2017年03月20日

インタ、も少し続くのかも。あるいは、最悪の出会い方というものについて

秋山「そういえば出会いはトラウマもんだ、っことでしたけど?」
秋穂「変でしょコイツ。…髪留とかさあ、大事な私のセールスポイントなんだからマネすんなっての」
秋山「やっぱユース加入して、為人に触れる内に心酔して…みたいな?」
秋穂「どーなのその辺」
藤田「今振り返ってるとこなんですけど、やっぱ大っ嫌いでしたね、初めは」
秋穂「別に今も大っ嫌いなままでいいよ?」
藤田「ホント言うこと酷いなあ…」
秋穂「だってねえ…ぶっちゃけウザいんだもん、あんた」
秋山「突き放すなあ(笑)」
秋穂「あ、思い出した!コイツ、ユースのセレクション受かって自己紹介で、何て言ったと思います?」
藤田「あ、やば、思い出された(笑)」
秋穂「すっげえボソボソと、秋穂選手やっつけてすぐ辞めるのでそれまでは宜しく、って」
秋山「うわあ、痛い子だ(笑)…あれ?ボソボソ、なんですか?」
藤田「でしたかねえ…」
秋穂「何年か前、お母さんお見えになってね」
藤田「うわ、お母さん!…何言ってたんです…?」
秋穂「『ここに来てから声が大きくなって主張も出来るようになって感謝しています』って」
藤田「…うーん、昔は周囲に喋る相手がいないから静かだっただけで別に性格が変わった、とかじゃないと思うんですけど」
秋穂「本人はそうでもね?親御さん的には凄く不安だったみたいよ?」
藤田「そういうもんですかねえ…」
秋穂「よくボール遊びしてるけど、誰かとボール一緒に蹴ってるの見たことないって」
藤田「…あ、そいつはどうも」
秋山「まあ、ユースってのは人間育成の場でもあれ、ってのは言われることですよね」
秋穂「やっぱね、サッカーエリート製造工場じゃいけないと思いますよ、ユースって」
藤田「しかし母親の話まで出てくるって…」
秋山「まあ観念して下さい(笑)しかし春日のバンディエラをやっつける、とか大きく出ましたね」
藤田「負けるとは思ってませんでしたもん、あの頃は。秋穂みのり、なんて全然聞かない名前だったし」
秋穂「ま、カミュ・ファルコーニと比べりゃあね。ほとんどの選手が格下だし」
藤田「まあだ言われるんですか、これ…?」



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steve600 at 22:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)秋穂 | チャレンジリーグの人たち

2017年03月12日

対談記事、続きの続きの続きのもいっちょ続き、くらい?(笑)

