農業

2006年10月05日

ポストハーベスト農薬

「ポストハーベスト農薬」の「ポスト」は「後」、「ハーベスト」は「収穫」を意味し、収穫後の農産物に散布する農薬のことを言います。

日本で「ポストハーベスト農薬」の使用は「一般には」認められていないとされます。

ですが、諸外国では、農産物を長期保管する目的で、また輸送中の害虫やカビなどの発生による品質低下を防ぐため、広くその使用が認められています。

日本では使用が認められない。

だが、外国では認められる。

では、日本の農作物は安全なのに、外国の農産物は危険なのに輸入されるということになります。

これって、どういうこと?

日本ではポストハーベスト農薬は禁止されている、とされるから混乱が起きるようです。

日本では「農薬取締法」により、農薬とみなす物質を定義していますが、「ポストハーベスト農薬」としては、特に規定されていません。

だから禁止されていることになります。

ところが厚生労働省では、食品衛生法に基づいて残留農薬基準を設定しています。

そのなかには、海外で「ポストハーベスト農薬」として使用が認められているものが含まれています。

ですからポストハーベスト農薬を禁止していることにならないことになります。

このことが混乱を起こしているようです。

厚生労働省では、農薬の使用時期が収穫の前か後か、ということよりも、どのような農薬がどれくらいの濃度で残っているか、ということのほうが、食品の安全性を確保するためには重要である、として、残留農薬基準の中では、プレ・ポストの区別 をしていません。

しかし一方で、収穫後に使用される農薬のうち、殺菌・防かびなどのように保存性を向上させるためのものを、食品添加物に指定しています。

食品衛生法では、食品の保存などの目的で使用する物質を、食品添加物として定義しているからです。

「ポストハーベスト農薬」は食品添加物?

日本では禁止されているとするポストハーベスト農薬は、食品添加物として使用されているようです。

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