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 先日のBillboard誌の年間チャートに引き続き、今度はアメリカの音楽業界誌Radio & Records誌が今年の各年間チャートを発表しております。

現在、アメリカの音楽業界誌ではBillBoardとRadio & Records(以下R&Rと略す)とが2大勢力として見られていますが、Billboardがセールスとエアプレイと双方の側から見ているのに対し、R&Rは名の通りエアプレイ一本で見ており、実際にアメリカで流行っている曲を客観的に見る場合、どちらかといえばR&Rの方を見る場合が最近では多くなっています。
日本でもRadio & Recordsのチャートは「ベストヒットUSA」で紹介されていますからねぇ....
(余談ながら、研修中に「ベストヒットUSA」を見る機会があり--研修所ではBSデジタルが見れる--、久々に食い入って見てましたが:笑)

まあ、R&Rでも何種類かチャートがあるのですが、まずは一番メインとなるCHR/Popチャートを見てみると;
#1.Since U Been Gone〜Kelly Clarkson
#2.Behind These Hazel Eyes〜Kelly Clarkson
#3.We Belong Together〜Mariah Carey
#4.1, 2 Step〜Ciara f/Missy Elliott
#5.Boulevard Of Broken Dreams〜Green Day
#6.Let Me Love You〜Mario
#7.Let Me Go〜3 Doors Down
#8.Hollaback Girl〜Gwen Stefani
#9.I Don't Want To Be〜Gavin DeGraw
#10.Don't Cha〜Pussycat Dolls f/Busta Rhymes
大体はBillboard誌の分と似たような結果になっているのですが(11位以下も殆どBillboardのランクインと余り変わり映えはしない)、それでもKelly Clarksonの1・2フィニッシュというのは凄いですよね!!(@__@)
確かによくラジオでかかっていたという印象は受けますし、曲も一度聴けばフックがあって結構耳に残る(&張りのあるボーカルが結構耳に残る)のもラジオ向けだったと言えましょう。
同じ事は3位のMariah Careyや8位のGwen Stefaniにも言えることでしょうが....
ただ意外(??)なのは9位のGavin DeGrawたる人ですが....すみません、全く存じないのですが何者なのでしょう(^^;;。
(事実、Billboardの年間シングルトップ50の中にはランクインされていない)
#追記(1月22日):その後、Gavin DeGrawのファンサイトBlog「ギャヴィン’s グルーピー」を開設されている管理人さんからコメント&トラバを頂きまして、この方の現状などが分かったのですが....どうも、オフィシャルサイト等を見ていると、路線的にはJohn MayerやJosh Kelly等に通じるポップかつアーバンなシンガーソングライターといったところでしょうか。確かにラジオ受けしそうな音ではありますが....
更に余談ながら、年明以降やっとBillboardの年間チャート号が手に入ったので見ていたところ、件の曲は58位に、別の"chariot"という曲が96位に入っているのですが....ただ、BillboardではR&Rと同様にAirplayのみのチャート(Hot 100 Singles Airplay)というのもあるのですが、そこでは件の曲は37位にランクインされ、やはりR&Rの順位が異様に浮きだった結果になっているのですが....集計方法が違うからと言ってしまえばそれまでですが(どう違うかは両者とも企業秘密ですが)、ここまで差がくっきりと出るのは珍しいと言えるでしょう。


 またRockの方へ裾野を広げてみると、Active RockRockAlternativeとラジオ局のフォーマット毎に何種類かのチャートがあり(範囲を広げればAdult Comtemporaryにて、ACHot ACというチャートもあり)、微妙に毛色の違った特徴が見られるのですが....とりあえず、この3種類のチャートも見てみると;
Active Rock 2005 Year-End Chart

#1.Happy〜Mudvayne
#2.Remedy〜Seether
#3.Home〜Three Days Grace
#4.The Clincher〜Chevelle
#5.Boulevard Of Broken Dreams〜Green Day
#6.The Hand That Feeds〜Nine Inch Nails
#7.Burning Bright〜Shinedown
#8.Sooner Or Later〜Breaking Benjamin
#9.B.Y.O.B.〜System Of A Down
#10.So Cold〜Breaking Benjamin


