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メールマガジン 2018年03月24日発行
柳画廊
『至上の印象派展』

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      今の美術業界を考える(その708)

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至上の印象派展          2018年3月24日 
ビュールレ・コレクション           国立新美術館

 3月21日の祝日に国立新美術館の‘至上の印象派展’に行って
 まいりました。

 ビュールレ・コレクションはスイスの実業家であるエミール・
 ゲオルグ・ビュールレによって蒐集されたもので、印象派絵画
 を中心とした、約600点の西洋美術からなる世界有数の
 プライベートコレクションです。

 フランスにおける印象派の作品を中心に集めていたビュールレ
 ですが、晩年には印象派に影響を与えていたと言われる作家たちの
 作品も蒐集しています。そして、第二次世界大戦後にはナチスの
 略奪品と言われる作品の蒐集もしており、これらの作品は
 画商から手に入れたときに、自分はナチスの略奪品であることを
 知りえる立場になかったということで、裁判を起こして勝訴して
 いるということです。

 印象派のコレクターは、ヨーロッパやアメリカに多くの大コレクター
 がおりますが、このエミール・ビュールレも印象派の大コレクターの
 一人として名前を連ねることとなりました。

 私の個人的な感想としては、日本人が大好きな印象派のダイジェスト
 版といった所で、ルノワール・ドガ・セザンヌ・ゴーギャン・ゴッホ・
モネの睡蓮といったオルセー美術館の小型版のような形で楽しく
コンパクトに印象派の作品を拝見することができる楽しい展覧会で
した。

あらためて日本人は印象派の作品が大好きで、そのマーケットが
できたのが丁度、第一次世界大戦、第二次世界大戦を挟んでいた頃
であるにもかかわらず、戦勝国も敗戦国も含めて世界中のコレクターを
魅了した印象派の作家たちに改めて尊敬の念を抱くことになりました。
世界中が戦争をしていたときに、世界中の芸術家をパリにあつめ、
影響を与え、亡命したり、藤田のように帰国したあとも、また再び
フランスに芸術家を集めたフランスの文化の力を思い知ることになった
展覧会でした。

 
  文責  野呂洋子


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