2009年01月26日
長崎県に米軍艦が連続入港
長崎県平和運動センターからの連絡で、来月、長崎港に米海軍第7艦隊の旗艦「ブルーリッジ」が、佐世保港に原子力空母「ジョン・C・ステニス」が入港することが判明しました。県平和運動センターでは、入港当日の抗議行動を予定しています。詳細が決まりましたら、お知らせします。
以下は、地元紙・長崎新聞と朝日新聞長崎版からの転載です。
長崎新聞 1月24日
●米旗艦ブルーリッジ長崎寄港 2月、県市の回避要請拒み 米海軍第七艦隊の旗艦「ブルーリッジ」(一九、二〇〇トン)が二月五日から五日間、長崎に寄港することが二十三日分かった。米艦船の長崎寄港は四年連続となり、被爆者らは反発の声を上げた。
県危機管理防災課によると、八日に長崎海上保安部から県に連絡が入った。寄港目的は「親善と友好のため」としており、五日午前九時に長崎港小ケ倉柳西岸壁に接岸し、九日午前十時に出港する予定。乗組員は約七百三十人。
県と長崎市は十五日、外務省と在福岡米国領事館を訪れ、被爆地の市民感情などを理由に、入港回避を要請。しかし二十三日に同領事館から入港するとの回答を受けたという。金子知事と田上長崎市長はそれぞれ、「被爆地の声がまったく聞き入れられず、艦船入港が決定したことは、はなはだ遺憾」などとコメントした。
県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長は「被爆地長崎の市民の目を慣らす意図を持って入ってくるのだと思う」とし、相次ぐ米艦船の入港に「日本政府も米国の『核の傘』を脱却する思い切った方針を持たないと、いつまでも米国の軍事戦略に引っ張られてしまう」と話し、入港回避を訴えた。平和団体などは入港当日、抗議集会を予定している。
ブルーリッジは神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地を母港とする揚陸指揮艦で、西太平洋とインド洋などを管轄する第七艦隊の旗艦。長崎寄港は一九九五年九月以来二回目。米艦船の長崎寄港は六七年以降十七隻目となる。
※原文はココ↓
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090124/11.shtml
朝日新聞 長崎版
●米艦、来月相次ぎ入港/長崎・佐世保2009年01月24日
◆県・長崎市の回避要請ソデ
米軍艦船が2月に長崎港と佐世保港へ相次いで入港することが23日、わかった。長崎港に米艦船が入るのは4年連続。被爆地への入港が慣例化しつつあり、被爆者らは反発を強めている。
>被爆者ら反発
県によると、長崎港に入るのは、第7艦隊の旗艦ブルーリッジ(乗組員約730人)。2月5日午前9時〜9日午前10時、長崎市の小ケ倉柳西岸壁に接岸する。親善と友好が目的としているという。
県は8日、長崎海上保安部から連絡を受けた。15日には藤井健副知事と長崎市の智多正信副市長が外務省を訪れ、「県民感情を損なうばかりか、日米の友好関係に影響を及ぼす恐れがある」として、入港しないよう要請した。
金子原二郎知事は「入港回避を求める地元の声がまったく聞き入れられず、残念」、田上富久市長も「オバマ新大統領が就任したばかりで、米国政府の今後の核兵器削減への取り組みに期待が高まっていただけに、被爆地の声が聞き入れられなかったことは遺憾」とのコメントを、それぞれ発表した。
長崎原爆被災者協議会の谷口稜曄(すみてる)会長は「被爆県に米軍の原子力空母や艦船が入ることは絶対に許せない。オバマ大統領には、この実態をぜひ知ってもらいたい」。
県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長は、長崎入港の背景には三菱重工業長崎造船所の存在がある、とみる。「急に修理が必要になった場合、三菱で修理を受ける可能性がある。その時になって突然入港すると、市民が反発するので、市民感情を慣らすために入ってきているのだろう」。知事らに対しては「被爆地の首長として、絶対に入らせないという対応をしてほしい」と注文を付けた。
一方、佐世保港には2月下旬に、原子力空母ジョン・C・ステニスが入る。米原子力空母の佐世保港への寄港は02年8月にリンカーンが入港した後に頻繁となった。昨年も2、7月に寄港するなど、この2年余の間に5隻が集中することになった。
佐世保市で米海軍の動向を監視している市民団体「リムピース」の篠崎正人編集委員は「西太平洋での空母2隻態勢が続く中、日本への同盟の責任と義務を果たすという意思の表れだろう」と分析。
昨夏発覚した米原潜ヒューストンによる放射能漏れ事故にも触れ、「米軍は放射能漏れの原因の詳細を明らかにしていない。原子力艦を寄港させる必要があるのなら、地域住民が納得できる情報を開示するべきだ」と話した。
