2023年04月23日

その会談は如何にして荒れるに至ったのか

会談は比較的和やかな雰囲気で始まった、と周囲には見えただろう。
しかしよくよく観察してみれば、その雰囲気を作り出しているのは主に二人の人物ー即ち門倉千紗都とヨハネ・フライクであるー ことはすぐにわかったし、ライズ・ハイマーはガードマンのように油断なく千紗都と藤田に視線を注ぎ続けており、藤田みのりは視線の勢いこそ強いものの緊張しているのは明白だった。
 
 
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steve600 at 21:22|PermalinkComments(0) SSSユースの人たち 

2023年01月18日

ちょっと間が空きすぎたので軽く肩慣らしをする

「オラァァァァァ千紗都!!!」
「うわビックリした。…あのね菜由ち、イキナリ大声はよくないよお。この電話が誰か別の人だったらー」
「登録されてる番号に架けてんだから間違うわけないっしょ。それより!アレはどゆこと!?」
「んーアレ、と申されましてもどれのことやら」
「 ふぅぅぅぅぅん。言わなきゃわかんない…?」
「…えーえーわかりましてよ見当付いてございますよ。藤田みのり選手の移籍の件、よね?」
「話が早くて何より。で、今朝出てたあの報道はどゆことよっ、移籍は白紙、って!」
「いやいや、イングランドプレミア方面は小百合の担当でー」
「その小百合に聞いたら、あの件は門倉さんがパイプ持ってるからお任せしてますって言われたよ」
「さすが菜由ち、外堀キッチリ埋めてるねー(笑)」
「褒めてるつもりかいっ。ワケを聞かせなさい、ワケをっ」
「それがね…」

(回想シーンに入る)


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steve600 at 23:07|PermalinkComments(0) 秋穂 | SSSユースの人たち

2022年02月07日

一条瑛華と葵若葉、過去の経緯は違えども

その時、秋穂みのりは自分の背後で行われていたやり取りの存在自体は感じていたが、内容までは関知していない。だが一条瑛花は胡散臭そうな目を葵若葉に向けており、その若葉は何事かを藤田みのりに囁いた後、意気揚々と自分の主戦場である右サイドへ戻るところだった。







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steve600 at 01:09|PermalinkComments(0) 秋穂 | SSSユースの人たち

2021年07月29日

小人閑居して不善をなす、とはいうものの

失点したその瞬間こそ一度アウェイゴール裏に静寂は満ちたが、それも一時のことで息を吹き返したように手拍子とチャントが湧き上がる。それは瞬く間にゴール裏を揺るがす声援と化した。
いかに低迷しているとはいえ、それはいわゆる「古豪」として培われた底力、だったろうか。

ただ、それはどこか断末魔の悲鳴にも聞こえたのは気のせいだろうかー水野茜は首を強く振ってその考えを振り飛ばした。

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steve600 at 00:03|PermalinkComments(0) 秋穂 | SSSユースの人たち

