Bassmanのブログ

この道40年のアマチュアベーシスト。 音楽と車をこよなく愛する♂ 何があっても音楽できてりゃ幸せかな。 好きな事に関しては狭く深~くDeepな世界へ・・・。

この道40年の兼業ベーシスト&プロデューサー。ベーシスト伊藤広規氏に師事。現在、伊藤広規、庄野真代、鈴木トオル他のLive制作、佐藤弥生、TSUNEI他Liveやレコーディングで活動。

20240824

無事、原田真二Komeツアーin Nigata全4公演が終了しました。
実は、5月中旬にLive制作の打診があり、新潟公演をお引き受けしました。
お話をいただいて即行動。30分後には、偶然空いていた8月24日のLive BAR Mushを押さえ、ラジオ局とタウン情報誌にプレスリリースしました。凡ゆる持てるツテを総動員して臨みました。原田真二さんに恥かかせる訳にはいかないですから。これはもう絶対みんな聴きたいでしょう。
私、Live制作を承っております。アーティスト出演交渉、会場手配、広告、SNS、プレスリリース、動員、会場整理、出演者送迎、宿泊手配、打ち上げ会場手配など全部やります。「イベント企画ラポート」と言います。今回できる事は全部やりました。
正式に決定した翌日が、佐藤弥生&PRISMYのLiveだったので、メンバー紹介で情報公開。あっと言う間にSOLD OUTとなり、追加公演と更に南魚沼市LEONと長岡市の音楽色堂が追加になりました。
Mushでは男性客が多く、よく見かける地元ミュージシャンがちらほら。最初から温度が高く、煽る煽る(笑)とても一体感のあるLiveでした。
往年のヒット曲から即興の曲まで、Jazzyなアレンジで展開しました。同じ曲でも、前半はピアノ、後半はギターで多感だった頃にタイムスリップ。
実は何曲かはリクエストしました。リハーサルで「何かある?」と聞かれ、好きな曲を全部(笑)「モダン・ビジョン」「SweetBaby」「雨のハイウェイ」とかね。
原田真二さんは、とっても暖かい方。広島の生まれでもあり平和への想いがとても深い。災害復興にも尽力されていて、能登半島地震でも未だにチャリティー活動を行われています。
来年もお越し頂けるので、その時は佐藤弥生&PRISMYでご一緒します。YouTubeのカバーを見て頂き「すごいね」とのお言葉を。弥生ちゃんは打ち上げで何を話していたんでしょう?
俄然楽しくなって参りました。やはり一流ってスゴイ。憧れの人は、やはり一流でした。
こう言う役割を頂き、会場で皆さんを後ろから見ていると楽しそうで、幸せをかんじるのです。一緒に共感できるからこそ喜びも倍増する訳で。これがLiveをやる理由ですね。お越し下さった皆様。誠にありがとうございました。
また、原田真二さん、志水マネージャー、Mush本間さん、山崎伸さん。ホントにありがとうございました。
さて、今週末は庄野真代さんの古希Live。伊藤広規師匠にも会ってきます。佐藤弥生&PRISMYもどんどん進化します。これは良いバンドになります。ご期待ください。Liveに新曲に、レコーディングに忙しくなりますよ。
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「フェルナンデス」破産へ 昭和44年創業のエレキギターメーカー - ITmedia NEWS

私が初めて手に入れたベースギターはフェルナンデスのFPB50でした。フェンダーのプレシジョンベースのコピーモデル。長らく当たり前の存在だった国産ブランド(メーカーではない)が、先日破産したとの報道がありました。最近ではギタリスト布袋寅泰さんのテレキャスモデルが有名でしたね。以前は好きで使っていましたので、何とも残念な気持ちです。結構いろんな書き込みが多いことから、意外にも多くの人に影響を与えていた会社だったんですね。