※原文はココ↓
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000000901240003
以下は、地元紙・長崎新聞と朝日新聞長崎版からの転載です。
長崎新聞 1月24日
●米旗艦ブルーリッジ長崎寄港 2月、県市の回避要請拒み 米海軍第七艦隊の旗艦「ブルーリッジ」(一九、二〇〇トン)が二月五日から五日間、長崎に寄港することが二十三日分かった。米艦船の長崎寄港は四年連続となり、被爆者らは反発の声を上げた。
県危機管理防災課によると、八日に長崎海上保安部から県に連絡が入った。寄港目的は「親善と友好のため」としており、五日午前九時に長崎港小ケ倉柳西岸壁に接岸し、九日午前十時に出港する予定。乗組員は約七百三十人。
県と長崎市は十五日、外務省と在福岡米国領事館を訪れ、被爆地の市民感情などを理由に、入港回避を要請。しかし二十三日に同領事館から入港するとの回答を受けたという。金子知事と田上長崎市長はそれぞれ、「被爆地の声がまったく聞き入れられず、艦船入港が決定したことは、はなはだ遺憾」などとコメントした。
県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長は「被爆地長崎の市民の目を慣らす意図を持って入ってくるのだと思う」とし、相次ぐ米艦船の入港に「日本政府も米国の『核の傘』を脱却する思い切った方針を持たないと、いつまでも米国の軍事戦略に引っ張られてしまう」と話し、入港回避を訴えた。平和団体などは入港当日、抗議集会を予定している。
ブルーリッジは神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地を母港とする揚陸指揮艦で、西太平洋とインド洋などを管轄する第七艦隊の旗艦。長崎寄港は一九九五年九月以来二回目。米艦船の長崎寄港は六七年以降十七隻目となる。
※原文はココ↓
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090124/11.shtml
朝日新聞 長崎版
●米艦、来月相次ぎ入港/長崎・佐世保2009年01月24日
◆県・長崎市の回避要請ソデ
米軍艦船が2月に長崎港と佐世保港へ相次いで入港することが23日、わかった。長崎港に米艦船が入るのは4年連続。被爆地への入港が慣例化しつつあり、被爆者らは反発を強めている。
>被爆者ら反発
県によると、長崎港に入るのは、第7艦隊の旗艦ブルーリッジ(乗組員約730人)。2月5日午前9時〜9日午前10時、長崎市の小ケ倉柳西岸壁に接岸する。親善と友好が目的としているという。
県は8日、長崎海上保安部から連絡を受けた。15日には藤井健副知事と長崎市の智多正信副市長が外務省を訪れ、「県民感情を損なうばかりか、日米の友好関係に影響を及ぼす恐れがある」として、入港しないよう要請した。
金子原二郎知事は「入港回避を求める地元の声がまったく聞き入れられず、残念」、田上富久市長も「オバマ新大統領が就任したばかりで、米国政府の今後の核兵器削減への取り組みに期待が高まっていただけに、被爆地の声が聞き入れられなかったことは遺憾」とのコメントを、それぞれ発表した。
長崎原爆被災者協議会の谷口稜曄(すみてる)会長は「被爆県に米軍の原子力空母や艦船が入ることは絶対に許せない。オバマ大統領には、この実態をぜひ知ってもらいたい」。
県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長は、長崎入港の背景には三菱重工業長崎造船所の存在がある、とみる。「急に修理が必要になった場合、三菱で修理を受ける可能性がある。その時になって突然入港すると、市民が反発するので、市民感情を慣らすために入ってきているのだろう」。知事らに対しては「被爆地の首長として、絶対に入らせないという対応をしてほしい」と注文を付けた。
一方、佐世保港には2月下旬に、原子力空母ジョン・C・ステニスが入る。米原子力空母の佐世保港への寄港は02年8月にリンカーンが入港した後に頻繁となった。昨年も2、7月に寄港するなど、この2年余の間に5隻が集中することになった。
佐世保市で米海軍の動向を監視している市民団体「リムピース」の篠崎正人編集委員は「西太平洋での空母2隻態勢が続く中、日本への同盟の責任と義務を果たすという意思の表れだろう」と分析。
昨夏発覚した米原潜ヒューストンによる放射能漏れ事故にも触れ、「米軍は放射能漏れの原因の詳細を明らかにしていない。原子力艦を寄港させる必要があるのなら、地域住民が納得できる情報を開示するべきだ」と話した。
※原文はココ↓
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000000901240003