2021年02月07日

秋の雨が、降る

南「そういえば、さっき藤田さんが言ってた…」
翠川「なんだっけ?」
ち「あれでしょ、 『勝つ事』と『勝ち方』は両立するか?ってヤツ」
つ「あーあー、あったねえ。話普通に逸れてるわ(笑)」
南「あの話って、サファカ決勝のことなんじゃ?」
秋穂「あらま。あのスタメン、普通にブラジル戦の結果からかと思ってた」
神谷「んー、流れを重視する選手的な視点だとそう見えるか」
翠川「ほらほらみのり、貴重なご意見だよ聞いとかないと(笑)」
秋穂「言うても、私こないだまで選手でしたしねー(笑)」 
神谷「松原さん、戦術的な決め事大事にする人よ。基本」
ち「監督ってそういうものでは?」
神谷「いやー、あのヒト特に規律重視タイプだよ。あの言動で煙に巻いてるけど(笑)」
小早川「あー、決勝…ねえ…」
岡野「お、凛子が黄昏てるね(笑)」
小早川「決勝…パブリックビューイング…押し寄せる地元民…うわあ…」
南「まあ、大変でしたよねアレ(笑)」
つ「だよねえ。秋穂さんはまたしても逃走しましたが」
秋穂「だからあ、もう引退も決めてたしね?あの頃」
つ「だからエライ人の接待をですな…ってどうせ来ないと思ってたから御手洗さん呼びましたけど」
翠川「パブリックビューイングにわざわざエライ人とか来るの?」
岡野「エライ人、ってフツーに地元の市長さんとか知事さんとか来るからね? 」
ち「その通りなんだけど普段いない岡野さんが言うのか、ってのはあるわね」
岡野「お、こいつぁ一本取られた」
小早川「せっかくだから御手洗さん解説、古館さん実況でやってもらいました」
南「ただテレビ映像垂れ流しってのも芸がありませんしね」
神谷「ホントあんたらんとこはいろいろ取り組んでるねえ」
翠川「まあこれも先代広報の薫陶が行き届いてるってことかな!」
神谷「…誰の、ナニが行き届いてるって?」
小早川「少なくとも翠川さんではないです」
南「ぶった斬るねえ…」
つ「評判よかった、って聞いたよ。御手洗さんが経験者目線で喋ってくれて」
ち「意外と御手洗さん、スキルトーク高いのよね」
御手洗「いやいやどーもどーも。照れるね」
秋穂「こいつがねえ…」
御手洗「普通に失礼だな!(笑)」 
岡野「でも清子はちゃんとS級とか取りに行ってるからね?」
つ「人にモノを教えるなら話し方は大事ですからねえ…」
秋穂「ちいっ藪蛇か」
牧原「ま、どうしても教え方を練習したい!!ていうならウチのスクールで雇わないこともないけど?」
秋穂「……」
牧原「なんなのよその間はっ」
星乃「キッパリ言わなきゃ駄目ですよ、あんたの下では働きたくないって(笑)」
南「星乃さんもストレス溜まってるなあ…」
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steve600 at 20:56|PermalinkComments(0) 秋穂 | SSSユースの人たち

2021年01月03日

いくつかの齟齬の上に試合が動く

二人の動きは早かった。

その直後、クロエは無言で立ち上がるとアップを続けている菅野の方を向く。


「カンノ!!」


呼ばれた菅野も既にアップを終えており、一つ小さく頷くとクロエの側に近付いて戦術ボードを見ながら短い指示を受ける。


「じゃ行ってくらあ」


菅野は第四の審判にスパイク裏を見せ、交代ボードを見て小走りに駆けてくる鶴姫とハイタッチ。


「ごめん、あとはお願い」
「おう、言われるまでもねえ」


勢いよくピッチに一礼、秋穂は菅野が入って来たことに気付くとそちらへ駆け寄る。


「来たわね」
「ああ」
「頼むわ、最短であんたに回す」
「たくよお姉御、わざわざオレの出番作るこたねえっての」


秋穂は思わず苦笑。軽く息を吐く。



「…しんどくなるよ、わかってる?」
「そりゃ、固めてくるだろうし」


菅野は不敵な笑みさえ浮かべて左の掌に右拳を打ち付ける。



「…だったらコジ開けるまでだ、知れた事よ」
「そうね、頼む」


いつもなら菅野のこの手の物言いには軽くツッコミを入れてくる秋穂がそれをしない、というのはー


(こりゃマジにやべえな)



事態の深刻さを菅野は感じざるを得ない。



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steve600 at 20:59|PermalinkComments(0) 秋穂 | SSSユースの人たち

2020年11月28日

ちょっとこの人を出すのが遅れた(笑)

「ああ、ああ、もう」

ずんずん歩いてコールリーダーのところまで行った涼宮ハルヒの背を見ながら、水野茜は少なからず狼狽していた。ハルヒの怒り方はどう見てもそのまま収まりそうな気配ではなかったし、はたまたそれを迎え撃つあのコールリーダーも大人しく謝ってその場を収めよう、などと考えそうな感じではない(笑)

