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メールマガジン 2019年01月26日発行
柳画廊
『バブルの後遺症』

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        今の美術業界を考える(その751)

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バブルの後遺症           2019年1月26日 

 ロータリークラブの先輩から、‘銀座の画廊はね〜’ と言わ
 れることが今でも時々あります。私自身は1994年から、この
 業界に入り、しかも丁稚も何も経験もなく、絵も購入したことも
 ないままにバブルが崩壊してから美術業界に入りました。

 確かに、1980年代後半から1990年代の前半までのアート
 バブルは凄まじいものだったようですが、私としては全く実感
 のないままに、創業してからどんどんと景気が悪くなっている
 状況でした。

 1987年に社会人になった私は日本社会全体を覆うバブルは
 体験しており、わけのわからないお金が飛び交っていて、新入
 社員にも大判振る舞いをしていた時代で、当然そのお金は美術品
 にも流れていたわけです。バブルのお金は消えてなくなるわけで
 すが、美術品は残ります。ですからあの時のお金があればという
 ことで、美術品を見るとその事を思いだすようです。

 株券や、ゴルフ場会員権、ワンルームマンションへの投資なども
 盛んで、それらが泡と消えたわけですが、アートを投資と思って
 投資されていて、二束三文になってしまった方が今でも美術に対
 して禍根を残されているわけです。

 気持ちはわからないでもないですが、時代が大きくかわっており
 その時代は、お金を使わなければ損という空気があったわけです
 から、その方も美術品を買わなければ、きっと別荘とかヨットと
 か他の物を購入していたと思うのです。それに美術品には罪はあ 
 りません。

 美術品を扱う私たちにとって、アートに使うお金は決してあぶく
 銭ではなく、生活するための必要なお金です。しかし、お客様に
 とって、美術品を購入するときの支出はその時の一時金として
 支出される方が多いと思います。これから、時代が変わっていくと
 思いますが、いつの時代にも新しいお金を持つ方がおり、そういう
 方々は必需品ではないものの消費をしたがるものです。

 その時に、現代は多くのオプションが存在しておりますが、美術品
 を購入するという事は、誰もが一度は経験してしかるべき体験だと
 私は思いますし、決して特別なことでもなく、その時のために普段
 から美術館などにいって目を肥やしておけば、その体験自体が一生の
 宝物になると信じています。
                         
                          文責  野呂洋子
 



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