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メールマガジン 2018年07月07日発行
柳画廊
『2020年からの教育』

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        今の美術業界を考える(その722)

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 2020年からの教育        2018年7月7日 
 〜 美術と教育を考える会 〜
                                
 先週の日曜日に、泰明小学校にて「2020年からの教育」という
 ことで、AI時代を迎える2020年以降の教育について、文化
 産業科学学会の理事長を務められている石山徹先生に講演をお願い
 いたしました。

 この先生のお話しは、非常に理論的で明快なため、聞いていて
 私も実践してみようと思うことが多々あります。
 
 例えば、食に関していえば、これから食べるものに関して説明を
 受けてから口にするとおいしく感じるということです。象徴的な
 ものは、日本酒とワインの違いが顕著です。日本酒の世界では
 「飲めばわかる」ということで、日本酒に対する説明を飲む前に
 することは、あまり多くありません。かたや、ワインの方はと
 いえば、ソムリエという専門家をお店に配置することでもわかる
 ように、ワインを選ぶ時から、ソムリエという専門家がアドバイス
 をして、そのお酒の説明だけにかかわらず、その歴史にいたるまで
 多岐にわたるワインに対する説明をすることで、ワインの付加価値
 を高めていると思います。

 同じことは、美術に対しても当てはまると思っています。見れば
 わかるということは通用しないと思います。美術品も説明する
 ことで、価値を高めることができると思います。それをするのが、
 評論家であり、美術館であり、画廊もその一角を担っていると
 思っています。多くの人が、その付加価値を認めることが大切なの
 だと思います。

 美術というのは、そうした付加価値産業であるにもかかわらず、
 日本の文化関係者は、見せると価値が下がると信じている人たちが
 多く存在しています。石山先生いわく、正倉院派と呼んでおりまし
 たが、多くの人が見るということは目垢(めあか)という言葉がある
 ように、人の目が価値を下げるという価値観があるわけです。
 確かに、そういう価値観を持つ人たちも古くには多くいらっしゃったと
 思いますが、これからは外国人の方にも日本人の制作した美術品を購入
 してもらうことを考えると、商売のやり方も変えていかなければいけない
 と感じています。

 銀座柳画廊としては、今のお客様も大切ですが、未来のお客様にも対応
 する画廊でありたいと、石山先生のお話しを伺う度に感じています。


                           文責  野呂洋子
 



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