Rock 2005 Year-End Chart

#1.Boulevard Of Broken Dreams〜Green Day
#2.Fall To Pieces〜Velvet Revolver
#3.Remedy〜Seether
#4.Best Of You〜Foo Fighters
#5.Be Yourself〜Audioslave
#6.Right Here〜Staind
#7.Burning Bright 〜Shinedown
#8.Holiday〜Green Day
#9.The Hand That Feeds〜Nine Inch Nails
#10.Cold〜Crossfade


Alternative 2005 Year-End Chart

#1.The Hand That Feeds〜Nine Inch Nails
#2.Best Of You〜Foo Fighters
#3.Boulevard Of Broken Dreams〜Green Day
#4.Beverly Hills〜Weezer
#5.Feel Good Inc.〜Gorillaz
#6.Holiday〜Green Day
#7.Mr. Brightside〜Killers
#8.Cold〜Crossfade
#9.Remedy〜Seether
#10.Scars〜Papa Roach
う〜ん....例によって、多少は尖った音の物も入ってはいるものの、Green DayやVelvet Revolver、Audioslave等一般的にラジオ受けするような代物と、SeetherとかStaindのように日本では大味すぎて受け入れられにくいタイプのバンドが多いんですよね(^^;;。
(たまたま研修中に見た"Best Hit U.S.A."でSeetherが出てたかと思うのですが、あれは日本の国土ではまずラジオでかかっても売れないなという代物だったのを覚えていますが:爆)
こうした音は、アメリカのだだっ広い道とか国土で聴くからハマるのであって、例えば東京や大阪のゴミゴミした道や国土では難しいでしょうねぇ....この手のチャートを見ていると、そんなことを頓に思います(^^;;。

また、店主のような半ば「若年寄」(笑)には"Triple A"辺りがしっくりとくることかと....
"Triple A"とは"Adult Alternative Album"の略で、まあ名の通り大人向けの曲を流すラジオ局の総称を言うのですが、この手のラジオ局はアメリカでは徐々に増えているのだそうです。
#日本でも、札幌市東区を中心に活動しているコミュニティFMさっぽろ村ラジオ(FM81.3MHz)にて、毎週土曜夜19:00から放送されている「今夜も満席!」という番組の中で、トリプルAが紹介されているそうで、Blog「Bellissima!」にて詳しく解説されていらっしゃいます。
確かに、上述のようなActive Rockとかは味気ないし、かといってCountryやR&Bにいくのもしっくりこないし、ましてやRapやLoudRockにいくなんてもう歳を取りすぎている、そんなある種中途半端な(笑)層というのは店主のように結構いるようで、そういう層にはうってつけのチャートだと言えましょう。
Triple A 2005 Year-End Chart

#1.Sitting, Waiting, Wishing〜Jack Johnson
#2.Boulevard Of Broken Dreams〜Green Day
#3.Speed Of Sound〜Coldplay
#4.Chocolate〜Snow Patrol
#5.Sometimes You Can't Make It On Your Own〜U2
#6.American Baby〜Dave Matthews Band
#7.Good People〜Jack Johnson
#8.Burning In The Sun〜Blue Merle
#9.Somewhere Only We Know〜Keane
#10.Look What You've Done〜Jet
うちの2歳の姪っ子も聴くと踊り出すという(笑)Jack Johnsonがやたらと強いですね。
あとも、ColdplayやU2、Dave Matthews Band、Jet等適度に毒をもってロックできる音が名を連ねており、ある意味安心できます(^^)。
11位以下も適度にロックできる顔ぶれが並んでおり、30代以上でロックが聴きたいなぁ〜という時にこの中から適当に選べば(笑)お気に召す物が見つかるかもしれません。

 他にもCountryからGospel、TropicanやChristian Rock(!!)等々、こんな顔ぶれもあるのか!!と思える細分化されたチャートが色々とありますので、興味のある方は色々とご覧になると面白いかもしれません。