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メールマガジン 2019年03月09日発行
柳画廊
『奇想の系譜展』

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        今の美術業界を考える(その757)

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奇想の系譜展               2019年3月9日 

 BBJの仲間たちと東京都美術館で開催されている奇想の系譜展を
 拝見してまいりました。偶然ですが、以前に辻惟雄さんの書かれた
 ‘奇想の系譜’という本を読んでいたので、より楽しむことが
 できました。

 江戸時代には、変り者として売れっ子とはいえない作家たちを別
 の角度から1970年に辻惟雄さんが書かれたこの著書は多くの
 人に読み継がれ、半世紀近くたった現代では、その革新性によって
 多くのファンを持つようになりました。

 今回の展覧会は、「奇想の系譜」に取り上げられた6人の画家、
 岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長澤芦雪、歌川
 国芳、に加えて白隠彗鶴、鈴木其一を加えた8名の展覧会とな
 っています。確かに、江戸時代のアヴァンギャルドといわれる
 ように、現代にも通じる革新性を感じる展覧会で、知識もあった
 ために楽しめる内容となっていました。

 以前に‘こわい絵展’でも大きな反響を得たように新しい展覧会
の在り方を、今回の展覧会から感じました。それは、今までの
 一般的な展覧会というと、ルノワール展とかムンク展など、一人
 の画家にフォーカスした展覧会かルーブル美術館展とかオルセー
 美術館展といったように、海外の美術館から作品をかりだして
 開催される展覧会がほとんどだったように感じています。

 今回の‘奇想の系譜展’のように、学者や専門家がテーマを持って
 書籍や論文をもとに展覧会を開催することは、新しい作家の堀
 おこしにもなり、多くの人の注目を集めることになるのだと思い
 ます。

 これからは多くの美術史の先生方が、さまざまな角度から作家
 の掘り起こしをして、その内容にそった展覧会を企画することで
 幅広い美術ファンができるのではないかと期待しています。
 美術の新しい楽しみ方や、美術の新しいビジネスも、こうしたとこ
ろから生まれてくるのではないかと思っています。

                         
                          文責  野呂洋子
 
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