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メールマガジン 2018年12月29日発行
柳画廊
『12月大歌舞伎』

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        今の美術業界を考える(その747)

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12月大歌舞伎          2018年12月29日 
          壇ノ浦兜軍記 ( 阿古屋 ) 玉三郎
         
久しぶりに娘と歌舞伎座に伺い、夜の部で玉三郎さんの阿古屋
を拝見して感動しましたので皆さまへのご報告です。

歌舞伎は好きで、時々伺うのですが、今回は年末ということも
あり、娘と伺いました。今年から三味線を始めたことで、歌
舞伎の楽しみ方も、幅が広がりました。特に今回の、壇ノ浦
兜軍記の阿古屋という演目は、京都の遊君阿古屋を玉三郎が演
じるわけですが、見どころは女方芸の「琴」「三味線」「胡弓」
です。

自分が三味線を始めたからではありませんが、三味線は奥が深く
音の出し方一つをとっても、ギターのようにフレットがあったり
ピアノのように、指定の鍵盤をならせば、指定の音がでるわけ
ではなく、バイオリンのように勘所といって自分の耳を頼りに
正しい音を出さなければならず、演奏しているうちに、弦の
調子が狂えば、演奏中に調弦を自分でしなければならないという
正しい音をだすだけでも難しい楽器なのです。

だからこそ、子どもからの鍛錬が必要なのであって、もちろん
玉三郎さんは素晴らしい三味線の演奏を調弦もしつつされており
ました。習っているからこそ理解できる、邦楽の奥深さですが、
イヤホンガイドによると、琴、三味線よりも胡弓という楽器が
非常に難しく、その演奏を良く聞いてほしいとのことでした。

イヤホンガイドの解説のお蔭で、日本人の私たちも日本の文化
を歌舞伎を通してより深く学べるようになりました。何事も
理解が深まることで、楽しさは倍増します。それは絵画であって
も、歌舞伎であっても同じことだと思っています。

玉三郎さんの邦楽のたしなみは、舞妓さんや芸者さんの一流をいく
ものであって、踊りも、演技も、日本文化への造詣の深さも
何をとっても一流だからこそ、歌舞伎という日本を誇る伝統芸能の
世界で、トップを走り続けていらっしゃるのだと思います。

玉三郎さんの演じる阿古屋は、日本の歌舞伎界の伝説になっていると
私は確信しています。
                        文責  野呂洋子
 



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