト」は2017年9月27日未明、公式サイトでコメントを発表した。

「『けものフレンズ』に関しまして、すでに新規映像化プロジェクトの制作を発表させていただいておりますが、発表当初より同体制での継続か、新体制での新たな表現かも合わせて検討中で、現時点においてもまだ何も決定していない状況です」


「ヤオヨロズ株式会社より8月に入った段階で辞退したい旨の話」

続けてコメントは

「そのような中、今年1月~3月に放送されたTVアニメーションと同様の体制を優先として、視聴者のご期待に沿えるべく調整をしておりましたが、アニメーション制作会社であるヤオヨロズ株式会社より8月に入った段階で辞退したい旨の話を受け、制作体制を一から模索することになっているのが現状です」

と状況を説明した。
ヤオヨロズ(東京都中野区)は「けもフレ」のアニメ制作を担っており、たつきさんは同社に所属している。

続いてコメントは、作品の方向性やこれまでの取り組みについて

「『けものフレンズ』は動物ファーストの理念のもと、関わってくださったすべての方々の手によってゲーム、コミック、アニメ、舞台と展開して参りました。
広く門戸を開放し、理念に賛同していただける方々のお力添えをいただき、世界を広げていきたい。そのために誰のものでもないプロジェクトとして、動物のための『けものフレンズ』として活動を重ねて参りました」

とした上で、以下のようにヤオヨロズとの関係にトラブルが発生したことを示唆した。

「しかし、アニメーション制作を担当していただきましたヤオヨロズ株式会社には、関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用がありました。
映像化プロジェクトとしては次回の制作を引き続きお願いしたかったため、情報は事前に共有してほしい旨の正常化を図る申し入れをさせていただきましたが、ヤオヨロズ株式会社からは、その条件は受け入れられないので辞退したい、とのお返事でございました」



「できるだけ早くご報告できるよう進めて参ります」

今後については

「『けものフレンズ』の映像化プロジェクトに関しては、上記のような経緯で一部滞っておりますが、『けものフレンズプロジェクト』は今後も御協力をいただく皆様と共に作品を守り、ファンを守り、動物たちのことをもっと知ってもらう活動をこれからも初志貫徹、続けていく所存です。
映像化に関しましても、改めて、そしてできるだけ早くご報告できるよう進めて参ります」

としている。



騒動の発端は、たつき監督のツイート。2017年9月25日夜、「突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました。ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です」と投稿していた。

「けもフレ」はKADOKAWAなどが出資した「けものフレンズプロジェクト」によるメディアミックス作品。15年3月からアプリや漫画で作品を展開してきたが、大ブレークしたのは17年1~3月にテレビ放送されたアニメだった。第2期の制作も発表されている。

そのアニメ監督を務めたのがたつき監督で、「けもフレ」をスターダムに押し上げた功労者と見る向きがファンの間で強い。
上記の降板ツイート後は悲しみの声と、名前が出されたKADOKAWAに対して説明を求める声が相次いだ。

26日22時ごろからは、KADOKAWAの持株会社カドカワ(東京都中央区)公式サイトにアクセスしづらい状況が続いていた。




放送時、筆者は口コミで興味を惹かれ、「ものは試しで」と途中から見始めたのだが、これがなかなかハマってしまった。

いろいろと物騒なモノが擬人化するアニメ作品がある中で、動物が美少女に擬人化する『けもフレ』は、何かホッとする、心優しい世界観の作品であった(ちょっと不気味な設定も垣間見えるけどね)。



ひっそり深夜帯に放送されていたが、放送中から人気が高まり、夏休みの朝の再放送で新たに多くの子供ファンを得て云々…などは、ご存知の方には説明するまでもないだろう。


ご覧になってない方にはネタバレになってしまうが。

最終回は、まだ見ぬ、自分と同じ種族「ヒト」を探すために、主人公のかばんちゃん一行が新たな旅に出るところで終わる。充分に続編を期待させる終わり方であった。





作品に人気が出てヒットするというのは、誰にとっても喜ばしいことに違いない。筆者も二期の放送を楽しみにしていた。

そこへ今回の、突然の監督降板の知らせである。冷や水を浴びせられた気分になったのは筆者だけではないだろう。



続編や新シリーズで、監督やスタッフが交代することは、さほど珍しくないことだ。我々は今までも、そうした作品を観てきたはずである。

なのになぜ、今回のたつき監督の降板にはショックを感じてしまうのだろうか。



たつき監督は本放送終了後『けものフレンズ 12.1話「ばすてき」』という、サイドストーリー短編アニメを(正式な企画ではない)自主制作で作り、ネットで公開した。
https://www.youtube.com/watch?v=lh_GcdBamD4より
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そういうことをする監督はあまり他にはいないだろう。そこに添えられたコメント。

※趣味の自主制作なので「新作映像」とは別です!  