秋穂「そういやあんたさあ、クラブと代表では微妙にポジ、てか役割変えてるの?」
藤田「いや…自分では意識して変えたりはしてませんけど?」
秋山「ああ、遅ればせながらエンイレ選出おめでとうございます」
藤田「ありがとうございます…ってその、今更感が」
秋山「そこも聞こうとは思ってたんですよね、10番ですけど」
秋穂「似合わないわねえ」
藤田「普通に失礼だなこの人!」
秋穂「だってさー、10番といえば攻撃を牽引してドリブルもパスも凄くて、フリーキックもビッシバシ!…なイメージだしさあ」
秋山「んで守備はしなくてフィジカル弱い、と」
藤田「そんな10番、イマドキ絶滅危惧種ですって。こないだレッドデータブックで見ましたよ」
秋穂「まあ確かに」
秋山「ジダン、トッティ、日本だと…スケールはアレだけど梶山も城後も小川も、新しい10番って感じですね」
秋穂「その辺の名前の古さも大概ですね…」
藤田「新しい、と言いながら新しくない…」
秋山「いえね、藤田選手というと後ろに構えてて後ろは任せろ!みんな攻めろ!ぽいイメージなんで」
秋穂「その辺も問題よねえ」
藤田「な、何がですか?後ろを減らして、前目に厚く行こう、っていう意図じゃないですか」
秋穂「ボランチが見るのは試合全体。あんたは自分の後ろしか見てないでしょ」
藤田「いえ、そんなことはっ」
秋穂「相手からすればよ?どんな状況でも上がってこない選手に脅威は感じない」
藤田「でも失点したら意味ないし」
秋穂「だから。相手の攻め駒とこっちの守備と比べて、任せられるならあんた自身が上がったっていいじゃん」
藤田「そーゆーご自分はあんま上がるタイプの選手じゃなくないすか…?」
秋穂「だあから言うんでしょ、 あたしだけ見てちゃダメだって」
藤田「…」
秋穂「今度のエンイレにはさ?主人さんとこのお嬢さんとか、ほら、あんた憧れのカミュがいたローマの―」
藤田「もうその辺の話はいいですって!!」
秋穂「比叡?榛名?…じゃなくて」
秋山「金剛…でもなくて桐島選手ですね。って分りにくいわ(笑)」
秋穂「どもども、ナイスフォロー(笑)桐島さんとかも初代表で来るんだから」
藤田「いっちょガツンといっときますか!」
秋穂「やめれ。結構お世話になってる人たちの関係者だ(笑)」
秋山「そいや秋穂選手は、主人選手のお母様とは対戦してますよね?」
秋穂「ですねー。抜かれることも止めることもあったけど、スピードに乗ったらもう…、」
秋山「どうしようもない?」
秋穂「ですねえ。その前になんとかしないと!ばっか考えてたなあ」
藤田「へえ…」
秋穂「何よ?」
藤田「いえその。私と主人さんが同年代、そのお母さんと先輩が同年代なのかあ…って」
秋穂「そりゃそうでしょ。悪かったわねオバサンで」
藤田「いえいえ、そういうことではなくですな?」
秋穂「何よ気味悪いニヤニヤして」
藤田「私のことを愛しの我が娘と思ってくれても―って痛えっ!!」
秋穂「あーごめんごめん、手が滑ったわー」
秋山「手が滑ってヘッドロック決めるの初めて見ましたよ、私(笑)」
藤田「?主人さんは分かりますけど、桐島さんも先輩は知合いですか?」
秋穂「正確には彼女のお父さん、かな」
藤田「お父さんと対戦経験が!?」
秋穂「殺すぞお前ー。まあ、昔世話になったある指導者の知り合い、なのよ。そのお父様が」
藤田「へへえ…」
秋穂「選手時代はセリエでブイブイ言わせてたって人でね」
秋山「そうそう、そうでしたねえ…」
秋穂「血を受け継いでるならカミュどころじゃないかもよ、その羽奈って子」
藤田「…そろそろ、その名前出すのやめてくれませんかね…?」
秋穂「あ、やだった?」
藤田「とんだ羞恥プレイですよこんなのっ」
秋穂「ま、その辺の子たちともちゃあんとコミュニケーション取って、 色んな刺激を受けて来なきゃ」
藤田「お言葉を返すようですが先輩」
秋穂「言葉返すな借金返せ」
藤田「ぐっ!!…いや、その、私の方が代表歴上は先輩なわけでして」
秋穂「だったら何」
藤田「いえその…口はばったいようですが!私が、ですよ?初代表の小娘どもから得られるものなどないのではないかな、とか」
秋穂「おー、さすがパーフェクトフットボーラーことPFの藤田サンは言うことが違うやあ」
秋山「ただの人間に私が敗れるはずがない…お前もPFなのだ…」
秋穂「どこのイプシロンですかあんたはっ」 
藤田「…二人の会話がほとんどわからない…」
秋穂「私はね?小学生のあんたからも刺激受けてたのよ?」
藤田「え…」
秋穂「まあ、この頃はちょっとどやねんって感じだけど。天狗気味だし」
藤田「がっかりだぜー」
秋穂「その私が言うんだから、代表で…ううん、代表だけじゃなくて。会う人すべてをよく見て、聞いて、少しでも知らなきゃ」
藤田「…努力します…」
秋穂「宜しい」
秋山「なんていうか、いい先生と生徒っぷりですねえ」
秋穂「そうですかねえ?ま、実の娘以上にこんだけ手の掛かるのがいると」
秋山「もう結婚なんか(笑)」
秋穂「沢山です(笑)すいません、負け惜しみです(笑)」