ここで自分がなんとかしなければならないのではないかー

一瞬その考えも脳裏をよぎったが、ハルヒは自分の母親ほどの年齢。コールリーダーも20歳前後、というところだろう。その二人の争いに中学生の自分が出て行ってどうなるものでもない。というか返り討ちに遭いかねない、自分が(笑)
そこまで思考を進めると茜は軽くため息をつき、横を見る。さっきまで眠っていた関織子は目を覚まして一心にピッチを見つめていた。

「おっこちゃん、試合面白い?」
「うーん…意外と」

織子もまだ小学校低学年、家族以外と遠出するという経験自体がそもそもなく、少なからず緊張はしていたようだ。それは茜も似たようなものではあるのだが、今こうして同じ試合を見ているという事実になんとなく茜は感慨を抱く。

(これがスポーツのもつ力、なのかなあ)

などという事を考えたりもしたが、それもどこかで聞いたフレーズのような気もする。茜は苦笑して自分もピッチを見下ろした。そこでは親友の藤田みのりが躍動している。自分もあの隣でプレーする事があるのだろうか。いや、それを自分は本当に望んでいるのかー何となく思いを馳せた。

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steve600 at 01:57|PermalinkComments(0) 秋穂 | SSSユースの人たち

2020年09月03日

新刊、出るんだってよ(笑)マジか(笑)

牧原「禅問答?ハハン、そんなご大層なもンかっての。テキトー言って誤魔化してるだけよっ」
星乃「牧原さあん、もうお酒回ったんですか?」 
岡野「でもまあ、答全部教えず自分で考えろってのはウチの基本だしねえ(笑)」
つ「めんどくさい基本ですよねー…っと、返信来ました!小百合から」
翠川「あらま、早くね?」
南「ですよね、てっきり寝てるもんかと」
ち「時差があるから普通に昼よ、向こう」
岡野「それもそうか…で、なんて?」
つ「ええと…正式な場ではないのでまだ詳しく話せません」
翠川「まあそれもそうかー」
つ「…ただそれもあんまりなのでヒントだけ」
翠川「おっ」
つ「有名どころでは…イングランドの赤いチーム、イタリアの青いチーム、スペインの黄色いチーム」
牧原「…信号?」
星乃「なわけないでしょ。ユニとかチームカラーとかですよ」
秋穂「イングランドの赤いチーム、って昔ライズ・ハイマーネタで見たような」
小早川「でもでも、イングランドで赤、つったらどう転んでもビッグクラブじゃん!?」
神谷「マンU、リバプール、アーセナル…だもんねえ」
藤田「あー…じゃガナーズなのか」
翠川「え?どゆこと?」
秋穂「なんであんたが知ってんのよ」
藤田「いえ、その」
つ「オラオラキリキリ泥を吐けいっ」
藤田「代表で松原監督が…ロンドンのクラブの監督が私を欲しがってるって」
翠川「あらま、フライク女史あすこだっけ」
神谷「そうそ。…で藤田ちゃん、その辺の話、他所では言わないようにね?」
翠川「え、なんかあんの」
ち「タンパリング?」
神谷「まあ、明確に条件が出てないなら事前交渉もへったくれもないとは思うけど…」
岡野「この手の事が漏れて破談、てのも意外とあるしね」 
藤田「わかりました。…でも、実現するんですかね、そんな話(笑)」
秋穂「何言ってんの。オファーがあるとなれば、後はあんた次第よ」
藤田「…」
岡野「イタリアの青は…ラツィオ?」
星乃「どうですかね?ラツィオなら水色のような…あるいは森下さんの名前を出すんじゃ?」
小早川「それなら普通にマラドーナのあそこでしょ」
ち「私もそう見るかな…でも青、だけじゃね」
つ「それでいうとスペインの黄色は久保くんさんで話題のあそこか」
秋穂「イエローサブマリンとか言われてたっけねえ…そいやデポル降格だって、3部」
藤田「キビしーっすねえ…」
秋穂「昔のデポルといやあね、CLでミランやユーベをシバき倒した強豪!だったのよ」
つ「その頃スペインで強豪、といやあレアル、バルサときて」
ち「ちょっと置いてバレンシア、デポル…だったのよねえ」
藤田「あれ、アトレティコは…?」
秋穂「その頃のアトレティコは単に弱い方のマドリー」
藤田「うわあ…先輩、言い方言い方(笑)」
秋穂「その状態からここまで持ってきたシメオネはスゴイってことでね、これマジに」



