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2020年08月08日
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        今の美術業界を考える(その830)

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 プラド美術館                2020年8月8日
 驚異のコレクション
 ヒューマントラストシネマ有楽町
                  
 7月24日からやっている、プラド美術館を取材した映画を拝見
 してまいりました。2019年、スペイン・マドリードに存在する
 美術館の開館200年を記念して作った映画です。

 この美術館は歴代のスペイン王家のコレクションを展示する美術館
 として作られています。私自身は大学の卒業旅行でスペインにいった
 時に、見たかな?という程度で、実際にはほとんど覚えておりません。

 ですので、こういう映画で紹介されるのはとても嬉しく、カタログで
 拝見するよりも、動画で拝見するのは、よりリアリティーがあって
 楽しかったです。

 欲を言えば、ロシアのエルミタージュ美術館も映画になったらいい
 のに、、、と思っておりますが、それはさておき、今回のプラド
 美術館も、わざわざスペインまでいかなくても拝見することができる
 のは、コロナの今の時期にとても有難いと感じました。

 あらためてヨーロッパは一つであることを、この美術館からも確認
 いたしました。もちろん、スペインの王様がコレクションされたもの
 を展示する美術館ですから、ディエゴ、ベラスケス、フランシス・デ・
 ゴヤなどのスペイン作家の作品を多く展示しておりますが、当然
 イタリア絵画、オランダ絵画など、ヨーロッパ史を一望できるように
 なっています。

 ピカソの作品で有名な「ゲルニカ」も、もともとプラド美術館所蔵で
 したが、「この絵画は大変重要な作品だが、プラド美術館の歴史的な
 コレクションとは必ずしも馴染まない。」と当時の館長の意見もあり、
 1992年に国立ソフィア王妃芸術センターに移されました。
 ピカソといえば、スペインが生んだ偉大な作家ですが待遇はフランスの
 ほうが良かったようにも思います。日本の芸術家も外に行った方が、
 もしかすると待遇はずっと良いかもしれません。

 美術館を拝見すると、その国の美術に対する思いが見え隠れするように
 感じるのは、私だけではないと思います。

 
 
                            文責  野呂洋子
 
 



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