2011年03月17日

被災者より

被災者及びその親族・友人などを中心に、まだ面識が無い方よりも連絡・報告・メッセージをいくつも頂いています。
津波被害エリアの人も多く、なんとか避難して津波から助かったという人も何人もいらっしゃいます。
報道などは所詮人事と思えるメッセージも少なくありません。
全部を掲載することはできませんし、内容も様々ですが、そういった中でも被災者同士頑張っていこうというメッセージも少なくありません。
それらの中より、こちらで数点選んだけですが掲載させて頂きます。

被害にあわなかった方にも、現地の状況や気持ちが少しでも伝わればと思います。
今の自分にできるのは、こんなことですが、御許し下さい。

箇所によってはカットしている部分もありますので御了承下さい。


現地の人達からの声です

●いろいろ募金とかありがとう。でもまだ救援物資は全然届かないし、こっちは、自分たちは自分たちでガンバロウってなってるよ。このまま忘れられたら餓死するとか思うけど、みんな気が良い人たちだからなんとか助け合ってる。近所のウルセーと思ってたオッサンもイイやつだなってわかった。オヤジやオフクロなんかとも久しぶりに真面目な話してる。まだ見つからない人もいるけど誰も死んだなんて思ってない。助かっても、これからの生活もどうにかしないといけないし、今は気合でがんばってるよ。恩を売られるようなのだけはイヤだしね。死んでたまるか。負けないよ。

●どのように理解されていらっしゃるかはわかりませんが、僕が逃げている避難所などは人も多過ぎて、家が倒れずに残っている住人は家に帰って暮らしている状態です。
家で残っている物を近所で持ち寄ったりしながら食いつないでいます。無駄使いはできないので一日一食とかです。避難所でないそういう人も多いと思います。ただ、ガスがありません。カセットコンロのボンベが欲しいです。火があれば小麦粉と水で何か作ったりもできます。外でたき火をするのも寒いし火事になったら怖いのでいやです。そう思っている人も多いと思います。
自分はクロネコで働いていたのですが、ガスボンベとかは宅急便で送るのはダメなので、送ってくださいといっても無理なので、現地入りする土木関係の方や報道の方なども、持って来てくれればいいと思います。寒いのでカイロも欲しいです。
腰とお尻の真ん中に貼っていると寒さも楽になる気がしますので、同じように避難しててカイロがあったら試してみてください。
無事だった人の援助もありがとうですが、避難している人間同士も助け合っていきましょう。それのほうが一番心づよいです。
ゼイタクを言ってすみませんけど、もし、よければ、あちこちにこの情報も載せてくれるとうれしいです。

●阪神大震災で家が壊れて一家で、こっちにある親の実家に引っ越してきたツレがいたけど今度はその家も壊れてしまって、またどこかに行かないといけないって言ってた。「引っ越した頃は父さんが仕事を探したりして大変そうだったのに今度は自分の番」て言ってた。俺の家も無くなってしまったから今度は俺もどっかに行かないといけないかもしれない。お互い釣りが好きで結構仕事も頑張ってたんだけど、また住む所も仕事も探さないといけない。別のツレは死亡が確認されてお母さんと嫁さんと子供だけが生き残った。みんなどうなるかわからないし、バラバラになるかもしれないけど、落ち込んでるわけにはいかないです。

●僕の避難所は今はテレビが見れるようになっていて、ニュースでは日本の被災者はマナーが良いと言っていますが、実際はそうでもありません。
僕の所では、昨日の夜までは落ち着いていたのに、朝になったら半狂乱になっている20歳くらいの女の人がいました。顔も汚れて服も破れた感じもありました。恐らく、誰かに襲われたのかもしれません。友達らしき人が付き添ってましたが、とても直視できませんでした。
こんな時に自分の欲を満たすなんてくずです。腹が立つ。
でも、どうにかすることも出来ないというのもあります。
警察もいないし、何か有っても怖くて誰にも言えない。
相手が誰かもわかっていても、仕返しが怖くて言えない。
そんな現実もあります。
友人たちと何人かでパトロールをしようかとも言い合っているのですが、一般住民は避難所エリアの外は立ち入り禁止で動けません。そういった所は人の目が無いので気をつけてください。
他の避難所の人達も、特に女性はそういった事に注意して下さい。