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2017年03月10日

カリ城の「よお、カール」の類いの話


「何でもないこたぁないっ!!」
「うわ、ホント心臓に悪いわコイツ」
「…くかー…くかー…」
「いい加減にして欲しいわねー」
「みのり、3年前って…確か、」
「何かな、よく覚えてないや」
「そう?」
「そ」
「…本当に?」
「ホント、ホントにさ」
「私だってね?」
「な、何よ」
「引退したけど、昔いたチームの動向くらいは普通に気にしてる」
「とぼけても無駄ってか」
「確か、降格の…」
「そ。春日スプリングサンズ、何度目かわかんないくらいの降格危機」
「序盤そこそこの順位だったけど、夏のあたりから急に負けが込みだした…よね」
「あんとき6月からの2か月で勝ち点1とか2とか、そんな状態でね…」
「ニュースで見た。またも降格?みたいな感じで」
「いやまあ、近年稀に見るヒドいシーズンだったね…」
「でも何とか持ち直して、残留できたでしょ」
「まあ、結果としてはね」
「みのり、何か言いたそう」
「あの頃って怪我人は出るし、大体ウチって若い選手でチームを構成するじゃない?」
「良くも悪くも、ね」
「そ。んで若いと、こーゆーときのメンタルコントロールがなかなか利かなくて」
「雰囲気も悪くなってくしで…か。読めてきた」
「ん、まあ多分あんたの想像通り」
「膝を負傷していたにも関わらず秋穂みのりサンはそれを隠して強行出場を続けていた、と」
「だから!なんでそこで私たちを信用して、膝を直してくんなかったんですかっっ!?」
「…耳元で怒鳴るのをあんたは、ねえ」
「いっつもいってたじゃあないですか!」
「…お前ねえ」
「結果が大事なんじゃない、降格とかにビビるな!」
「そんなこと言ったんだ?降格経験者が言うと重みが違うわねえ」
「っとに嫌味ったらしいわあんたはっ」
「るっさいっすよ先輩方!…それを意識して腰が引けることを恥じろ、恐れろ!!」
「…ん、確かにそれは言ったなあ…」
「ちっきしょう…ぐすっ…ちーん」
「うわっ、泣くはまだしも私のシャツでハナかむなあっ!!」
「くー…くー…」
「寝ちゃった」
「何なのよコイツはもー」
「でもさ、みのりもよくない」
「なんでよ」
「それは、みのりちゃんの言う通りだよ?何度か降格してるんだもの、その回数が一回増えたって」
「…気にするこたあない」
「そ。…降格したけど立て直して昇格して、その年に優勝した、なんてJ1チームはいっぱいあるよ?」
「…」
「まあ、どうせみのりのことだから…」
「な、何だってのよ」
「みのりちゃんがいる時に降格させたくなかったんだよね?」
「…」
「図星かあ」
「あんたにゃ敵わないね…」
「どんだけ付き合い長いと思ってんのよ、お見通し」
「J2から代表行った選手だっているし、ミランだってユーベだって降格は経験してる。けど、」
「下部カテゴリーじゃいろんな強度が落ちる、と」
「若い時に、少しでも高いレベルの相手と全力で戦っていかないと、なかなかレベルって上がんないのよ。んで落ちるときはあっと言う間に落ちる」
「それはわかる」
「よくね?藤田みのりは秋穂みのりの後継者だ!なんて言われるけど」
「ポジションも同じだしね」
「全然違うよ、この子。私なんかより断然凄い」
「みのり…」
「大体ね?私がこの子の年の時って、何も知らないあーぱーでぱーぷーな女子高生だったのよ?」
「みのりちゃんは年代別とはいえ代表にも選ばれて世界を相手にしてる、か…」
「ま、どっちかってえと、この子の、というか日本女子サッカー界のために、っていうかね」
「大きく出たわね(笑)」
「そうとも思わないな?そんくらいの逸材なのよ、こいつ」
「評価してるねえ」
「あと10年…いや5年もしたら『秋穂の後継者の藤田』じゃなくて『あの藤田の先輩の秋穂』って呼ばれるようになってるはずよ、賭けたっていい」
「それ、直接言ってあげたら?」
「ダメダメ、絶対コイツ調子乗るから(笑)」 


 

