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メールマガジン 2017年11月04日発行
柳画廊
『芸大茶会』

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        今の美術業界を考える(その688)

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芸大茶会                 2017年11月4日 

大学時代の友人に誘われて、芸大茶会というものに行ってまいりました。
私たちが参加した会は、遠州流の会でして家元席、芸大席、美術倶楽部席、
天心があって、芸大の特別展の拝観がついておりました。

美術倶楽部席というのは、東京美術倶楽部の方々がおもてなしをしてくだ
さるので、古美術商の東京美術倶楽部の仲間が準備をされているので道具
だては見ごたえのあるものでした。

本当に正直なところを言うと、私は正座がとても苦手なので、少人数の
お茶席に参加すると、立ち上がれなくなってしまって苦行そのものに
なってしまいます。大人数のお茶会でしたら、なんとか、20分程度の正座
で済みますので参加できるというレベルです。こればかりは、小学生の
頃から書道などをやってまいりましたが、正座が苦手で苦手で、あらゆる
お稽古ごとの中で、正座が伴うものは、断念してまいりました。

今でも、それは変わらないのですが、世の中が私のような人間が増えてきて
おりますので、これからはお茶席も立礼が増えてくるのではないかと期待して
おりますが、今回、久しぶりにお茶会に参加して、正座に対するハードルは
昔よりは少し下がったように感じました。

久しぶりに参加するお茶会は、ご亭主の方と小客の方との道具の説明のやり
とりが、昔よりは少しわかるようになってきているのと、改めて客観的に
お茶会という仕組みを拝見すると、私が実施している画廊巡りはギャラリーの
お茶会のようなものだと思うようになりました。お茶会より、ずっとカジュアル
ではありますが、画廊という空間を説明して歩くことで、お客様の美意識を
挙げることを目的としているわけですから、お茶会の目的と、私の画廊巡り
の目的は、ある意味、合致しているのではないかと思っています。

お茶というものは総合芸術と言われておりますが、今の私たちの生活空間
において、和室や床の間といったしつらえが難しくなった現代社会において
画廊という空間で、もっと気軽に画廊巡りを楽しむことで、空間づくりの
総合芸術を一緒に画廊を巡る人たちと作っていくことが出来たら楽しいなと
思うようになりました。形式や、作法はあまり好きではありませんが、日本人
は試験やお免状が好きなので、画廊巡りの達人を育てることで、美意識などの
検定試験やお免状のようなものを作ったほうが、もっとお客様は一生懸命に
なるのかもしれないと、考えさせられた一日でした。
                
 

        文責  野呂洋子
 




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