2012年09月25日

9/23日曜日に放送されたらしいETV特集シリーズ_チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告の動画を発見したのでご紹介。
この中で衝撃的なデータがでてきます。一例が「2008年のデータでは事故後に生まれた子供たちの78%が慢性疾患を持っていた」というところ。
また、膠原病の患者は、事故前6人が45人に、がん患者は10万人当たり200人が310人に増加というデータもありました。
これに対して、ちゃんとしたデータがないということで国際組織は因果関係を否定しています。しかし、事故当時、生まれていなかった現在の子供から大人まで、多くの人が健康を害して苦しんでいるのは事実です。
この番組を見ると、福島市内などの汚染度が高い地域に住むなんてとんでもないとしか思えません。
よく人は「危険性を知って、正しく怖がりましょう」などと言いますが、どのデータを信じるかで危険度が全く変わってしまう。正しく怖がるのは簡単ではありません。

http://www.dailymotion.com/video/xttxzo_etvyyyyyyy-yyyyyyyyyyyy-yyyyyyyyy_news?start=40 
 


ETV特集シリーズ_チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告 投稿者 gomizeromirai

シリーズ チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告
「第2回 ウクライナは訴える」

去年4月、チェルノブイリ原発事故25周年の会議で、ウクライナ政府は、汚染地帯の住民に深刻な健康被害が生じていることを明らかにし世界に衝撃を与えた。
 
チェルノブイリ原発が立地するウクライナでは、強制避難区域の外側、年間被ばく線量が5ミリシーベルト以下とされる汚染地帯に、事故以来26年間、500万人ともいわれる人々が住み続けている。

公表された「Safety for the future未来のための安全」と題されたウクライナ政府報告書には、そうした汚染地帯でこれまで国際機関が放射線の影響を認めてこなかった心臓疾患や膠(こう)原病など、さまざまな病気が多発していると書かれている。

特に心筋梗塞や狭心症など心臓や血管の病気が増加していると指摘。子供たちの健康悪化も深刻で2008年のデータでは事故後に生まれた子供たちの78%が慢性疾患を持っていたという。報告書は事故以来蓄積された住民のデータをもとに、汚染地帯での健康悪化が放射線の影響だと主張、国際社会に支援を求めている。
 チェルノブイリ原発事故から26年たった現地を取材し、地元の医師や研究者にインタビュー、ウクライナ政府報告書が訴える健康被害の実態をリポートする。


ウクライナ政府(緊急事態省)報告書
『チェルノブイリ事故から 25 年  “Safety for the Future”』より

(抜粋)
子どもの時事故に遭い、避難した人々の健康状態
チェルノブイリ惨事の被害を受けた様々な子どもたちの集団における健康影響
(放射性ヨウ素その他のファクターに曝露した子どもたち)
(胎児期に被曝した子どもたち)
(被曝した親から生まれた子どもたち)
甲状腺の病気 

 http://archives.shiminkagaku.org/archives/csijnewsletter_010_ukuraine_01.pdf


(01:10)

2012年07月31日

現在、稼働が止まっている浜岡原発。中部電力は再稼働を狙っています。

311の福島第一原発の事故で世論が大きく変わった今、浜岡原発の今後について静岡県民が決めようというのが「県民投票」です。

■主な流れ
静岡県民有権者の50分の1 (62000人)以上の署名を集める⇒知事は請求を受け取ってから20日以内に条例の制定権を持つ県議会を招集し、議会の決議を求めます。

■署名期間:2012年5月13日〜7月11日 

原発県民投票・静岡
http://kenmintohyo.com/index.php 
Facebook版
http://on.fb.me/GDmTSg

以下、新聞記事↓続きを読む

(00:42)

2012年04月13日

東京新聞が昨年5月の浜岡原発停止の内幕を報道しています。

一言でいうと、以前から危険が指摘されていた浜岡を停止する代わりに他の原発は稼働させるという経産省の思惑があり、それに対して菅首相(当時)らは、その「バーター 」を拒否したというものです。

この辺りの詳しいことは「メルトダウン」に詳しく書かれています。



以下、新聞記事。続きを読む

(01:05)

2012年04月02日

現在、浜岡原発で作られている防波壁が18m。今回、計算されたのは21m。

今から設計の変更はできないでしょうが、中部電力はこの程度では絶対に再稼働を諦めることはありません。なにしろ中電は津波対策費に1400億円もの巨額のコストを投入するのです。彼らは本気です。

21mの津波が襲来した場合、原発敷地内に海水が流れこむわけですが、中電は「建物は防水工事をしているから大丈夫」と強弁するでしょう。


【中電】地震・津波対策のページ
http://hamaoka.chuden.jp/provision/index.html
 


静岡知事「浜岡、再稼働に影響」 津波21メートル推定
2012/3/31 19:16

 最大で高さ21メートルの津波が襲来するとの試算が示された中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)。中部電は年内の完成を目指して津波対策工事を実施しているが、防波壁の高さは海抜18メートル。最大級の津波であれば乗り越える可能性がある。

 静岡県の川勝平太知事は31日、静岡市内で記者団に対し、設計見直しについては「中部電自身が考えていると思うし、我々も必要性があると思う」と指摘。再稼働の判断についても「言うまでもなく何らかの影響を与える」と強調した。

 一方、浜岡原発の地元である御前崎市の石原茂雄市長は「21メートルという数値だけが独り歩きする懸念がある」とし、「根拠をしっかり聞いたうえで、市 の安全対策も見直す必要がある」とのコメントを出した。中部電には「国が示した数値を精査し、これに沿った浜岡原発の安全対策に全力を注いでほしい」と注 文をつけた。