●物資や金だけでなく、警備やメンタルケアという点も考えて欲しいです。
警備は、バカもたくさんいます。
気持ちがへこむと、それが一番キツイです。
とりあえず、避難所で知らない同士でも、声を掛け合って明るくいこうと頑張っています。

●やっと携帯が使えるようになりましたが満足に水も飲めていない状況です。地震や津波からはなんとか難を逃れましたが、政府や電力の隠ぺいにより被爆いたします。おそらくもうしています。コンビニやスタンドもやっておらず、逃げる術もありません。

●原発の危険地域の外にいたけど、放射能を調べられ、被爆していました。洗浄はしましたが、何も教えてもらえないです。怖いです。今は、何を考えたらいいかわかりません。これから、どうしたらいいかもわかりません。皆さんの中でも、自分は大丈夫と思わずに気をつけて下さい。

●本物の津波を見ないとあの怖さはわからないのかもしれません。ネットで映像を見ましたが、実際はあんなものではありません。物凄いスピードだし物凄い力です。
一瞬で車も流れます。一瞬で倒され流されていきます。水位は関係ありません。自分は小学校の屋上に逃げたのですが、下の道でヒザ位の水深であっけなく水に倒され流されフェンスのネットに引っかかり起き上がることもできず、もがきながら亡くなっていった人を見ました。その後、さらに大きな波に流され、その方はどこに行ってしまったのかはわかりません。
何メートルの波に飲み込まれなくても、数十センチでも車も浮くし流されるし、人の命を奪います。
津波を侮らないで下さい。津波が来たら逃げて下さい。自分は大丈夫なんて思わないで下さい。自分も運良く助かっただけです。
軽く見ている人がいたら、自分にとっては、それが一番悔しいです。

●茨城ですがニュースなどではほとんど触れられませんが、けっこうヒドイです。
県北の方では陸の孤島になってて、連絡は付いているけど、私もまだ会えてない親戚もいます。テレビで流れているような援護も全然来てないらしく、このままじゃ飢え死ぬと言っていました。
私の家はもっと下の方ですが、私の家も被害は大きく、家でまともに住めないから、私も含め大丈夫だった親戚の家などで寝泊りしている人も何人もいます。
近くの橋にも大きなヒビが入っていたりで次大きな地震が来たら完全に崩れてしまうと思います。(そのままでも長く持たないかもしれません)
電気は通じるのでテレビもネットも見られますが、ほとんどニュースやネットなんかでも触れられないし、結構回りでも、このまま忘れられてしまうんではないかという不安な気持ちになってしまっています。
水道・ガスはまだ使えません。
そのような状態ですので、東北の被害もすごいですが、茨城も忘れないでというのが私のメッセージです。
知り合いから「茨城は大丈夫そうだね」と電話が来て、凹みました。

●ガソリンと灯油などの燃料が不足していますが個人レベルで車などで運ぶのは限界もあると思いますし爆発したらとても危ないです。あまり無理をしないで下さい。車がある人は早く車で遠くに逃げたいという人もいますが、乗れる車が残っていない自分のような人間にとっては、それ〈爆発や火災〉の方が心配です。自分の地区ではほとんどがそういう人なので...。自分の避難しているところではみんなで協力し体をあっためるための焚き火を24時間消さないように交代で見張っていたりします。力を合わせて頑張っています。

●現地にはまだ来ないで下さい。まだまだ危ないです。寒さもすごいのでなれてなかったら凍死してもおかしくない。崩れた家でもさらにまた崩れてくる家もあります。遠足でもイベントでも映画の世界でもないです。作業員の人とかボランティアの人とかタバコ吸ってるの見るだけで、この人達と自分達は違うんだって思ってしまいます。自分も喫煙者なんで、せめて、見えないところで吸ってくれればいいのに。
ありがたいことも多いけど、見たくない物もたくさん見えて辛いです。


※具体的な地名などは、ブログという性質上伏せさせて頂いております。
掲示板などへの記載要請の有った全てのメッセージは、キチンと緊急掲示板などに代理でそれぞれの実名で記載させて頂いております。
これくらいしか出来ませんが、気を強く持ち頑張ってください。