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steve600 at 21:51|PermalinkComments(0) 秋穂 | SSSユースの人たち

2020年06月09日

たく、なんで凛子に誕生日を祝われる事なく終わっちゃうかね(笑)

藤田「そういえば先輩お尋ねしたい事が」
秋穂「あによーこんな席で改まって」
藤田「…先輩、いつだって『勝たなきゃ意味ない』的な事言ってるじゃないですか?で、」
秋穂「?んなこと言ってるかな?」
藤田「いやいやいや!言ってますって!!」
秋穂「そうだっけ…」
牧原「ああら、春日のバンディエラさんもそろそろ痴呆の始まりかしらねえ?」
星乃「ほんと嬉しそうですね(笑)」
牧原「これが笑わずにいれますかっての。ざまーみろ」
翠川「なんていうか、すごいねえ…ゆっこも社長、ってことになんの?」
神谷「形態的にはそうなるよね?」
ち「そうね、社長なんて名乗っても呼ばれてもいないけど」
小早川「ウチの社長といい、社長って言葉安売りされ過ぎじゃね?」
つ「どーゆー意味ソレ」
小早川「や、社長っぽくない人が社長って名乗ってるパターン多いなって」
つ「…何のヒネリもなく、まあ…」
岡野「凛ちゃんは直球だなあ(笑)」
星乃「…もう少し、こう…ドンと構えていて欲しいというか」
牧原「しゃあないじゃん、雇った講師ロクなのいやしない!私が教えるのが一番速い」
星乃「その講師選んだの貴女ですからね?」
翠川「おお、これは星乃選手見事なカウンター(笑)」
星乃「ついでに言うと、牧原さんが講師やってから辞める人数右肩上がりです」
神谷「さらに追い打ち(笑)」
牧原「だーーー!あたしが作ったスクールであたしの方針で教えないで何の意味があんのよ!?」
秋穂「お、いい事言う」
牧原「まあそれほどでも…あるけどね(笑)」
つ「ただ、まあ…どんなに素晴らしい方針でも、誰も受け継いでくれなきゃってのは」
小早川「よねえ。…たく、なんで一年保たないんだか」
南「凛子ちゃん凛子ちゃん、アプリの愚痴出てる」
小早川「あー…ついね」
藤田「いや、実際いつも言ってるじゃないですか?結果、結果って」
秋穂「ああ…それはあんた、少し誤解してるわ」
藤田「結果を出す、ってそういうことじゃないですか。勝つ、っていう」
秋穂「違うよ、私が言ってるのは…勝つ為の努力や思考や工夫やら、そういうのを怠るなってことよ」
藤田「…?」
秋穂「んー…『自分たちのサッカーができれば結果はついてくる!』なんてのはタワゴトだってこと」
岡野「みのりー、そいつは言わない約束だよ(笑)」
秋穂「あ、つい本音が(笑)何をやっても結果は出る。勝つにしろ負けるにしろ」
つ「その結果をどう受け止めるか、って事ですよね」
翠川「え…つかさが今日イチまともな事言った…!」
つ「普通に失礼だなー(笑)」
藤田「なんだろ、なんか言いくるめられた感が」
秋穂「結果、って言葉は勝つことだけを意味してない。負けるのも結果、でしょ?」
藤田「うーん、まあ、そうですけど…って聞きたいのはそれじゃなくて」
秋穂「あらま。何よ」
藤田「勝つ事にこだわるのと、勝ち方にこだわるのは両立するもんなんでしょうか?」
翠川「この子、いきなり難しいこと喋るねえ(笑)」
秋穂「簡単に答えるならさ?そのこだわってる勝ち方で勝ち続けられれば、両立できる」
藤田「それは…そうです」
秋穂「…わかっててそこを聞く、ってことはさ?」
藤田「ハイ」
秋穂「こだわった勝ち方で勝てるかどうか怪しい、もしくは勝てなかった、ってことよね」
藤田「…」
秋穂「まあ、言い難いんなら無理に言うこたない」
藤田「ちょっと…聞いてみたくなって」
秋穂「ていうかさ?いろんな人がチームにいるよね」
藤田「ハイ」
秋穂「守備的に行きたい、大差で勝ちたい、ゴール挙げたい、見に来たカレシにいいとこ見せたい」
藤田「あー…カレシに、ってのも確かに」
岡野「いたのかよ!(笑)」
翠川「最近のガキは色気付きやがってさあ、ったく」
神谷「ホラホラあんたら、おばちゃんの嫉妬は見苦しいよ?」
翠川「ぢぐじょー」
秋穂「で、あんたはキャプテン。選手から監督から、みんなの考えを知れる場所、立場にいる」
藤田「ああ…確かに」
秋穂「だったら、あんたがすべき事は決まってるんじゃない?」
岡野「なんか、先生と生徒つーより禅問答ぽくなってね?(笑)」