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2017年02月26日

祝賀会→そして帰り路のコンボ

「もしもーし?瑛花?そうそう、私。秋穂。…実は藤田なんだけどね、ちょっと諸事情があって今夜は寮へ帰れそうになくてね…大丈夫大丈夫、ウチに泊めるから。悪いんだけどその旨ヨロシク」
「あーあみのり、悪い先輩だー」 
「しょーがないでしょ、まさか未成年に酒入れたまま帰すわけにもいかないし、バレたらこっちがいろいろドヤされるし」 
「?みのりってバンディエラ…なんだよね?」 
「そういう肩書きや役職はないけどね?まあ、長い事いたらそう呼ばれるようになっちゃった、っていうか…」 
「一言言えばみんなが黙る、みたいな感じかと」
「それがのう鈴音さんや。この頃の若いもんは目上を敬うという意識に欠けておりましてな」 
「あー、それある。こないだスタジオですっごい無礼な若手ミュージシャン見たものなあ…」 
「音楽界でもそうなんだ?」 
「まあ、エジプトの壁画には『今時の若者は』なあんて、書かれてるらしいしね?」 
「まったく、ねえ…若さ若さとひけらかすな!」 
「出た、オネアミス(笑)はいいけど、みのりちゃん重くない?ずっとおぶってるけど」
「こいつチビっこいし、そこまでないよ」 
「んー…ちくしょう、こんなぐるぐる回るお好み焼き屋なんかいられるかってえの!」 
「まあだ親子酒やってやがる(笑)」 
「まあ、みのりちゃんもちっさいけど、みのりだってアレだしねえ」 
「あんたはほんとーにそう言う嫌な言い回しをどこで覚えてくるのかねー」 
「先輩…せんっぱあぃ!」 
「あーハイハイ、聞いてるから。背中で大声出すな」 
「よかったよね、エンジェルイレブン選ばれてて」 
「その声は美咲先輩ですよねー?そうですよ、よかったんですよ。すごいでしょ!?」 
「うんうん、とってもすごい。すごくすごい(笑)」 
「でっしょー?…だからね、秋穂先輩も!もっと!!信頼して欲しい!この、わたしをっ」 
「わかってるわかってる、私の背中を預けられるのはあんたくらいのもんだよ」 
「でしょぉ?ですよねですよねー。へへー」 
「まあ、今はその背中にアンタ乗っけてるけどねー」
「うまいっ!上手いこと言うなああさっすが秋穂先輩だ!!!」
「ホント頼むから大声出すな。態勢的に、耳元にあんたの口が来るから、うるさい事この上ないのよ?」 
「信頼してくれてます!?」
「あーあー、してるしてる」
「心がこもってないっ!!」
「ひどい酔っ払いねえ(笑)」
「鈴音ー。他人事だと思って、ホントにもう…」
「聞いてるんですか秋穂先輩!?」
「あーあー聞いてるよ、聞きまくってるわよ」
「信頼してくれてるなら、何で…」
「何よ、だから」
「何で3年前、あんな無茶なことをしたんですかっっ」
「………」
「みのり?」
「ん?何でもない、何でもないよ?」
「……」
「ホント、何でもないってば」




 