被害の大きな土地でも電波が入っていれば、メールや電話は繋がらなくても、ネットやブログは案外普通に見れる所も少なくないようです。
サンドウィッチマン伊達みきおオフィシャルブログ「もういいぜ!」でも、そういった様子が書かれています(伊達ちゃんは、気仙沼にいて被害がドンドン広がっていくのを自分の目で確認したようで、被害・被災地をテレビで見ているしかない自分のような人間にはないリアリティがあります)。
そういった状態なので、様々な情報をネットやブログから得ている人も少なくないようです。
また、外出禁止だったりする場所などでは、車で電源を取ったりしてネットなどを見ながら気を紛らわしているという人も少なくないようで、メッセージを下さる方も結構います。

メッセージ・コメントは全部見ています。
自分に何が出来るかはわかりませんが、馬鹿は馬鹿なりに頑張ります。
よろしく御願いします。
まだ会ったこと無い人も多いですが、いつか、元気な姿で会える日を願っています。


P.S.
自分的には凄く親近感があるというのもあるんでしょうけど、
伊達ちゃんのブログも元気が出ます。
サンドウィッチマン伊達みきおオフィシャルブログ「もういいぜ!」

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2011年03月16日

出来ることをする

(長文2連投、申し訳御座いません)

いろいろな考え方があると思います。

誤解しないで欲しいのですが、自分としては、物事を一方的に否定したり肯定したり、一方的に決め付けたりするようなのは非常に嫌なのです。(僕は全てにFxxK!!なイメージが強いようですが…)。
それぞれに言い分があるはず。それぞれにとっての正論があるはず。
その場に居なかった人間には、その場に居た人間の気持ちは100%はわからない。
それが現実です。それは御互い様です。

いろいろと誤解されている方もいらっしゃると思いますが、
僕は件のイベントを否定しているわけではありません。
否定的な目になってしまっている人も少なくないと思いますが、今まだ、どう考えていいかわからない人もいらっしゃると思いますが。
僕は、件のイベントにも意義はあったと考えているのです。

そもそも、これはずっと言っていますが、
個人でのアクションより、大勢でのアクションの方が大きな物を生むことは少なくないわけで、イベント会場における一人一人の心ある行動を集結し、より大きな物に出来たというのは一つの非常に大きな成果ではなかったのかと感じています。
その結果に対して否定する余地はありません。
そういったことを、僕が個人で成し遂げようと思っても、とても無理な事です。

個人レベルでも
伊豫部健君は真っ先に「イベントを行うなら募金をすべきだ」と自分のブランド《10 TEN-FEET UNDER》のブースに募金箱を設置し、イベント本部にも「皆で募金するべきだ」と掛け合うなどの行動を起こしたようですし、
同様に知っているところではM-BLOW松下雅幸君らも、後追いではなくイベント前夜(災害当日)より準備し、イベント開始時より展示よりもなるべく募金箱が目立つように努力するなどしていたようで、やはり、心の有る人間と言うのはいるんだなと、非常に、グッときました。
プロアングラーによるチャリティーオークションなどについても、予定以外の物を追加で出品するなどという行為も、募金額の貢献という面だけで考えても非常に高い効果があったのではないかと考えます。

また、イベント中、それぞれのプロアングラーやスタッフにとっては、仕事なわけで、それをまっとうするというのは当たり前の行動です。
行われたからには、訪れるお客さん達が、何かを求めて来られるのならば、それに100%で対応するのに関し、否定すべき点は見当たりません。
また、恐らくその中には、被害などが心配で、気が気でない状態で動かれた方も少なからずいらっしゃるでしょう。
東北・関東に知人・友人が多い人、家族・親族の居る人、気が気でなかったと思います。
そういった部分を考えると、心の別の部分をも使わなければならなかった、それらの方の心の疲労感というものに対しては、素直にお疲れ様でしたというべきだと思っています。

