2011年06月16日

やっぱ、なんていうか湧いてくるねえ、いろいろとさ

「ほらほら、晴れの席なんだから泣かない泣かない」
「…うん」
「だー!言ってる端っからほら!なあんか、私が泣かしたみたいでしょ!?」



―美咲鈴音引退セレモニー―



試合後に設けられたその一幕。主役の鈴音はもうボロボロ泣くばかりだった。



 


…そーいや久し振りの一人称だなってのは中の人談(笑)


とりあえず涙に暮れたセレモニーを終えて、SCMの皆さんが開催してる残念会に混ぜて貰って。あ、私はSSSメンバーに珍しく酒癖の悪い方ではないのだけれど、念の為に酒量は抑え目にしておいた(笑)
残念会終了後、ホテルに戻って寝ようかと思ってたら鈴音に呼び止められる。


「泊っていきなよ、一人くらいなら大丈夫」
「んー、カレシとかいたりしない?」
「いないいない」


なあんてことを言い合いながら、宿っていうか鈴音の部屋へ。女の子らしい小奇麗な部屋―かと思いきや、あまり物は置いてなくて、どことなく殺風景だった。

昔、SSSの寮で見た部屋と印象がえらく違う。


「…鈴音ってもう少しファンシーなもの部屋に置いてなかったっけ?」
「そういうの、邪魔になるって思ったから」


事も無げに鈴音は言い切って、ああ―そうだと。今更ながらに思い当る。この子は、本当にこの移籍に賭けていたんだってこと。

SSSでは10番を背負って期待もされていたけど、結局追い出されたようなもので―ウチのチームはその辺若干デリカシーに欠けるところがある―心中秘するもの、期するところはあったろう。っていうかあって当然。


「まあ、今は特にどうともないけど」


鈴音は私の分の布団を敷きながら喋っている―


「…移籍したばかりの頃は、ちょっとささくれてたかな?」
「なんかごめん」
「みのりが悪いわけじゃないじゃない?」


からからと鈴音は笑って、ベッドの横に私の分の布団を敷き終えると自分はベッドに潜り込む。私は布団に入って、何となく鈴音の方を見た。


「…すぐに眠れるもんでもないか」
「じゃあ、もう少しお話ししようよ?どうせ今日で09シーズンの試合は終わりだし…って二部はひょっとして試合あったりする!?」


えらく狼狽してたんで、マジに試合があるんじゃ!?と思ったらしい(笑)


「いやいや、なんぼ何でも。とっくにチャレンジリーグは全日程終了してるって」
「…やっぱそーだよねーちょっと焦った」



二人して何となく笑い合い。何年も前に戻ったように、私たちは雑談に花を咲かせていた―



 

steve600 at 22:37│Comments(1)TrackBack(1)秋穂 

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1. TMFAグランドチャンピオンシップ 4  [ LEGA-CALCIO by TM ]   2011年06月17日 21:15
後半45分が終わり、ロスタイム。 表示は6分、まだ十分チャンスはあるじゃないかっ!

この記事へのコメント

1. Posted by     2011年06月17日 21:13
いつもありがとうございます。
んーどんな雑談したのか気になりますね。エロい意味ではないので念のため(笑)

ではではまたー

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