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メールマガジン 2018年12月01日発行
柳画廊
『革命』

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        今の美術業界を考える(その743)

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革命                 2018年12月1日 
           エマニュエル・マクロン著  ポプラ社

仏大統領マクロンの思想と政策

 FBで親しい友人が絶賛していたので、アマゾンで購入して読ん
 でみました。若きフランスの大統領は日本では25歳年上の妻と
 の略奪婚といった話ばかりが報道されていて、本人の人となり、
 そしてその思想や政策に関しては全くといってよい程、報道さ
 れておりませんでした。

 私のざっくりとした読後感は、フランスの生んだ天才政治家の
 一人で、まっすぐで自信満々の若きリーダーといったところで
 しょうか。仕事の上で、フランス人ファミリーとの付き合いも多く、
 フランスという国が、混迷していることは会話の中で肌で感じ
 ておりました。あらためて、この著書を読むことで、現代フランス
 の抱える問題、闇、焦燥感、先進国が同じく抱えている問題に
 マクロン氏が紳士に取り組んでいる姿勢を伺うことが出来ました。

 環境問題や高齢社会への対応、そして世代による不均衡な財政、
 IoTについていけない老舗企業など、日本にも同じくかかえる
 問題も山積みで共感を持つ部分が多くありました。しかし、何よ
 りヨーロッパが抱える移民問題、ISやテロへの恐怖は日本とは
 くらべものがない程、大きな社会問題であり、ヨーロッパが
 世界の歴史を作ってきたという自負と自信、そしてこれからも
 世界の諸問題をヨーロッパが解決していくためのリーダーシップ
 をとっていくのだという意志を強く感じました。

 日本に欠けている部分は、この部分で、今では日本人は経済大国
 にもなり、金銭的な負担という意味において、世界で大きな役割
 を担っていると思いますが、世界の規範を作っていくという気概
 が感じられず、日本はまだ世界の辺境の1国であり、世界のルール
 に従うけれど、世界のルールを作ることに参加するという意志を 
感じることは少ないと思っています。中東の問題やISの問題、
アフリカの問題は遠い国の出来事として認識されており、地理的
な要因もありますが、世界は思っている以上にグローバル化され
ていて、瞬時に情報は世界を駆け巡ります。

 フランスという国は人口も経済規模も日本より小さく、文化的には
 互いに大きく影響を受けている国だと思います。マクロン氏の
 世界に対する思いは非常に強く、日本でも同じように感じている
 優秀な若い政治家が多く存在していると信じています。

 
                           文責  野呂洋子
 



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