 枝野幸男経済産業相は31日、訪問先の沖縄市内で記者団に対し「浜岡原発は(内閣府検討会の)研究を踏まえ、当然、抜本的な安全対策を組み立てることに なると思う」との見解を示した。一方で「目の前の問題としては万が一大きな津波が来た場合でもしっかりと冷却ができるための応急措置はとっている」と説明 した。


(00:50)

2012年04月01日

2012年3月に放送された番組です。製作はSBS。静岡県のテレビ放送局です。


迫る選択のとき〜浜岡原発 再稼働の行方〜SBS 投稿者 gomizeromirai

(18:00)

2012年03月26日

電源喪失によりメルトダウンする前に放射能が漏れていたのは、地震動で配管が壊れたからではないか? という説の紹介です。これを見るかぎり、それはほぼ確定でしょう。これは日本国内の原発の再稼働に決定的な影響を与えます。



(01:08)
シンポジウム「東海地震と浜岡原発」
〜今、私たちにできること〜
http://shizuokamirai.jimdo.com/

日時:2012年4月7日(土)13:30〜16:00

インターネット中継あります

開場13:00
第一部(65分)13:30〜14:35
休憩(10分)14:35〜14:45
第二部(75分)14:45〜16:00

会場:静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」11階 会議ホール「風」
〒422-8005  静岡県静岡市駿河区池田79−4
TEL: 054-203-5710

参加費:500円

定員:450名
*事前予約は不要です。
定員になり次第締め切らせていただきます。

(00:02)

2012年03月25日

これは個人的な忘備録的なメモです。
「マル激トーク・オン・ディマンド」で語られた川端幹人氏(ジャーナリスト・『噂の真相』元副編集長)の話。
 http://blogos.com/article/34869/ 


◆原発には年間1千億円を超える巨大な広告費があった。

◆エネルギー安全保障の他に核オプションとしての側面も。

◆東京電力がスポンサーをしていたテレビ番組
日テレ系「ズームイン!!SUPER」、「情報ライブ ミヤネ屋」、「news every.」「真相報道バンキシャ!」、TBS系「報道特集&ニュース」、「NEWS23クロス」、「みのもんたの朝ズバッ!」、フジ系「めざ ましテレビ」、テレ朝系「報道ステーション」、など。

◆これは、1974年以降、電気事業連合会(電事連)の中に設けられた原子力広報専門委員会で練られたメディア戦略に基づいたメディア懐柔策だった。

◆電力会社のメディア操縦は、マスコミ関係者に投網をかけるように豪華接待攻勢をかけていたほか、マスコミ関係者の天下りの斡旋まで手を広げていた。

◆電力会社は経済力の延長で、天下りなどを通じて政界、経済産業省、検察、警察との太いパイプも持ち、これもまたメディアに対する睨みを効かせていた。

◆原発タブーというのは、本来的な意味でのタブーでも何でもなく、単にメディア関係者が電力マネーによって根こそぎ買収され、それでも言うことを聞かないメディアには、訴訟を含めた強面の圧力をも持ってして押さえ込んだ結果に他ならなかった。

(23:37)

2012年03月20日

日本のマスコミでは指摘できない告発や4号機についての警告があります。必見です。

菅直人や「知事抹殺」の佐藤元福島県知事へのインタビューも行われています。


ドイツZDF フクシマのうそ 投稿者 sievert311

(12:45)

2012年03月09日

テレビ朝日の「モーニングバード」だと思います。 



 ■小出裕章の解説部分を書き起こしてあったので、以下、コピペ

もう見ていただいて分かるように
ここにプールがあって
その底に使用済み燃料がたくさん溜まっている
もしこれから大きな余震でも起きて
ここの壁が崩壊するようになれば
プールの水が抜けてしまいますので
使用済みの燃料を冷やすことができなくなる

そうするとどんどん更に溶けてしまうということになって
使用済み燃料がたぶん全て溶けてしまうだろうと思います
そうなると使用済み燃料の中に含まれていた膨大な放射能が
何の防壁もないここから外に噴き出してきてしまう


<地震が来ない内に使用済み燃料を抜き出して>

<横にプールでも造って移せばいいんじゃないですか>


ところが使用済み燃料を空中に吊り上げるようなことをすると
使用済み燃料から膨大な放射線が飛び出してきていますので
周辺の人達はもう死んでしまうしかないというくらいの強い

オペレーションフロアの上に
巨大なクレーンのようなものが見えます
これがクレーンで
実は巨大な容器を吊り上げたり
吊り降ろしたりするためのクレーンなんですが
もうこの建屋自身がもう爆発で吹き飛んでしまっていますから
もうこのクレーンすらが使えない


やらなければいけないことはたくさんあって
まずは使用済み燃料プールの中に崩れ落ちてしまっている
瓦礫などをどけなければいけない
そしてどけた後に巨大な容器を沈められるように
何らかのクレーンのようなものを
現場で動かせるようにしなければいけない
外から巨大なクレーンで吊るということができるでしょうから
その準備をする

そして沈めて
もうたぶん何がしか壊れているであろう使用済み燃料を
巨大な容器に入れて
それをまた外に吊り上げるということをやらなければいけない
ただそういうことを全部やろうとすると
たぶん何年という単位が必要になるだろうと思います


<その何年という間に建物を壊すような地震が来たら>


おしまいです

(00:20)