そして、目の前の仕事をこなすというのは、極当然の頑張りなわけで、
その頑張ったことに対して「お疲れ様」と、これは言うべきことでもあり、ましてや、常に現場でテレビなどの情報を得ることもできず、その凄惨さがわかり切らない状態ならば、打ち上げなどに行かれ盛り上がってしまうような方も、いて当然だとも思います。
むしろ逆に、仕事を頑張った後に「お疲れ様」と言い合えなければ、それはそれで非常に寂しいことでもあるわけで…。

そう思えば、そういった側面から見れば、否定することなんて出来ません。

これは、前日の準備からイベント現場にいた友人の話ですが、準備に必死で、家でニュースを見るまでは、そこまで凄惨だとわからなかったと言っていました。
そのような状態ですので、準備後に皆で食事に行ったりすれば、当然、気付かないことでしょう。
関係者の多くは会場近くのホテルなどで宿泊されたのでしょうし、そこでテレビを付けない人だっていくらでもいらっしゃると思います。
パソコンなどを持ち込んだ人でなければ、インターネットでいろいろと情報を調べるというわけにもいかないでしょう。
そう思えば、実際の様子がここまでだと想像できない人は少なくないと考えられるわけで…。
これは、仕方ないといえば仕方ないと、自分は理解しているつもりです。

そして、それは、来場者の方も同じで、否定ばかりは出来ないというのが、本当の所だと思います。

むしろ、募金やチャリティーといった部分には肯定的な部分が少なくはありません。
やるべきことをやったという意見は、そういった側方から見れば、少なからず不謹慎とか自粛というべき論点では無いのです。

例えば、早急なコメントを出された菊元プロや奥村さんのコメントを見れば、自分のいる状況で自分の出来る行動を取られているのも良くわかるはずです。
また、そういった人がアクションを起こすことが、一つの大きな結果を生み出すことも事実なわけで、それらが、被災者に対する助けとなることも事実です。
他にも、コメントなどを出されていない方でも、事の重大さを捉えて、アクションを起こされる方や、出来る範囲で行動される方も少なくないと思います。
そして、何より多くの方々の心が多くの募金という結果を生み出したのも事実です。
そこには、非常に多くの心が込められているはずです。

被害に遭われた方、親族や友人が被害に会われた方など、現在、このような状態で、いろいろな考えがあると思いますし、いろいろ考えることも出来ない人もいらっしゃると思います。
それでも全ては肯定できないという人も、少なからずいらっしゃると思います。

いろいろな側面からの考え方もあり、割り切れない部分もあると思います。

しかし、それでも、いろいろな行動・誠意があります。

人を思う気持ちが本当にあるのであれば、そこに優劣などありません。

そんな気持ちを誰もが実感できる、そんな時が一日でも早く来ることを願っています。



P.S.

自分は被害の大きなエリアに友人・知人が何人もいました。
家に居て、リアルタイムな情報を目の当たりにした。
今もまだ、一人、安否不明の状態です。
そういったことがあり、カッとアツくなってしまったところもあります。
自分は、馬鹿なので、もうカッとなって募金したりして、通帳残高821円…。
ルアーやロッドなどのロイヤリティーとして頂いたお金も全部寄付してしまいました。
これでは、あと数週間、どうやって暮らすのか…?
今さら、少し冷静になって気付きました。
まあ、自分はデブなんで、腹の周りに相当な蓄えがあるんで大丈夫だと思いますが。

そんな自分が言うのもなんですが、無事だった人間、無駄に焦って動いても仕方ないわけで、今有る生活を、しっかりと歩むことが必要なんだと思います。
例えば、菊元プロが、いの一番で今イベントでの売り上げを全額寄付すると英断されました、百万円の札束をポンと出された方もいらっしゃったようです。DEPS社などをはじめ、売り上げからの寄付をされるメーカーも少なくありません。
しかし、それはそういったことが出来る人の話。
そういったことが出来ない人間まで、そういったことをしてはいけない。
無理はしてはいけない。
心があれば出来る限りで良い。
自分の身を切り詰め、飯も食えずでは、何かがあって、いざ力が必要になった時に何も出来ないでは、元も子もありません。
例えば、少々乱暴な言い方になるが、そこまで余裕の無い会社が、売り上げ全額寄付して、給料がカットされたら、会社が潰れてしまったら、社員スタッフやその家族の生活は…?
人件費、原価、輸送費、それを全部被ってしまったら、会社の幹は崩れてしまう。
そう考えれば、それは、考えた上で、出来る範囲の厚意で良い。
目の前の人を犠牲にしてしまっては本末転倒。

