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メールマガジン 2019年01月12日発行
柳画廊
『ムンク展』

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        今の美術業界を考える(その749)

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ムンク展              2019年1月12日 
          〜 共鳴する魂の叫び 1月20日まで
                      東京都美術館 

お正月休みを利用してムンク展を拝見してまいりました。朝一番
でみようと思い、9時15分に並びましたが長蛇の列で入館する
のに20分程度かかりました。それでも見るべき内容の展覧会で
した。

ムンクといえば、‘叫び’の作品で有名ですが、多くの自画像も
残しており、「マドンナ」もとても有名です。ノルウエーの生んだ
世界の画家ですが、逆に言うと1人の世界的な画家を産むことが、
祖国の繁栄に死後にわたって、これほどまでに貢献することが出来
るのは、画家冥利に尽きるのではないかと思います。

この日は一緒に国立西洋美術館でルーベンス展も拝見してまいりま
したが、明らかにムンク展の方が人も多く、作品としての親近感も
ムンクの方が親しみを感じました。私なりに、その理由を考えると
日本人が好きな時代なのではないかと思いました。

ムンクは1863年に生まれパリで勉強しています。それは、藤田
嗣治が1886年生まれでパリで勉強している時代的な空気が近い
事もあるのではないかと思っています。エコール・ド・パリと言わ
れるほど、この時代のパリは絵描きを育てています。その時代に
パリにいた作家は世界的に活躍している人が多いです。

その前の時代では圧倒的にイタリア、そして第二次世界大戦後では
ニューヨークでしょう。いつの時代に画家がどこに集まるかという
のは、とても重要なことなのだと思います。

ムンクはパリでの薫陶を受け、ヨーロッパを中心に世界的に活躍を
されて、多くのパトロンを得ています。それは、彼の生き方にも
通じていて、幼少期に母親をなくし、父親も兄弟も若くして亡くし、
自分は80歳まで画家として生きることで、多くの作品を残していま
す。ムンクにとって、生きることは描くことで結婚することは芸術の
神様に対する冒とくだと語っています。

ムンクの作品は、ムンクの人生そのものが作品であることを、この
展覧会を通じて感じることが出来、彼の人生そのものが多くの人の
心を捉え、共感を得ているのだと思います。


                         
                              文責  野呂洋子
 



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