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steve600 at 21:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)秋穂 | チャレンジリーグの人たち

2017年02月09日

ある対談記事より、続きの続きの続き

秋山「名前も同じというお二方なわけですけど、公私ともに仲が宜しいとも伺ってますが?」
藤田「ええっそりゃあもう!年齢は離れてますが、オフとなれば自主練からショッピングまでっ!!」
秋穂「……」
秋山「あのー秋穂選手?なんか表情が微妙ですが?」
秋穂「いえ…なんかその、」
藤田「何ですか何ですか何ですかー。私たち仲良しじゃないですか♪」
秋穂「…一方的に私が引っ張り回されてるだけのような気が…」
藤田「んなっ!?今さら何言ってくれちゃってるんですか!」
秋穂「んーでも、ねえ」
藤田「『たまには若者に人気のスポットに行くのもいいかもね』とか、いっつも言ってるじゃないですか!!」
秋山「それって自分に言い聞かせるフレーズのような…」 
秋穂「うん、まあ…娘とか妹とかいたらこんなかなー、とは思います」
秋山「そういえば秋穂選手って浮いた話ありませんねえ」
秋穂「いえ…、別に男嫌いとかではないんですが」
秋山「まだまだ老け込む年でもありませんよ!?これからこれから!!」
秋穂「んー、ウチの中の人は結婚とか恋愛とかの描写がひどく苦手っぽいしなー」
藤田「え、そうなんですかっ?」
秋穂「ん。…既婚者って南(弥生)さんくらいだし、つかさの恋愛描写もなんだかなーだしねー」
秋山「…確かに未婚者ばっかですよね…」
秋穂「まあその辺は運が悪かったと思って(笑)」
秋山「てっきり学生時代の失恋経験が尾を引いているかと―…
藤田「んなっ!?秋穂先輩を振る、なんちゅーフトドキ者がこの地上に存在するのですか!?」
秋穂「いやいやもう、お前割り込んでくんな、面倒になるからさ。今の忘れて」
藤田「しかあし!一たび聞いたその事実を忘れられようか!?いやない!!(反語表現)」
秋穂「もうさー、お前はねえ…」
藤田「秋穂先輩の一挙手一投足、すべてをこの脳裏に刻み付けるつもりでいるんですから!!」
秋穂「ちったあ取捨選択しろってーのよっ」
秋山「しかし凄い崇拝ぶりですねえ(笑)」
秋穂「ホントもう、他人事だと思って…いい?藤田」
藤田「はいっ」
秋山「マジに尻尾付いてたら振りそうなイキオイですねー」
秋穂「人から学ぶ姿勢が悪いとはいわない」
藤田「ですよねっ」
秋穂「むしろある時期には重要なこと。でもそれと同等、ううん、下手すりゃそれ以上に大事なのはそれを自分で消化、あるいは昇華していくってことでね」
藤田「……」
秋穂「まだあんた若いんだから、私だけじゃなく。もっといろんな人と接触して、意見聞いて、影響を受けなきゃいけないのよ」
秋山「…秋穂選手、お説教タイムのところ恐縮ですが」
秋穂「何でしょう?」
秋山「…多分、今藤田選手の脳内では『秋穂メモ』にどう書こう?ってことでいっぱいかと思われます」
秋穂「あちゃー…」 