それを、理解する必要もある。

何でもかんでも自粛すれば良い訳でもない。
被災者や家族や友達の気持ちを考えない不用意な言葉は出来れば自粛したい。
無駄にチャラチャラするのも、見ていて辛い。
謙虚な気持ちは忘れたくない。

でも、ストレスを溜めて、元気が出ない。それでは、あなたの力を借りたいという人が現れても、何の力にもなれません。

被災者などへの心遣いも忘れず、
もし、今、あなたの元に地震が来たら、そういった心構えも忘れず、
でも、元気な人間は、元気な人間なりに普通に生きることこそが必要なのだと思います。
元気な人間として、いつ何事にも対応できるようでありたい。

ただの同情や哀れみになっても、共倒れになっても意味がないです。
そんなことで「すまない」という気持ちが生まれても、素直に「ありがとう」とは思えないかもしれないです。

助けたいという気持ちは、自分がキチンと生きなければいけないという気持ちが無ければ、意味を無くす時もあるんですよね。


《経済的自粛について》※ココからも長いです…。ゴメンなさい。

偉い先生やメディアや経営者や経済的に優位な方は、よく経済の循環というのも言われます。
経済が循環しなければ、不景気になってしまい、結局は社会全体の状況が悪くなってしまうという事です。
今回の地震でも、既にそういった話は出ています。
しかし、これは事実ではありますが、少々言葉のマジックがあります。

現在の不景気というのは、高額所得者や企業の偏り、持っている人の出し惜しみ、高額所得者に対する優遇措置の増加が大きな原因です。
一般レベルで、どんどん消費をすれば全て解決するという話ではありません。
あくまでも、偏ったお金を公平に行き渡す。というのが経済の循環です。
例えば、今回の件に当てはめるなら、一つは、東北・関東の企業が動けない分の仕事が増え収入が上がった、東北・関東に関する仕事などで収入が上がったなどの企業が、自分の所で留めず循環・還元するというのが経済の循環です。
しかし、それは、ごく一部、しかも経営者などの部分の話であり、一雇用者の給料が大幅に変わることは少ないです。
今までと同じ収入であれば、今までと同じ消費しかしようがありません。

そういった人は、今まで通りの消費をすることが、的確な行動なのです。

また、例えば「ゆとりがあれば、もっと消費できる」という低額所得者の現実と、「金は有るけど使わない方向で」という高額所得者の大きなズレがあります。
自分の職場などを考えてみてください。ほとんどの方に、経営者などの高額所得者と、社員さらには下請けなど末端雇用者の収入及び経済格差というものは非常に大きいという現実があると思います。
本来、人件費を払うというのも会社からすれば出費で、これも大きな意味で消費であり、本来は経済の循環の中でも非常に大きな幹の一つであり、資本主義国家および国民をよどみなく動かすための最重要要素の一つです。
でも現実は、人件費向上などにおける雇用者のベースアップなどの遅れは相当なものです。
しかし、「今後の会社のことを考えれば」「何があるかわからない」という考えで、「なるべく抑える方向」になっているのが、日本の社会の中では現実です。
経営という点を考えれば、そうなってしまうのも普通です。
これに関しては、経営陣それぞれに考えがあり、簡単にどうこう言える問題ではありませんが、こういった部分の改善こそが、本来は経済の循環にとって一番重要な点でもあるのです。

(しかし、情報メディアを牛耳っているのは高額所得者側の人間であり、政治家などを筆頭にそれらの人間が「我々の所得を落とすこと」「末端レベルの人件費を向上させること」が景気の回復に効果があるなどと言えば、自分たちのうま味が無くなってしまうわけで…。そういったことは極力メディアには流れないのが現実です。
また、海外や一般消費者などに問題の部分を当て込むなどで、すり替え刷り込みがなされている状態です。
こういった不景気に乗じ消費を煽り、自己の利益を上げようとする人もいます。
そうでない人も、もしくは我関せずというスタンスを取っています。
逆に、それに異論を唱えて公平な国民生活を前向きに考える意見は消されていっているというのが現状です。
そういった部分は、例えば、竹原信一氏のブログなどをキチンと読めば見えてくると思います。
脱線してすみませんでした…。)

