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メールマガジン 2019年04月27日発行
柳画廊
『ノートルダム大聖堂の焼失』

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        今の美術業界を考える(その765)

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ノートルダム大聖堂の焼失      2019年4月27日 

4月15日にパリのノートルダム大聖堂が大規模な火災に見舞わ
れました。多くの人が心配してニュースを見守る中、消防隊ら
およそ500人が15時間にわたって消化活動にあたりました。

建物全体の崩壊を防ぐとともに、焼失の危機にあった多くの文化
財を保護したとされています。翌日には多くの関係者から1000
億以上もの金額の寄付のオファーがあったとされています。
文化財保護に対する意識の高さに驚くばかりです。実際にはパリ
より歴史の古い京都で、もし同じような火事があったとして、
日本でそのような寄付がすぐに集まるかどうか疑問です。

多くの人が気持ちを沈ませている火災ですが、ヨーロッパは石
で街づくりをしているから、火事による被害はないものだと
漠然と思っていた私には、古い建物には多くの木造構造物が
使用されていて、それらは焼失する可能性があることを学び
驚いています。

とかく、年配の日本人はフランスが大好きです。特にパリは日本人
にはなじみが深く、我々のようなエコールドパリの作家を扱っ
ている人間にとってパリは特別な町になっています。

日本人の性格からして、多くの日本人や日本企業は多額の寄付を
ノートルダム大聖堂の修復のために支出すると思います。しかし、
それらは匿名であったり、目立たない形で多額の寄付をするのでは
ないかと思います。それが日本人の美学だからです。自分が日本人
だから感じるのですが、日本国内の感覚として、良いことをする時
は隠れてするのがよしとされています。自慢するように、多くの人
に知らせることは野暮として、逆に良いことをしているにもかかわ
らず、避難されることすらあります。

欧米の常識は違います。こういう時をとらえて、寄付することをPR
していきます。私達日本人はもっと、こういう場面において、私達
日本人がとる行動を日本人がもっと知り、違いを自覚するべきだと
思っています。
               
                         
                       文責  野呂洋子
 



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