2005年02月08日

東京新聞に「原発に耐震補強 効果は未知数」という記事が掲載されました。下にある分かりやすい図が掲載されているので、中電の発表する補強箇所がようやく分かりました。

それで今さならながら驚いたのですが、1,2号機を除いて原子炉建屋の外にある排気塔や冷却水パイプを地中に埋設するなどしかしていません。(また、未だに1000ガルまで耐震性が上がるという根拠も示されていないようです。)

確かに排気塔が倒れて原子炉建屋の上に降ってきたら大変ですし、海から冷却水を供給するパイプが折れたらメルトダウンを起こしてしまいます。

「原発に重要でない配管はない」とは言うものの、シュラウドや再循環パイプなどには一切触れずにたったこれだけの補強で「東海地震の2,3倍の揺れにも耐えられる」、「鬼に金棒とでも言いましょうか(中電広報担当者)」というのはあまりにも大げさです。中電は人をバカにしているのか? という気がします。

朝日や毎日などの全国紙の一面を飾った記事の実態がこれだったのかと思うと本当にガックリきますね。

東海地震で最悪の被害になりうる要素は浜岡原発であるのは誰しも異論はないでしょう。一歩間違えば国家存亡の危機です。その耐震問題について、毎日と東京以外で触れられないのは一体どういうことなのでしょうか?

「説明責任」、「企業の社会的責任」という言葉をせせら笑うかのように技術的根拠の説明を拒否する中電の傲慢な態度を許しているのは、マスコミです。



(00:21)

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1. 耐震診断・耐震補強  [ 三代目工務店の施工日記 ]   2005年02月18日 07:16
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