そして今回の件ですが、災害とそれに伴う自粛という風潮です。
高額所得者が「なるべく自分の所にお金をキープしておく」となり経済循環に支障をきたしている今の日本社会で、さらに財布のヒモが硬くなり、その上さらに低額所得者まで「お金は使わない」となれば、お金が一箇所で停滞し、経済循環に支障をきたしてしまうということは容易に想像できます。
こういった状況で心情的には、そんなこと出来ないという方も少なからずいるとは思います。
しかし、それでは、様々な売り上げが減れば誰かの給料の削減に繋がりますし、売り上げが無ければ消費税などの国家予算徴収にも影響が出てくるような状況になってくるわけです。
国費が無ければ、経済的にダメージを追った災害地・被災者の建て直しに大きな打撃を与えることになりかねません。募金も、もちろんなのですが、われわれの税金・国家予算というものが、災害地・被災者の援助を大きくバックアップするわけです。
そう考えれば、消費は可能な限り通常に行われなければなりません。

しかし、だからといって、じゃんじゃん買い物すれば良いわけではない。
あくまでも通常に。
月に150万円稼ぐ人が使う15万円は、月に15万円稼ぐ人の1万5千円です。
単純計算すれば、1万5千円の食事が、1500円の食事と同様な価値になるわけです。
ですから、誰もが消費消費と騒ぐ必要も無い。
出来る範囲で良いし、ルアー一袋を買う余裕しかない人は、これは、そういった買い方で良い。
今まで通りというペースを変える必要はありません。

また、今回の災害の影響で収入が減るという人も少なからずいると思います。
そういった人であれば、逆に、節約ということも考えなければなりませんし、消費消費という風潮に載せられても本末転倒です。
それで、自分の経済が破綻しても意味がありません。

普通に生活できる人は普通に生活する。というのが一般レベルでは一番的確な判断だと思います。自分に適正な生活を営み、適正な消費を行う。
無理に消費して負担がかかれば、逆に、何かしらの不具合が生まれます。

さらに言うならば、出来るだけ生活を向上させるというのも、これは、忘れてはいけないことです。
エコロジーという部分では質素倹約が必要ですが、経済の循環という部分では質素倹約というのは必ずしも正しいという判断ではないということも忘れてはいけないと思います。
乱暴な言い方をすれば、「稼ぐ⇔使う」を正常化する。そして、できれば偏るのではなく、様々な方向に利益がいくように考えて動くことが必要なのではないでしょうか?

ヅラヅラ書いてしまいましたが、
なにせ、明日は我が身です、いろんな意味での自分自身の蓄えがなければ、事があった時に困るということにもなりかねません。
自粛しても、力をなくしても、自分がダウンしては意味ありません。
それでは、誰かを助けるどころか、迷惑を掛けるだけ。
これこそ、ある意味で究極の不謹慎。
そんなことは、被災者の人だって望まないはず。
共倒れされても、何の助けにもならなければ、何の喜びも生まない。

そういうことも忘れず、しかし自分は恵まれているという感謝も忘れず、そして多くの被害者の方たちの悲しみも忘れず、一生懸命生きていきましょう。


後先考えず突っ走ってしまうようなクソ野郎のクセに、偉そうなことを言って申し訳ありません。

千藤 顕



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楯突くわけじゃない

知人から「楯突く気か?」という連絡を頂きました…。
また、他の知人や友人からも「あんな事書いて大丈夫?」「反感買うんじゃないの?」という連絡も頂きました。
しかし、自分には一切、そういったつもりはありませんので、どうしたら良いのか…。
楯突く気も、憎み合う気も、自分にはまるでありません。
否定論者でもないです。
とはいえ、無駄に歪み合うのとか、非常に嫌なので、本当はもう触れたくもないんですが、自分の思うことを書かせて頂きます。これに関しては、これで最後にしたい。


