銀座 柳画廊 銀座 柳画廊
株式会社 銀座 柳画廊
古物商認可証 東京都公安委員会
第3010699042088号
TOP | ニュース | 作品集 | 取り扱い作家 | 買取・査定 | メルマガ・ブログ > バックナンバー | 役員紹介 | 会社概要 | 芳名帳

柳画廊のメールマガジンとブログのページです。

 メールマガジン/ブログ - バックナンバー

メールマガジン 2018年01月13日発行
柳画廊
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

      今の美術業界を考える(その698)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

世界のエリートはなぜ「美意識」   2018年1月13日
を鍛えるのか?        山口周 著   光文社新書  

 友人に勧められて、読んでみました。ボストンコンサルティン
グにいらした40代の青年の書かれた著書です。外資系で働いた
経験のある方ですと共感することも多いのではないでしょうか?

 日本の教育、および経営スタイルはアメリカの模倣であり、トラ
ンプ政権になっていよいよ、アメリカ一強の時代は終わり、アメ
リカの教育システムも経営スタイルも古くなってしまっていて、
日本はアメリカを後追いしている限り、世界の2流国以下にしか
なれないことは明白だと思っています。

そのアメリカが次のスタイルを求めてアートを取り入れ始めてい
るという事ですが、内容を読めば読むほど、もとの日本的なスタ
イルに戻ればよいだけではないかと私などは思ってしまいます。

しかしながら、この著書が指摘しているとおり、日本人の経済人と
多くの政治家は未だにアメリカの方を向いており、日本の文化は 
空気のようにあって当たり前のもので、亡くなってしまい、その
影響が出てきて初めて、大変なことになってしまったとなるのでは
ないでしょうか?

私は、この著書の方のような人がこれから続々と出てくることを
期待しています。それでもまだ、この方も経営における「アート」
と「サイエンス」ということで、実益をアートから求めることを
主張しています。

私が考える「芸術」は「無駄」であることがとても大切で、その
作品が「無駄」で「高価」であるからこそ、人は満足感と幸福感
を得ることができるのだと信じています。その理屈も、そのうちに
脳科学者の方が解明してくださると信じています。
まだまだ私のレベルでは言葉に落とし込んで、数字をもって説明
することが出来ませんが、芸術の効用は人間の生存本能に直結して
いるからこそ、人類の長い歴史の中で重要な位置を占めているの
だと思っています。

そして、21世紀になりロボットとAIの時代になり、人類の存在
意義と、人類の幸福の追求 を考えたときに、改めて「芸術」の
重要性が明らかになるのは間違いないと感じています。

 
                            文責  野呂洋子


メールマガジンの登録・解除
| お問合せ | 商品引渡し時期と返品について |Copyright © 1997 - 2005 Ginza Yanagi Gallery Co., Ltd. All Rights Reserved
株式会社 銀座 柳画廊 古物商認可証 東京都公安委員会  第3010699042088号