   
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steve600 at 21:44|PermalinkComments(0) 秋穂 | SSSユースの人たち

2020年05月06日

残留と降格の狭間で、

牧原「で?小百合から返事は!?」
つ「いやいや今から送信で」
牧原「使えないわねこのノロマ!」
小早川「…一応社長なのになあ」
星乃「まあ牧原さんはこれがデフォなんで(笑)」
秋穂「ゆっこ、あんたもちっとは丸くなったらどうなん?」
牧原「その言葉、トイチの利子付けて返すわ!」
南「まあ、なんだかんだ秋穂さんもこないだまで試合出てましたしねえ」
藤田「…元気なのはいいんですけど、その…引退する、って最後の試合でですね?」
岡野「あー、あれは笑った。カード一枚貰ってて残り5分」
小早川「審判に食って掛かって2枚目で退場とか 、なかなかないですよ」
秋穂「もう引退しちゃう私だからカード貰っても関係ない、っていう高度な判断で」
翠川「その試合見てなかったけどそんなことあったんだ(笑)」
神谷「いや、アンタはも少し関心持ってやんなよ(笑)」 
秋穂「それにどうせアレでしょ、引退試合組むんでしょ?」
小早川「実は画策中です(笑)」
秋穂「…脚がアレだから、あんま気が進まないんだけど」
岡野「どうせ花試合だよ、バンディエラらしく最後のご奉公しときなって」
秋穂「何だかなー …そいやゆっこ、今やってるスクール?だっけ?どうなん」
牧原「そりゃあもう!世界に名だたるこの大天才牧原様の」
星乃「大天災だろってツッコミもあります」
牧原「黙んなさいよアンタはっ」
星乃「…加入希望者は多いんですけど、入った後辞める数も多くて、もう」
秋穂「あー…なんか想像つくわ」

(牧原除く一同、深く首肯)

神谷「で、と。結美はその事業の手伝いを?」
星乃「会計面は千晴さんにもお手伝いして貰ってます」
ち「地理的にも近いしね、ついでよ」 
つ「あれえ?『牧原さん達今どうなってる?』って何度も何度も聞いてきたのはどこのどなた…」
ち「余計な事は言わんでよろしい」
つ「はあい」
星乃「その節は本当にお世話に」
牧原「だあから!小百合からの返信は!?」
つ「あ、今送信ボタンを」
牧原「っとにドン臭いんだからっ」


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steve600 at 21:45|PermalinkComments(0) 秋穂 | SSSユースの人たち
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