何年掛かるかわからないけど、震災から立ち直って、少しの余裕が出来た人が「またバス釣りやろう」という気持ちになれなかったら悲しすぎる。

簡単に言うなら、それだけです。

自分の所には、何故かイベント批判論などが非常に多く来ました。
知らない人からの物も多く、そのほとんどが、自分自身が東北・関東地方に居る、家族・親族・友人などが被災地に居る、安否がわからないという人達の物でした。中には、被爆と認定されたという方もいらっしゃいました。
「こういった時に」「何を考えてるんだ」「バス釣りの面汚し」「裏切られた気持ち」などなど…。
それは関係無い人にとっては、ただの感情論かもしれません。
でも、自分としても、そういった考えになってしまう人の気持ちも、非常に良くわかりました。

しかし、そういった意見が匿名で飛び交っても「誰かが言っとるわ」「ほっとけほっとけ」と無視されれば終わり。
多くのメーカーやプロアングラーが関わっていることを考えれば、それはバス釣り業界の主流なのでしょう。
参加されたアングラーや・メーカー・関係者の方たちの持っている影響力を考えれば、なし崩し的に事が終わり、一方的な情報でよかったよかったで終わらすこともできる。

しかし、だからといって、誰もがそのルールに乗るわけではない。
それに対する反対意見も生まれる。
簡単かつ極端に言えば「もうバス釣りはやらない」「●●で釣り道具は買わない」「●●のルアーやロッドは買わない」といった意見も生まれる。

それは、「だったらイイわ」「ほっとけばいいんだよ」でイイでしょうか?

そうなったら、何人もの人の中でバス釣りが終わる。
楽しみのはずだったバス釣りも楽しめなくなるじゃないですか。

結果的に、多額の募金が集まり、それは、非常に大きな成果です。
自分に出来ることをやったのだからわかってくれ、と言われる方や、金集まっただろ?何の不満があるんだ?と思われる方、などが居てもおかしくはないと思いますし。それも、一つの正論です。
しかし、自分の大事な人を無くした時、生死がわからない状態の時、自分が大きな痛手を負ってしまった時、極限の時、
「金を恵んでくれる人」「御飯を食べさせてくれる人」もたしかにありがたいです。
しかし、「一緒に笑える人」「一緒に泣ける人」というのも、いて欲しい。

何年掛かるかわからないけど、震災から立ち直って、少しの余裕が出来た人が「またバス釣りやろう」という気持ちになれなかったら悲しすぎる。

その感情は忘れたくない。

そう思えばこそ、逆に「こう思っている人も少なからずいるんです」という別の考えを、逃げも隠れもしない意見としてリアルタイムに伝えておきたかったわけなんです。

人によっては乱暴な言葉・文章と取れる部分もあったかもしれませんが、そういったつもりで書いたものです。
俺のイメージからして、結果的に、「楯突く気か?」的な感情を生むことも、容易に想像できました。それは、もう、仕方ない。
俺みたいな馬鹿は、もう、こうするしかない。


ただ、どちらの心情も言い分もあるし、わかります。
ただ、見ている部分が違うだけで、対立するのではなく、歩み寄れる部分が非常に多くあると思います。
少なくとも自分の所に連絡をくれた人達も、別に全てを否定しているわけでは無いというのも御理解頂ければ、皆の気持ちも救われると思います。


朝、道端で小学生とすれ違えば、見ず知らずの俺にも「おはようございます」と言ってくれる。
出来れば、出来るだけ多くの子供達が明るく「おはようございます」と言ってくれるようにあって欲しい。

できるだけ発展的な気持ちで、向かい合い、皆で生きていくことが出来たらと思っています。


所詮、無事だった奴のキレイごとですが、御許し下さい。

千藤 顕



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2011年03月15日

未来基金

DEPS社より東北太平洋沖地震被災者への支援を目的とした「未来基金」が設立されたとのことです。

今後も、釣りメーカーのみならず様々な団体や会社からこういったアクションが起こると思いますが、自分が信頼できると思える所であれば、自分のお金と心を安心して託すことが出来るかと思います。
また「どこに募金すれば良いかわからない」と迷っている方にとっても、一つの大きな指針になると思います。
一個人では出来ないようなこういったアクション、非常に心強い手助けとなるのではないでしょうか。