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steve600 at 21:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)秋穂 | チャレンジリーグの人たち

2017年02月03日

遊興倶楽部、またはとあるパーティ会場、あとささやかながら岡野俊一郎氏に捧ぐ

「こんばんわー」
「おお、おお、秋穂はんやんか、ようお越し。藤田はんが待って…」 
「おそぉい!3分と45秒遅刻ですよ!!…ってあの、そちらのご婦人は…?」
「こんばんは。お噂はかねがね聞き及んでます」
「あ、はい、ども…って秋穂さぁん!?」
「あ、私のダチ」
「初めまして、藤田みのりさん」
「ええと…ちょっと!ちょっとちょっと先輩!!こっちこっち!!」
「な、何よ何よ、引っ張るなって、袖伸びちゃう」
「話が違うじゃないですか!!二人でって!!!」
「いや、私うんとかYESとか一言も言ってないし」
「この人だけはホントにもう…」
「まあまあ、そう言うなって。あんたにとっても大事な先輩に当たるのよ?」
「えー…何だろ、何か見覚えはある顔ですけど…知らないなあ…」 
「あのー、Wみのりさんズ?そんな隅っこに固まってないでいらっしゃいな?」
「こらこら複数形でまとめるな。うちら漫才師かっちゅうに」
「えらく距離感の近い仲とお見受けしますが…?」
「て、あ、そう!あんたが自己紹介しないから!」
「あ、そかそか」
「勘弁してよねー」
「何だかずっと話聞いてたから、前から知ってるような気がして…ごめんなさいね?」
「い、いえっ。それで…どちら様で…?」
「初めまして、美咲鈴音と申します」
「………」
「おいおい、どした口ぱくぱくさせて?金魚みたくなっちまったぞ?おーい?」
「こ、この…」
「この人があの美咲鈴音さんなんですか?ええ、そう。そーよ」
「な、なん…」
「何で、美咲鈴音さんがここにいるのか?『彩』コンサートツアーがハケて、昨夜私と呑んでたから」
「みのり、見事な同時通訳ねえ」
「まあ、なまじ付き合い長いとね」
「でやなお嬢さん方?もうショートコントは終わったんか?」
「ショートコントとかひっどいなあ、おっちゃーん」
「いやいや、ボチボチ注文とかやな。まあ大体見当はついてるけど」
「ジンジャーエールと…豚玉で。秋穂先輩と美咲先輩は?」
「私はいつものヤツと…今日はそば玉な気分かなあ。鈴音?」
「ええっと。じゃあハイボールと、もんじゃ焼き。ってみのり、いつものヤツ、とかいっぱしの常連じゃない」
「キープしてるボトルがあんのよ、受け継いじゃった」
「え…ああ!あれね」
「そ、『喜峰鶴』」
「そうそう、それなんですよ!」
「何よ」
「だあって。秋穂先輩、飲み会とかじゃ日本酒飲まないんですよ?ビールか焼酎で」
「ふんふん」
「でも、ここに来るとこればっか飲んでるのが、なんでなのかあ…」
「ああ、ああ…」
「たまーに遠い目とかするんですよね?…美咲先輩は何かご存じで?」
「うーーん…知ってはいるんだけど、それを説明すると多分物凄い時間掛かる(笑)」
「いえ、私としては知っておきたいと」
「ホラホラあんたら、おっちゃん困ってる」
「おおきにな、秋穂はん。ほい、とりあえず飲むもんから渡しとこか」
「あ、ありがとうございます」
「こっちこそいっつもご贔屓頂いてもう、商売繁盛やがな」 
「じゃ、じゃっ。…飲み物の方は行き渡りましたでしょうか!?」
「三人しかいないんだから見たらわかるでしょ」
「もうーこの人ほんとやだ…では!乾杯の音頭の方を!本日ゲストの美咲先輩からどうぞっ」
「あ、私?困ったなあ何も考えてないや」
「いーよ、その辺てきとーで」
「って秋穂先輩!私の!栄えあるエンイレ選出記念大祝賀パーティーなんですから!」
「大祝賀パーチーねえ…」
「えー、では。僭越ながら。私美咲鈴音めが乾杯の音頭をば」
「おー、いいぞー。ぱちぱちぱち」
「秋穂先輩、何はしゃいでんですか…」
「それでは。えー、本日はお日柄もよく」
「どこの結婚式だーこらー」
「ヤジとか秋穂先輩最低だ…まだ飲んでもいないのに…」
「こほん。えー藤田みのりさんのエンジェル・イレブン選出と!来たる日本サッカー界の未来を祝して!」
「祝して!!」
「「「かんぱーーーーい!!」」」
「…あれ、みのりペース遅いんだ?」
「日本酒はダメなのよね…」
「だったら飲まなきゃいいじゃないですか?」
「んー…死ぬまでにこのボトルを空けれればいいかな、って」
「まじわかんないなあこの人…んぐっ、と」
「おお、みのりちゃんいい飲みっぷり!」
「ってジンジャーエールだけどね」
「当たり前でしょ、未成年ですよ!?私は!!」
「あはは、じゃあ私も…あれ」
「どしたの鈴音?」
「これ、ジンジャーエール…」
「お、おっちゃん?ジンジャーエール二つとか…頼んでないよ?」
「何言うてんねん。ちゃあんとジンジャーとハイボールと、渡してるやんか」
「…私が飲んでるのはボトルとコップの喜峰鶴…」
「あと、同じようなグラスが二つにハイボールとジンジャーエール…」
「んで、今ここにあるのがジンジャーエールってことは」
「あ?あれええ?何ですか何ですか何ですか!前々からおかしいと思ってたけど秋穂先輩が…二人いる!!」
「お前は落語の『親子酒』かっちゅーのっ」
「大丈夫?みのりちゃん?」
「あれー美咲先輩も二人!?さては忍法だなーははー…くきゅー…」
「寝ちゃった」
「まあ、一気に行ったからねえ…」