私が手にした1980年辺りは、国産ギターブランドでは海外製品のコピーモデルが全盛期でした。本物のフェンダーなどは大変高額で、地元の楽器店では滅多に見かけないか、あってもショーケースに陳列されていて、簡単には触らせてもらえませんでした。まさに高嶺の花。そんな時代にあって、何とか少し頑張れば手に入る価格帯で、精度の高い楽器を供給していたのが、グレコにトーカイ、フェルナンデスでした。アリアProⅡやフレッシャーは、それに続く感じ。トーカイを除いて共通しているのが、これらはメーカーではなく、ブランドであること。後に登場するフェンダージャパンも、メーカーではなくブランドなんですね。製造そのものは下請けに出してる。マツモク(松本木工)やダイナ楽器なんかが製造していたそうな。あんまりその辺は興味ありませんが、当時のフェルナンデスはカワイが作っていたと聞いたことがあります。真相はどうなんでしょう。ハッキリと言えることは、価格帯にもよりますが、工作精度はピカイチでした。4万円程度のエントリーモデルでもとても丁寧に作ってありました。何より勢いがありました。本物に追いつけ追い越せだったのは、当時の日本そのもの。現在の目で見ると、笑っちゃうようなところもありますが。金持ちの子が持っている本物のフェンダーより、練習して練習して良い音を出してやるって足掻いていました(笑)そんな庶民の味方的な存在。

その後、ピックアップのEMGやフロイドローズなどのライセンスを扱ったりし始めましたね。他にもギターのサスティーンを持続させるサステナーなんてのもありました。私がドップリだった頃のカタログがありました。
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もう、このカタログは穴が開くほど眺めていましたね。

1980

で、お目当てはFEB-170。当時流行していたB.C Richのコピーモデル。ペグ、ピックアップ、ブリッジは本物と同じパーツが搭載されています。痺れましたね。

1982

ミュージックマンのコピーもありました。よく見ると、ペグはデカいしブリッジもダイキャストの似ても似つかないものが使われてるんですが、スラブボディで3点止めネックなど、やれる精一杯はやっていました。アレンビックのモデルは、最後まで気になっていましたが勇気がなかった。お金もね。

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苦労して手に入れたこのベースは、43年を経過して未だに私の手元にあります。色気では本家に到底敵いませんが、造りはこちらが上です。本物も持っていましたが、そちらを手放しちゃいました。

いずれのブランドも、その工作精度でホンモノを上回りましたが、その後に流行したヘビーメタル路線のモデルに傾倒して、韓国や中国、東南アジア製のエントリーモデルを中心に展開するようになりました。フェンダーやギブソンでさえ、ビンテージと化した過去の自社モデルを越えることができず、現行モデルの販売に苦戦するのですが、そもそも人様の真似事で商売していたわけですから完全に脱皮できなかったんですね。楽器のトラディショナルなサウンドで市民権を得ることは大変なんですね。ベースギターなんかだと、少々乱暴な分類だとJazzBass、PrecisionBass、StingRayBassの3種類に分けられます。どんなベースもこの3機種のどれかに極めて近い。発明したレオ・フェンダーの凄さなんですが。

フェンダーなんかは、コロナ禍で過去最高の売上げとか。マーケティングが優秀ですね。巣ごもり需要もあったんでしょうが、リサーチの結果でギターを挫折した人の大半が、かなり最初の段階で諦めていることを知り、オンラインレッスンに力を入れていました。新品を買うと無料で受けることができます。眠っていた需要を掘り起こすことに成功したのですね。

現在、国産のギターブランドも、様々なものがありますが供給元は割と限られていて(笑)セットアップなんかで差別化してるのかな。価格が高くなるのはある程度仕方ないとしても、中国製や東南アジア製は、なんかねトキメかないんです。全然ワクワクしない。個人的には国産に期待しています。やっぱり日本製が好きですよ。

まさに、現在「時の試練」に晒されている最中です。期待していますので、是非頑張っていただきたいものです。

8.24 1


原田真二Liveの追加公演情報です。

8/24 19:00~の公演分はあっという間に完売しました。そこで追加公演が決定しました。

8/24 LiveBarMush(新潟市中央区)
 https://www.facebook.com/share/g953QEw7m1P4GCsx/
  16:00 Open 16:30 Start 前売¥7,000 当日¥7,500(別途ドリンク¥500)

8/25 LiveCafeLEON(南魚沼市)
Live Cafe LEON|南魚沼市浦佐
16:00 Open 17:00 Start

8/26 音楽色堂(長岡市)
https://www.instagram.com/p/C9BpszQyyjw/?utm_source=ig_web_copy_link
19:00 Open 19:30 Start

月刊にいがた7/25発売分にLiveBarMushの公演について掲載される予定です。
また、FMにいがたでも紹介されます(現時点で番組未定)




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