皆で団結することで少しでも多くの方の手助けが出来れば、そして、少しでも多くの温もりを生み出すことが出来れば…。

奥村さん及びDEPS社スタッフの皆さん、忙しい中、このような迅速な対応、本当にお疲れ様です。
また、勝手にリンクを貼ってしまいましたこと、御許し頂ければ非常にありがたく思います。
御手数をお掛けして大変申し訳御座いませんが、ダメならば、なるべく迅速に消去しますので、御一報頂ければと思います。

サイトは↓↓↓です。

PCサイトURL:http://www.depsweb.co.jp/backnumber/etc/touhokuchihoujishin/mirai_kikin.html

携帯サイトURL:http://www.depsweb.co.jp/dpm/imode/news/2011shinsai/mirai_kikin.html


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P.S.
この数日の間に書いた記事に関して、土日のイベントやDEPS社を含めるメーカーなどに対するバッシング的な読み方をされている方も少なからずいらっしゃるようですが、キチンと冷静に読んでいただければわかると思いますが、そういった意図で書いたものでは御座いません。
そういった内容と認識しての連絡も多く頂いておりますが、誰もが、今、諍い合う時じゃないんです。
あくまでも、誤解の無いように…。

これらの件に関しては、またまた長くなり過ぎますので、また書くかもしれませんが…。
まぁ、自分の文章が長過ぎるのが大きな問題なんでしょうが…。


たかだか俺みたいなクソ野郎が個人で起こすことの出来るアクションなんて、ほんのちっぽけなこと。
DEPS社はもちろんのこと、様々な団体・会社のアクション全てと一人一人の善意の心が、一人でも多くの被災者を救う一つの手助けになることを願っています。


strugglearts at 21:30コメント(0)トラックバック(0) 

2011年03月14日

東北地方太平洋沖地震用サイトを作りましたので、よろしく御願いします。

今回の東北地方太平洋沖地震に関し、微力ながら協力できることはないかと自分なりに考え、様々な情報などを共有する目的で、新たに専用のページを作りました。

東北地方太平洋沖地震被災情報等、バスアングラーの情報共有を目的としたブログ

様々なリンクなども貼っておきますので、御活用下さい。
作業可能な時になってしまいますが、何かの情報がありましたら更新していけるよう頑張りますのでよろしく御願い致します。

※非常に申し訳御座いませんが、ニュース的なものはリアルタイムで対応し切れないと思いますので、YAHOOニュースYAHOOトップページより閲覧可能です)などのニュースソースや 気象庁 地震情報気象庁 津波警報・注意報  太平洋津波警報センターなどで新しい情報を御確認下さい。

また、東北地方にも多くのバスアングラーの方がいらっしゃいます。
幼馴染の友人や仕事上付き合いのあった方から、ショップ関係者やトーナメント仲間など、距離は離れていても付き合いのある方もいらっしゃると思います。
「お前なんかに頼らない」という方は一向に構いませんが、極僅かな可能性でも希望を見出すことが出来るかもしれません。
もし、このブログ上に「●●クンを探しています」「●●ですが、無事です」「●●さんと連絡がつきました」などの情報をブログ上に掲載して欲しい、報告したい、という方がいらっしゃいましたら、コメント欄に御記入頂くか、be_alive_20110311@livedoor.com まで御連絡下さい。
更新可能な時になってしまいますが、改めてページを取って掲載させて頂きます。

※なお、個人情報などといった面もありますので、その点、御配慮の上御連絡および書き込み頂けると助かります。

こちらになります。御理解御協力のほどをよろしく御願い致します。
↓ ↓ ↓
東北地方太平洋沖地震被災情報等、バスアングラーの情報共有を目的としたブログ

バナーなどはありませんが、もしよろしければリンクを貼って頂けたりすると非常にありがたく思います。
名称にはバスアングラーと入れてありますが、それ以外の方にも活用頂ければと思っております。

今の自分には、これ位のことしか出来ませんが、何卒よろしく御願い致します。

千藤 顕

 



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