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2017年01月30日

この二人の会話は走って走ってしょうがない(笑)

「なあに?電話、誰から…?」
「ほら、話したじゃん、昨夜」 
「ああ、ああ、同じ名前の後輩ちゃんね?(笑)」 
「いやいや、笑い事じゃないし。…ったく、ちったあ時間とかワキマエロってえの」 
「もう朝の9時半だよ?世間一般はお仕事も授業も始まってるわよ」
「あんたも私も、世間一般様とはびみょーにズレた職業じゃんよ」
「まあそれはある(笑)あ、私はオレンジジュース欲しいなー」
「何も言ってないのに、立ち上がった瞬間それ言いますか…まあ、そのつもりだったけど」
「立ってる者はみのりでも使え、ってね?」
「んっとにもお…ホレ、果汁100パーだよ」
「せんきゅー」
「私の部屋の冷蔵庫。私よりあんたの好みの物の方が多い気がするんだけど?」
「まあっ!友達想いの秋穂さん、しびれるー!きゃー」
「…何だかねー」
「そういえばさっきの後輩ちゃん?」
「ん。エンイレに選ばれました!ってさ、ご報告」
「すっごい、普通に前途有望じゃない!」
「でもアイツ常連さんだしね?ここで満足されてもなー」
「うわ、秋穂パイセンハードル高えっす(笑)」
「高くない高くない、代表なんて選ばれた後の方が大事なわけでさ」
「まあそうだけど…クラブ的にはあれよ、ちゃあんとご機嫌取って囲っておかなきゃ(笑)」 
「引退してアーチスト様になってからさあ…」
「何よ何よ?」
「言い方が根性悪くなってるよ、絶対」 
「さあー、なんのことやら(笑)」 
「で、今回はいつまでいるの?ツアー中、だっけ?」 
「私たちのツアーはね、毎回最後の公演地を福岡にしてまして。今日からしばらくオフ」 
「だからっていつまでもこっちにはいられないでしょ」 
「一応…明後日東京に帰る予定」 
「そういえば旦那さんは?挨拶しとかないと。奥さんいつも借りてすいません、って」
「彼は昨夜のうちに帰ってる。福岡には縁がないしね」
「いやもう、なんかすっごい不義理してるみたいで嫌だからさ?ホント、挨拶だけはさ」
「だってねえ…彼、『福岡の旦那さんと水入らずで過ごして来い』って言ってるからね(笑)」
「なんで私男役なん(笑)ホンット、申し訳ないわ…」
「だから明日まで泊めてね?」
「まあこっちもオフなんだけどさあ…あ、あんたも来る?今夜」 
「え、どこに?」 
「さっきの後輩。エンイレに選ばれたから祝え!ってのも言ってて」
「なんか…いろいろすごい子ねえ」 
「もう、ヤになるくらいね!」 
「でもさ、みのりって本当に嫌な相手の事って絶対口にもしないよね?」 
「何が言いたい、何が」 
「結構お気に入りだなって」 
「じょおだん!カンベンしてよマジ!!」 
「それでね?ついでにみのり、気付いてないかもだけど」
「何よ」
「さっきからね?後輩ちゃんの話になると口角上がってる(笑)」
「ないない、ないってマジ」
「でも話聞いてる限りだと…私がいるとお邪魔な気もするけど?」
「んー、でもね?あんた来ない場合、ここで一人でお留守番してもらうことになるよ?」
「えー…」
「そりゃそうでしょうよ、私はそのパーティに出るわけだし」
「パーティ、って単語と遊興倶楽部が結びつかない件(笑)」
「だから来なって。だいじょぶ、イヤとか言わせないよ、私が」
「まあ、後輩ちゃん見てみますかねえ…」
「てえかさ、私ここのユース出身じゃないから、先輩後輩とは微妙に違うんだけど」
「クラブの先輩じゃないの。それとも先生とでも呼ばれたい?」 
「すんません、先輩でいいです…あ、でもさ?あんたなら、よ?代表10番の先輩様じゃん」 
「うわ、なっつかしい」 
「何言ってんのよ、あの国立のフリーキックを誰が忘れるもんですか」 
「なんか木村和司並みに神格化されてない?(笑)」 
「イヤイヤホント。その辺の心得とか、そーゆーのをね?伝授して頂ければ!と」 
「なんか言いくるめようとしてる感がモノ凄いんですけど(笑)」 
「ま、教科書とかお手本とかはね?いっぱいあった方がいいかなって思うわけよ」 
「なある…どれをどう選ぶかは、」 
「「自分で考えろ(笑)」」 

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steve600 at 22:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)秋穂 | 美咲

2017年01月29日

ある対談記事より、続きの続き

秋山『やはりあれですか、秋穂選手引退の契機としては…、怪我が長引くことに加えて、巷間噂されるように後を託せる後継者たる、藤田選手台頭による部分が大きい、と?』
秋穂『うーーーーーーん…』
藤田『な、何でそこで言い淀むかな!?』
秋穂『…いやね、誰が誰の後継者とかね?そういうのって違うかなって』
藤田『あんだけ頑張って、結果も結構出してる方ですよ、私って!何ですか、やっぱゴール数ですか!?』
秋穂『あ、気にしてたんだ?いや、ちが…』
藤田『でも、ボランチってのはチームのバランスを取るのが何より、それこそ命懸けてでもって言ったじゃー』
秋穂『だあから聞きなって』
秋山『…あのう、普段からこういう感じなんですか?その…お二方の会話って』
秋穂『今日は大人し目かな、第三者いるし』
藤田『だって相手が先輩でも誰でも物怖じすんな!って。年上だから、とかキャプテンだから、とか言ってたら後で困るのはチーム全体で、それはボランチの責任だ!って』
秋穂『…そういう言い方は多分してないと思うんだけどなあ…』
秋山『こりゃ『秋穂メモ』かなんか持ってそうなイキオイですねえ』
秋穂『何ニヤニヤしてんですかみど…じゃないや秋山さん』
藤田『ありますよ秋穂メモ!今は寮に置いてますけど、見ればいつ言われたかまで特定可能です!!取って来ましょう!!』
秋山『ああ、別に疑ってる訳じゃないし話が逸れるんで結構ですよ藤田選手。ダッシュの構えいらないんで』
藤田『…はい』

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steve600 at 20:49|PermalinkComments(2)TrackBack(0)秋穂 | チャレンジリーグの人たち