まだまだ先ですがそっちもお楽しみにー
 


原案は吉崎観音氏なれど、アニメ版に関しては、たつき氏はシリーズ構成、脚本、コンテ、演出と、実質的にたつき氏の作品と言ってもよいほどの関わり方をしている。

悲劇的なラストの予想を見事に裏切ってくれた最終回といい、終了後にファンの声に応えるかのように作られた短編といい、たつき氏がこの作品に注いでいた愛情を、視聴者の我々も確かに受け取っていたのだ。

ご本人も折に触れ、二期制作を楽しみにしていた旨を、随所で発言していた。

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やりきれないのは、たつき氏の「とても残念です」の一言である。
なぜ氏が不本意な降板をせねばならないのか。

たつき氏は「ざっくりカドカワさん方面よりのお達し」と、会社側の生臭い圧力があったことをほのめかしている。



上の記事によると「関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用がありました」と、どうやらカドカワ側がクレームをつけたようだ(これは『ばすてき』のことを言ってるのだろうか?)。

要するに「権利を持ってるのはウチなんだから、ウチの知らないところで勝手なことをされちゃ困る」ということだろうか。

それに対し、記事には(たつき氏の所属するヤオヨロズ側が)「その条件は受け入れられないので辞退したい」と返答した、としか書かれていない。


これだけではとうてい真相はうかがい知れない。カドカワ側の一方的な表現だけでは、あたかも「向こうがヘソを曲げて勝手に降りたんだ。ウチも困ってるんだ」と読めてしまう。




現時点での、筆者の率直な感想としては
「さほど有名でない頃は好きにやらせるけど、人気が出て売れるコンテンツになったとたん、手のひらを返して欲の皮を突っ張らかせてくる、いつものカドカワ商法が始まったか」である。

上のコメントも「もともとオレのモンなんだから、首輪のヒモはオレに持たせろよ」ということだろう。





アニメ版『けもフレ』がどういう状況で放送されたかは、ウィキペディアにもこのように書かれている(日本の近・現代史などの項目は、ヘイトと歴史修正で塗りつぶされて使い物にならないウィキペディアだが、こういう項目はまだマシだね)。

~先述の通りゲームのサービスは既に終了して再開の予定もなく、『月刊少年エース』で連載されていた漫画版はアニメの人気に火がつく直前の1月26日に発売された2017年3月号で最終回を迎えてしまい、HiBiKi Radio Stationで配信されているラジオは毎週から隔週放送へと縮小され、アニメの人気とは逆にどんどん他メディアは終了・縮小している。

このことを取り上げたねとらぼのコンタケは「プロジェクトがうまくいっていなかった」「アニメの放送も終わったらひっそりとプロジェクト自体を畳んで終わり……という流れになりかけていたところに起こったのが今回のフレンズ大フィーバー」と評した。

カドカワ側も、アニメ版のヒットは予想になかったのだった。



筆者はこの本を思い出した。安藤健二著「封印作品の憂鬱」の第三章、『歯車の少女』のエピソードだ。
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詳細は割愛するが。
ざっくり言えば、月刊少年エースで連載されていた『涼宮ハルヒの憂鬱』マンガ版が、アニメ化などのメディアミックスの都合?で突然打ち切られ、単行本も絶版にされた一件を追ったルポである。

筆者はかつて似たような経験をしたことがあるので、この章は、大変胸が詰まる思いで読んだものだ。



角川書店三代目・角川歴彦が93年に社長になって以降、顕著になったのが、なりふり構わぬメディアミックス戦略である。

そのコンテンツが売れてる間は、あらゆるメディアで仕掛けてしゃぶり尽くすが、人気がなくなれば、作家もクリエーターもまるで鼻紙のようにポイと捨てるのだ。
そんな現場を何度も見たことがある(まぁしかしそれは、どこの出版社も似たようなものだけど)。

そんな、焼き畑農業のようなやり方を続けている会社だけに、今回の「ざっくりカドカワさん方面よりのお達し」の一文には、「ああ、また始まったのか」と思ってしまった。




作品がヒットしないよりは、した方が喜ばしいのは当然だが。逆にヒットすることで、作品が苦渋を味わってしまうことがままあるのだ。

今回、明らかに、会社同士の力関係による圧力が暗示され、一人のクリエーターが「とても残念です」とつぶやいて降板するという事態を目の当たりにし、少なからぬ人が「作品を汚された」感じを受けたのではないだろうか。