2017年01月18日

ある対談記事より、続き

秋山『…確か藤田選手って、お生まれは鹿児島とか伺いましたけど』
藤田『ええ、鹿屋市っていうところで、』
秋穂『じゃっどーーーん!ですたーーーい!!だよね?(笑)』
藤田『いくら先輩でも、それはあんまりだと思いますよ?』
秋山『で、親御さんの転勤で福岡へ、と。サッカーは鹿児島からずっと?』 
藤田『やってました』 
秋穂『だよねえ、有り得ねえ上手さだったもん』
藤田『ただ、あんまり地元に大きなクラブはなくて…レベルはそう高くはなかったですねえ』
秋山『その環境の中で自身を磨き続けた。ってのは凄いことじゃ?』
秋穂『実際、同年代…いや、それこそボール扱いだけなら大人より上手かったかも、ってくらいでしたしね』
藤田『まあ、あれくらいはですね』
秋穂『さすが、子供の頃から世界を視野に入れてると違うよねえ』
藤田『…秋穂さん、その辺の話はちょっと』
秋山『何です何です?』
藤田『いや、まあ…子供の頃って変なことを夢想するもんですから』
秋穂『聞いて下さいよ、こいつ、初対面のとき私に―』
藤田『だあからそれ以上言うこたないんですって!!』
秋穂『将来、自分はカミュ・ファルコーニと同じチームでプレーするんだ!!って息巻いてねえ』
藤田『………』
秋山『おーい、藤田選手?大丈夫ですか?』
藤田『ああ…もう私は社会的に死んだも同然だあ…』
秋穂『なあに言ってんの、夢が大きいのはふつーにいいことじゃん。…それとも、もう諦めた?』
藤田『いえ、諦めたっていうか…少し変わった、かなあ、とか』




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steve600 at 23:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)秋穂 | チャレンジリーグの人たち

2017年01月17日

ある日の、あるサッカー誌の、ある対談記事より―

秋山『えーどうも、駄文書いて日銭稼いでる二線級サッカーライターこと秋山緑です(笑)…そういうわけで今日はこのお二方にお越し頂いております。じゃ、軽く自己紹介の方を』
秋穂『あ、どうも、春日スプリングサンズ所属…』
藤田『元。でしょそこは』
秋穂『あ。そかそか…えーっと、元スプリングサンズ所属、秋穂みのり…です』
藤田『スプリングサンズ所属!代表歴はU-16と14、目下売り出し中のミッドフィールダー!藤田みのりです!!フル代表も目指してますんで応援宜しくお願いします!!』
秋穂『…あんたさあ、自己アピールはわかったから。んな大声出さなくても聞こえてるから』
秋山 『いえいえ、元気があって結構なことじゃないですか』
秋穂『まあ、コイツはねえ…それだけが取り柄というか…会った頃ってこんな風じゃなかったけどな?』 
藤田『何言ってるんですかっ。秋穂さん普段から言ってるじゃないですか、腹から声出せ、んなちっちゃな声じゃ大観衆で埋め尽くされたスタ通んねえぞ、って』
秋穂『んなこと言ったっけ私?』
藤田『出た!まあたこれだよこの人!!』
秋山『まあまあ、お二人とも落ち着いて、ブレイクブレイク。…んで今日お二方をお呼びしたのはですね?秋穂選手が今年度を持って引退されると』
秋穂『はい。…まあ、いろいろ考えたし、下部カテゴリーのどっかで、って話も無くはなかったんですけど、ちょっと』
藤田『何言ってんですか、あの膝じゃもう無理ですよ!』
秋山『あの、藤田選手、ちょっと』
藤田『はい?!』
秋山『黙れ』


藤田『は、はいぃ…』


秋山『で、ですね…まあスプリングサンズっていろいろあったクラブなわけじゃないですか』
秋穂『確かに、いいことも悪いことも含めて、ですね』
秋山『そこでこうやって新旧交代、受け渡されるバトン、とかまあそういった話を聞ければなあ、と』
秋穂『あの、ちょっといいですか?』
秋山『どうぞ』
秋穂『随分その…曖昧というか投げっぱなしだなあ、と…』
秋山『否定はしません(笑)でも、こうやってお二方のお話を聞いて使えるところ拾って、上手いこと記事にしようかな、と』
秋穂『うわあ、やなこと聞いた…』
秋山『ではまず、お二人の初対面って?サッカー教室とか聞いてますけど』
秋穂『だっけ?』
藤田『ええっ、忘れたんですか!?こっちゃハッキリ覚えてるのに!』
秋山『ほほう?そうまで印象に残る素晴らしい先輩だった、と』
藤田『…』
秋穂『な、何なのよその目…』
藤田『ぶっちゃけ、こんなヤなヤツいない!!…って感じでしたね…トラウマもんですよ、あれ…』






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steve600 at 22:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)秋穂 | チャレンジリーグの人たち
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