かつて当ブログで、家庭教師のトライ「ハイジ」レイプCM というエントリを書いたことがある。 

『けものフレンズ』ファンの方にお尋ねしたい。仮に『けもフレ』の版権が売られ、トライがCMに使ったとして。

『けもフレ』の名場面が、浅ましい宣伝用パロディーに使われたとしたら。
かばんちゃんやサーバルちゃんを塗りつぶすように、得体の知れないメガネのオッサンが描き加えられたとしたら。あなたはどう思うか。

いったい「作品」とは誰のものなのだろうか。





作詞した方が、そういう意味を込めたかどうかは分からないけど。この、ドス黒いヘイトが満ちている現代にあって、

けものは居ても のけものは居ない

姿かたちも十人十色 だから魅かれ合うの

と、OPで歌われるアニメが、このようなことになってしまうのは全く悲しいことだ。



もちろん今の時点では憶測しかできないし、まだ今後はどうなるか分からない。

しかし多くの人と同様、筆者も今回の件が、とにかく出来るだけ「良い方向で」決着することを望んでやまない。

前回の「ネトウヨ記事に報酬が出ていた」件の続き。

過去にクラウドワークス掲載された似たような案件を、ロジさんが新たに見つけてくださってるので、今回も転載させていただきます。

https://twitter.com/logicalplz/status/911978028367986689より
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ほう、イラスト一点¥5千~1万円ですか。

これは前回の、ブログ記事一本800円に比べれば(一時間に一本書き上げないと最低時給にもなりませんぜ)、まあまあマシな報酬ではないですかね。

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ふーん。どこのどなたが描いたのか知らないけど、なかなか達者なイラストですな。

しかし「マスコミは習近平に操られてるー!」の具体的根拠もなしにこういう絵を描かれても、これはネトウヨの妄想・願望イラストであって、風刺イラストとは言えないんじゃないですかね。


だいたい、ある国がある国のマスコミをどうやって「操る」ことができるのか、先にそっちの方法を具体的に説明してほしいのだけど。





もし本当に日本のマスコミが中国に操られてるなら(こう書いてるだけでバカバカしいが)、こういう、憎悪や偏見を煽るような報道はされてないはずでは。

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ちなみに風刺イラストとは、こういうのを言うのではないですかね。
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G7サミットで中国脅威論をぶつ安倍に、独・メルケル首相「IS HE SERIOUS?」
(こいつマジで言ってんの?)。
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JAPANESE INVASION HISTORY(日本の侵略の歴史)はシュレッダーにかけちゃえ!
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今回の「マスコミは習近平に操られてるー!」イラストは、個人ブログ主が発注者らしいのだけど。

素朴な疑問だが。こういうイラストを個人が一点¥5千~1万円で募集し、個人ブログに掲載してそれで満足、というのは、ちょっと理解に苦しむ話だ。

この程度のポンチ絵でOKなら、自分で描いた方がよっぽど安上がりじゃないの?


で、まぁ案の定というか。
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「憲法改正を実現する1000万人ネットワーク」つーたら、あの極右カルト集団〈日本会議〉ではないですか。

分かりやす過ぎまっせ(^_^;)。






ところで前回、クラウドワークスのサイトについて筆者は「〈お仕事募集掲示板〉であり、発注者の思想信条と会社は無関係みたいだ」と書いた。

しかしよく考えると、ちょっとおかしい。

この〈掲載中断のお知らせ〉は、ロジさんが「ウヨ記事一本800円」をツイートしたその次の日に出されたのだ(再掲)。

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投稿された発注依頼の内容を、サイトにアップする前に担当者がチェックしないとは考えられない。
(だって、お仕事依頼を偽装した出会い系広告とか、うっかり載せたらマズイ訳でしょ。)


つまりロジさんがツイートするまで、イラスト依頼もウヨ記事依頼も、「利用規約および仕事依頼ガイドライン」に「反しない案件」と判断されて、掲載されていた訳ではないか。

この〈お知らせ〉は、ネットで広まって話題になる前にあわてて「ウチは関係ありませんよ」な顔をしようとした、という印象を受ける。







沖縄の反基地運動の人々を貶めるデマを、執拗に流し続けているボギー手登根(てどこん)という人物がいる。

彼が得意げに広めた「反対派は2万円の日当をもらってる!」の「証拠」なる、有名な茶封筒。
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こんなクシャクシャの、得体の知れぬ封筒のゴミを、鬼の首を取ったように「証拠」だと言い張るのと、報酬額が公然と明示されているウヨ記事募集とでは、報酬をもらってるのがどちらかはおのずと明白であろう。




なお、今回のロジさんのツイートには、こんな、ついつい笑ってしまうお嘆きも。

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工エエェェ(´д`;)他人に見られたら困る仕事内容って何だよ(笑)。別にやましくなければ、コソコソする必要ないんじゃないの~?

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